今回は、ゴルフドライバーの飛距離のお話です。「ドライバーの平均飛距離」気になります??。常々結構飛んでると思っているけど、実際のところどうなの?。
飛ばしたいと思って、日夜必死で練習していると、横からどこからともなく、「ゴルフは上がってナンボ、300ヤード飛んでも3パットやってるようじゃあ、どないもなれへんでぇ~」などど、どこかの先輩諸氏から聞こえてきそうです。
世間ではどうなのか、どれくらい飛べば、「ふつう」なのか、「ふつう」って何なのか。ヒトもいろいろ、ゴルフドライバーの飛距離、平均的飛距離ってどんなものなのか、調査してみました。
【PR】
この記事の内容です・・
■平均飛距離と最大飛距離の違い・・・
まあいつものことですが、ゴルフ場で「ドライバーどれくらい飛ぶノン?」と聞かれて、「200ヤード前後」と答えます。正直な答えです。
近頃のゴルフ場は、セルフプレーが増えたので、安全上の目印としてティーグランドから230ヤード付近に吹き流しが設置されていて、前の組がその吹き流しより前に行くまでは、カートが先に行くまでは、安全上ティーショットを打たないように表示されているところがあります。わかりやすいです。
(気持ち良く飛ばす、松山英樹)
その230ヤードの吹き流しにドライバーショットがいつもまったく届かないので、またフェアウェイをちゃんと捉えられた時は、大体吹き流しの手前20ヤード付近にボールがあるので、先ほどのような答えになっています。
当然打ち下ろしの時は、もう少し前に飛ぶこともあり、打ち上げではめちゃくちゃ情けない状況になることも多々あるわけです。
そんななか、200ヤード前後飛んでいるという距離は、当然キャリーとランも含めてのお話でホント実際どうなのと思うと、どうでしょう。
キャリーが200ヤードでランが10ヤード前後、いつも210ヤード前後が精一杯と言うところでしょうか。
それこそ300ヤード飛んでもOBでは後がないので、フェアウェイなり何なり、次が2打目で打てる位置にボールを運ばないと、どーにもなりません。
そんな平均的飛距離の考え方と、少しでも平均飛距離を底上げするために最大飛距離を、自分のベストを更新させなければいけません。
あくまでも、「ドライバーどれくらい飛ぶノン?」と聞かれて、「200ヤード前後」と答えたこの距離は平均飛距離で、諸条件がうまく自分の中でぴったし合えば最大飛距離は260ヤードは飛ぶのではと思っています。
そして最大飛距離の経験を積み重ねるように練習することで、徐々にスイングが洗練されて、平均飛距離が上がってくると思っています。いかがでしょうかぁ?
そんなわけで、ドライバーの飛距離には平均飛距離と最大飛距離があるということで、世間的には通常最大飛距離で語られることの方が多いのではないでしょうか。
【PR】
■一般的な、平均飛距離の基準とは?
❐平均飛距離?とは・・
(ハンディキャップ別のドライバーの平均飛距離)
いきなり表が出ていますが、アメリカの調査での数値ですPGAツアープレイヤーとはアメリカのプロゴルファーの事で、今や松山英樹もそうですが、そっちの話ではなくて、アメリカのプロ及びアマチュアのハンディ0~30迄の方を対象に調査した、ドライバーの平均飛距離とフェアウエイキープ率の一覧表です。
PGAツアーのアメリカのプロは289ヤードの平均飛距離に対して、わたしら素人、アマチュアのハンディ20前後の人で173ヤードです。あくまで平均飛距離ということです。
チョロもチーピンも、とにかくOBでなかったボールのどれくらいの数字を対象に平均化したものかわかりませんが、なおかつアメリカ人ということになると、日本人ではもっと平均飛距離は低いのではないでしょうか。
ハンディキャップ20、フェアウェイキープ率26%と、ありますから26%の部分で平均173ヤードということでしょうか。
❐平均飛距離で考えると実際そんなに飛んでいない?!
いかがでしょうか、いずれにせよ平均飛距離で考えると実際はそんなに飛んでいないという現実です。
いつも話に出てくるのは、最大飛距離に近い距離をさもいつも飛ばしているかのように言ってる感じがします。現実は見たくないですか?平均飛距離。いかがでしょうか?。
※左一番下のPWは、たぶんSW(サンドウェッジ)の間違い?だと、思います。m(_ _)m
以前にもアイアンのお話しのところで使った表です。1W・ドライバーの男性の飛距離を見ていただくと、
「平均的230ヤード」です。「飛ばないで200ヤード」、「飛ばす方で270ヤード」です。あくまで平均的なドライバー他、各クラブの飛距離ということで参考にして下さい。
ではこれが、日本人の平均ですよといわれて、ちょっと思ったのですが、「日本人の平均的な最大飛距離」の早見表。と読み替えた方がいいのではないでしょうか。
それでも、「やっぱりなぁ~」となるのか、「なんでやねん!!」となるのかですよね。
「やっぱりなぁ」と納得してしまうのか、
「なんでやねん!!」と奮起して頑張ろうと思うのか、チョットでも頑張りませんか?
頑張る方向、頑張る方法、がわかれば頑張れるもんです。少しでも今よりも平均的飛距離のレベルを向上させる方法。いろいろあります調査してみました。
【PR】
■平均飛距離を少しでも伸ばすためには!!
❒ドライバーの飛距離=ヘッドスピード(m/s) × ミート率 ×4(係数)
松山英樹を例にしてお話しすると、松山英樹のドライバー平均飛距離は ・・・
317.750ヤード =51.7(m/s) × ミート率 ×4(係数) となると、ミート率が1.53なんてことになります。
わたしら、素人を計算式に入れると
220ヤード =40.0(m/s) × ミート率 ×4(係数) となると、ミート率が1.37となって、一般的にやはりトッププロのミート率は1.45~1.5だそうなので、松山英樹はやはり、すごいです。
一般女子プロの、平均飛距離
230.600ヤード =43.4(m/s) × ミート率 ×4(係数) で、ミート率が1.33ということで、女子プロはちょっとわたしらに近いのかなぁ?これやとがんばろうという気持ちになりますよね!。
お時間のある方は、いろいろ数値を上の公式に当てはめて検証してみて下さい。
練習しましょう、ミート率を上げるトレーニング調べてみましょう!。いかがでしょうか?
■ミート率を上げる練習方法
1,片手素振り練習法
簡単にできる、そして効果が高い?トレーニング法いろいろ調べました。なかでもコレはどうでしょう?一言で言えば「素振り」の練習法です、以下をご確認下さい。
(1)まず、両足スタンスの真ん中にボールを置き、右手でアイアンを逆さに持つ。
(2)グリップエンドをボールの手前、自分側に1.5cm離してセットする。
(3)右手で、ボールに当てないように、手前1.5cmを気持ちよく「空振り」?の素振りをする。
(4)右足の前くらいで、びゅ~っと音がすれば、もう最高!。
(5)この、(4)ができたら、今度は同じ事を両手で気持ちよく「空振り」素振りを、やってみる。
(6)この、(5)ができたら、ふつうにクラブを持って、ボールの手前1.5cmをいままで通り意識してスイングする。
❒山本誠二のゴルフスイング3分クリニックVol.1 より・Youtube 動画
これは、簡単で、でも効果すごいと思います。人間の感覚では、手の延長線上にクラブヘッドがあるように思ってしまうので、実際のヘッドの位置とズレができる。
ボールに当てようとすれば、するほどズレが大きくなる。ボールを狙わずに空振りの感覚でボールの手前を思いっきり振る、当てようと思わない、思わないけど勝手に当たる。ミート率が上がる。
この勝手に当たる感覚をつかんだら、「ゴルフは真逆・・・」の言葉をおもいだして、ボールを打ち上げようと思わずに、前に、ターゲット方向に押し込む感じで振る。いかがでしょうか?。
2,こんな練習方法もあります!
上記2つの記事を参考にしていただければわかると思います。これで、ほぼドライバーについての知識はバッチリではないでしょうか!!。
世間には情報があふれていて、どれが自分に1番合うのかそれを探しているだけで、年をとるなんて事にならないように、エッセンスを吸収して速く上手くなりましょう。後は実践あるのみです。
3,スイングトレーナーを使ってみる(ミート率確認)
❒最新バージョンのスイングトレーナーです。練習場でスイングする飛球線後方に置くだけで、毎回のスイングのヘッドスピード・ボールスピード・飛距離・ミート率がスグわかります。
ヘッドスピードを上げる練習をするのか、ミート率を上げる練習をするのか、考えながらスイングできます。ただ単に飛ばす練習から、いろいろ試して考える練習に変えて行きましょう。
練習の効果絶大。ドライバーだけではなくて、各アイアン、ウェッジのデータもクラブの種類を切り替えるだけで測定できます。室内練習場など距離の短い練習場でもイメージがわかるので使いやすいです。
私も使ってます。ミート率がいいと下のように右下に「ナイスショット」の黒丸が出ます。いかがでしょうかぁ?
これを実際現場、ラウンドに持って行くという手もありますが、そして自分のボールで飛距離を測る。正確な距離を知る。納得するという方法。これとまた別に、ラウンド用、実戦用としてはこんなのもあります。
❒ショットナビ、1番シンプルで使いやすい。ティーグラウンドでショットしてから、ショットナビを距離測定をセットしてドライバーショットの着地点まで行ってからボタンを再度押すと、ティーグラウンドから打球のあるポイントまでの水平距離がわかります。
練習場と違って、自分のボールのナマの距離なので、納得しますが、飛ばそうと思ってガンバッテしまうと失敗します。ご注意を!私も使っています。
セルフプレーがほとんどなので、わかりやすくて重宝しています。あまりこれにこだわりすぎると、スロープレーになるので注意しましょう。
私の知ってる方で、わざわざボールのところまで行って距離を測ってから、カートにクラブを取りに戻る方がおられます。困ってます大先輩なのですが、ショットナビ持ったのがうれしいのか、真剣になりすぎて・・・皆さんはうまく使って下さい。
■近頃頑張ってる練習で、わかった事・・
❐あくまでもわたしらのスイングイメージです!!
❐近頃は(1)右尻を背中側に引くイメージでバックスイングを始めています。
(2)クラブヘッドを30cmくらい飛球線後方に押して行ったら、あとはクラブフェースがボールを見ているイメージでグリップを右肩辺りまで持って行きます。ココがトップです。
グリップは飛球線後方に、右尻は背中側に引く、体重は右足カカト、右股関節に乗ってる感じです。グリップのことは忘れます!!。
右尻を後ろ(背中側)に、右膝をもう少し曲げるともっとしっかり上体がねじれます。グリップは、両手の中指薬指で支えるくらいの極力ユルユルにしましょう。
今度は、(3)トップの位置にグリップを置いたまま、左尻を背中側に引く勢いでイッキにダウンスイングからフォロー、フィニッシュです。
左尻は背中側に引くのですが、上目遣いの目線と胸で、インパクト過ぎるまでボール付近を見続けているイメージです。上半身が左尻と一緒に動くと失敗します!!。
グリップの力が上手く抜けていると、イッキにスイングできます。
左尻を背中側に引く勢いにプラス左膝を伸ばすイメージです。あくまでも左尻が先です。うまく行くと、前傾も、右脇が折れてそのまま保てます。
絶対自分で両手に力を込めて、ボールを叩きに行かないように、左尻の勢いに任せましょう!!❐❐
❐もっと詳しいお話は、この記事をご確認ください。練習場のイメージそのままに、コースでラウンドできる秘密もわかります。意外な方法でできます。いかがでしょうかぁ??。
【PR】
■平均飛距離と最大飛距離を狙う、各クラブの特徴
一般的に飛ばせるクラブ、最大飛距離を狙えるクラブと平均的飛距離を常に狙うクラブとでは、やはりクラブの特徴がちがうらしい。両方を兼ね備えるクラブというのはなかなか作るのが難しいらしい。そこで取りあえずそれぞれのクラブの特徴を調査してみました。
1,最長飛距離を狙えるクラブの特徴
(1)クラブ自体が長い→ 46インチ以上のクラブがこの部類だそうです。スイングアークが大きくなって回転スピードがアップする。
(2)ヘッドが重い→ 200グラム以上がこのタイプに入るそうです。重いと衝突のインパクトエネルギーをボールに伝えやすい。
(3)重心距離が短い→ 37ミリ以下がこのタイプに入るそうです。
重心距離というのは、「シャフトの延長線上からフェース重心までの距離」と言うことだそうで、重心距離が短いとヘッドターンがやりやすくなるので、操作性が高いと言われるクラブに多いそうです。
シャフトを持って竹とんぼのようにヘッドをくるくる回すと抵抗が少ないと重心距離が短いと言うことだそうです。
どれだけ大きなエネルギーを一瞬で伝えるかと考えた場合こんな特徴が見えてきます。
2,平均飛距離を狙えるクラブの特徴
(1)クラブ自体が短い→ 45.25インチ以下のクラブがこれです。そうすると、46~45.25の間は両方兼ねているのか?短い方が振りやすく、ミート率が向上して安定したインパクトが可能になる。何回やっても失敗しない感じ。
(2)重心が深い→ 重心深度が深い。クラブフェースから遠いところ、深いところに重心があることで、クラブの芯を外したインパクトでも比較的エネルギーロスが少なく、曲がりの幅が抑えられてボールが飛びやすい。
しっかり芯に当たりやすく、そしてエネルギーロスが少なく、曲がりの幅が抑えられてボールが飛びやすい。なので平均飛距離が向上する。
一長一短、両方を兼ね備えたクラブを作るのはむつかしいそうです。
一度お時間があれば、インターネットなどで自分のクラブがどんなクラブなのか調べて見るのもいいかもしれませんね。
わかって使うのと、知らずに振り回すのでは、結果が自ずと変わってきます。いかがでしょうかぁ?
❒ちなみにわたしらのクラブは、シャフトの長さ45.5インチ、ヘッド重量191.0g、重心距離40.6ミリ、重心深度18.7ミリということです。
微妙な位置にある不思議な可能性を秘めた一本ということでしょうか?ここぞと当たったら飛ぶ、そうでなくてもそこそこ飛ぶ、そんな感じです。(キャロウェイマーベリック ドライバー)
【PR】
■まとめです・・
ゴルフ、ドライバーの平均飛距離がだいたいこんなものだとわかったところで、どうしますか?。より、せめて平均飛距離ぐらいは飛ばさなければと、また練習に励む。
一応目標ができたので、その目標に向かって、またいろいろ試行錯誤しながら練習に励む。練習自体が大好きな皆様には最高だと思います。
ゴルフクラブの上げ方、バックスイングの方向、両腕の使い方、ダウンスイングのタイミング、その方向と目標。カラダのチカラの入れ具合の変化など、一瞬のスイングの世界にいろいろ考えると奥の深いもんがあります。
ゴルフってドライバーのスイング一つとっても、まだまだ話はホントのところ尽きません。
練習の時はしっかり考えて、ラウンドの時はスイングのことはあえて考えず感覚に任せた方がよいのか、そんなことを考えながらもゴルフは楽しく、明るく、元気にやりましょう!!ね。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
さあ行くぞ松山英樹。そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。
【PR】