今回は、練習で使うクラブとか得意クラブの作り方のお話です。打ちっぱなし練習場でスイングレッスン、練習をする時ってどのクラブ使いますか?。ピッチングという方や、7番アイアン、6番アイアンでスイングのレッスン、練習をするというお話もよく聞きます。
私も含めて初心者の皆さんが、打ちっぱなし練習場でゴルフのレッスン、練習をするとき、最初はどんなクラブを使って始めると良いのか、なぜそうするのか、そんなお話を徹底調査して見ました。
ゴルフ練習をするためのそんなレッスンで使うクラブの知識や、本番で絶対困らない得意クラブの作り方などの徹底調査です。
【PR】
この記事の内容です・・
■得意クラブの作り方とそのメリットとは?
得意クラブの作り方?そんな事があるのかと思った皆様も多いかと思いますが、考え方はひとつです。
(1)ラウンド中にフェアウエイ以外の困った状況でも使える1本を作る
ラフの斜面からフェアウエイに戻すとき、フェアウエイバンカーからとにかく脱出するとき、夏の深いラフから脱出するときなど、いかなる状況でも緊急脱出できる、リセットできるフェアウエイに戻せる、そんなクラブを1本つくる事です。
オススメは先ほどもレッスン、練習するアイアンの1本に入っている、7番アイアンです。日頃から正しいスイングを覚えるためにも使いなれた7番です。
とにかくラウンド、コースではラフや林に行った場合は、無理をせずまずフェアウエイに戻す事が1番重要です。そのための7番アイアンです。
(7番アイアンでもいろんな厚みあります)
フルスイング、ハーフショット、アプローチショットなどいろいろな打ち方も試しながら練習する事で、ラウンドする中でのいろいろな場面で応用して使えるようになります。
スイングの大きさでボールの飛び方もいろいろ変化します、練習のなかで7番アイアンの打ち方を変えることによる打球の変化をまず覚えましょう。
7番アイアンでフルショットから100ヤードまで、10ヤード刻みで打ち分けられるようになれば、すばらしいです。いろんな場面で助かります。打球を高く打ち出したり、低く転ばしたりもやって見ましょう。
練習するうちに、ラウンドで必ずピンの前から、花道からピンを攻めることができる・・、そんなショット、スイングができるようになります。
コレさえあれば大丈夫!と思えるまで練習しましょう。
❐アイアンスイングの練習方法詳細です。
そんなレッスン、練習をすることでスイングを作りながら、7番アイアンを得意クラブの1本目にしましょう。
(2)グリーン周りで安心して使えるウェッジを1本作る
グリーン周りのアプローチではいろんな考え方があります。わたしらの別の記事では6番アイアン・8番アイアン・52°ウェッジの3本でアプローチを転がして、ピッチ&ランやりましょう!とオススメしています。
「ゴルフ!初心者さんの「できる簡単アプローチ」、練習方法」この記事です。
そんな考えもアリながら、サンドウェッジ58°1本でとかアプローチウェッジ52°1本ですべてこなすという考え方もあります。
(ウェッジ52°と58°です。カワイイ!!)
スイングを一定にしてクラブを変えて打球の距離感を変えるやり方と、クラブを1本にしてスイングの振り幅を変えて打球、ボールの距離感を変えるやり方のどっちを取るかです。
両方やり出すと確かにいろいろなパターンに対応できるスバラシイアプローチができるように思いますが実際は複雑で考える事が多くなって失敗します。
できるだけシンプルに単純に考えられるように準備した方が現場では上手く行きます。それほどその時どきの状況、環境というのは変化するものです。
52°でも58°でもどちらでもOKです。レッスン、練習でいろいろ振り幅を変えたりして、打球の高さと距離感を覚えましょう。
(若い学生・・松山英樹です)
■打ちっぱなし練習などゴルフレッスンで使うクラブは?
練習・レッスンで使うクラブとはどんなクラブでしょう??。
ボールの方向も飛距離もまだまだこれからという皆さんと、もう少しレベルが上がってアイアンでしっかり目標が狙える皆さんとではレッスン・練習イメージ、感覚が違ってきます。
(得意クラブでしっかりレッスン・・)
❐ボールの方向も飛距離もまだまだこれからという皆さんはもう一度コチラの記事をご覧下さい。スピード上達まちがい無しです。
「ゴルフ練習!打ちっぱなしの練習は、何番から?始めますか??。」こんな記事です。
ここでのレッスン目標は「気持ちよく、飛ばす」が目標です。ボールがクラブのロフトなりに高さが出て、前に飛ぶ、各クラブ10球続けて気持ちよくボールが飛べば目標達成です!。
❐7番アイアンで、ボールを押し込む練習です!?
●レッスン・練習のポイントは決してボールを上げようとして打たないことです。
(1)後ろからボールを押し込むイメージでスイングする。(アイアンスイングのイメージ)
ダウンスイングでボールを打ちに行くわけですが、ただ打つイメージよりもボールの先、飛球線方向に小さいの直径20cmくらいの穴がボールの方向を向いて口を開けていて、その穴にボールを打ち込むイメージでスイングをする感じ。コツです。
(2)ボール一個分先に仮想のボールをイメージして打つ。(ダウンブローのイメージ)
今あるボールの一個分先にボールをイメージして打ちに行くと、ちょうど今あるボールの赤道あたりチョット下をヒットする事になる。コレがコツです。
ただ、一個分の先のボールを打とうと思うあまり、目線と一緒に頭も前に、飛球線前方に動くと、カラダが突っ込む感じになるので、ハンドファーストの形が崩れて、ダウンブローでは無くなります。要注意です。
(3)ボールの下を後ろから、のぞき込む。(ビハインド・ザ・ボールのイメージ)
スイングの最初はボールを上から見ているが、バックスイングのトップ、切り返しあたりからボールの下を後ろからのぞき込むイメージでボールを打ちに行く。コレもコツです。
❐こんな記事もあります!!
❒長岡プロのゴルフレッスン「わかりやすいアイアンの打ち方」(YouTube動画)
本当の力を出そうとするときは、足を踏ん張って押し込む動作の時がいちばんパワーが出ます。そしてそのタイミングで、ビハインド・ザ・ボールを意識して頭を残してスイングすると、最高のパワーが出ます。コレもコツです。
(今からドライバーショットです)
❐ドライバーで、ボールを上げないように打つ練習です!?
●レッスン・練習のポイントは決してボールを上げようとして打たないことです。
(1)スイングしたら、勝手にボールに当たる感覚の確認。
ボールを打とうとか、飛ばそうとか思わなくてスイングする方法として、ボールをティーアップしてセットアップが完了した時点で、自分の目線をボールでは無くクラブヘッドとシャフトのつなぎ目あたりの方向に向けたままスイングする事です。
直接ボールは見ないので当てに行く感覚は無くなります。スイングに集中できます。
また、ボールの1.5cm手前、自分側を見てスイングする、というのもありました。同じような感覚です。ボールの飛んでいく方向は気にしない、当たる感覚、感触を楽しみましょう。
右足の太腿は動かさないとか、両ヒザの曲げ具合は保つとか、体幹を意識してスイングするとか、いろいろありますがここではボールがどこへ行こうとも、カラダを体幹を使ってボールを打つ感覚に意識を集中しましょう。
(2)フィニッシュを決めて、ボールの方向性の精度を上げる。
右太腿を左太腿に寄せるように動かして、フィニッシュは左足で立てるように、フォローでは上半身だけでは無く、下半身右太腿を動かして、右膝を左膝に引き寄せるように下半身も使いましょう。
下半身を積極的に使うことによって、おへそがフィニッシュで飛球線方向を向き、ボールの方向性が一段と良くなります。スイングの最終点、フィニッシュを決めるようにスイングする事です。
フィニッシュがちゃんと取れない時は、チカラの入れすぎ、振りすぎということです。足を、下半身を使えるようになるとヘッドスピードも上がります。
❒初心者編#6 安楽拓也プロの飛距離アップレッスン(Youtube 動画)
「動けば当たる感覚を身につける」
(3)ヘッドスピードを上げて、飛距離を1ランクアップする。
ヘッドスピードを上げるためには、テイクバックのスピードから上げていくという方法です。アドレスからフィニッシュまで、1拍子で「いーい~ち」でイッキにスイングします。
スイングの流れを一つのものとして考えてスイングするという方法です。
テイクバックを速く上げる・・というイメージでは無くて、スイング全体が1つの流れでできている・・というイメージです。
トップ、切り返しで止まるイメージのある感じがありますが、グリップは止まるイメージですが、そのままその時に左足が踏み込む感じがあれば、グリップは止まるイメージでもOKです。
上半身下半身と別々に考えると全体がバラバラになる危険性があるので、流れを一つと考えて行いましょう。
❒初心者編#9 安楽拓也プロの飛距離アップレッスン(Youtube 動画)
「ボールを捕まえて飛ばす方法」
(4)最下点の仮想のボールを押し込むイメージでスイングする。
スイング全体のなかで、ボールを打ちに行くわけですが、ただ打つイメージよりもボールの先、飛球線方向に小さいの直径20cmくらいの穴がボールの方向を向いて口を開けていて、その穴に最下点にあるボールを打ち込むイメージでスイングをする感じ。インパクトゾーンが長くなります。
頭はボールに対してビハインド・ザ・ボール、グリップはボールに対してハンドファーストですね!!バックスイングに合わせて少し後方に動いた頭の位置そのままでダウンスイングに行く感じです。
アイアンもドライバーも感覚的には同じイメージになっています。勝手に当たる、押し込む感覚、この2つをイメージして気持ちよく飛ばしましょう。
何度も言いますがいくら飛ばすといっても、「グリップの位置で右肩の高さから左肩の高さまで、2時~10時の高さを意識してスイング」する感じです。
クラブの重さ、腕の重さを利用しながら、体幹を意識して回転するイメージです。決して思いっきり力んで、力一杯スイングすることではありません。
クラブシャフトをまっすぐ立てたときと中途半端に倒したときと手に感じる重さが違うと思いませんか、その一番軽く感じるルートを意識しながら体幹を意識して回転するイメージです。
(松山英樹のアプローチショット)
❐52度、56度、58度などのウェッジで、距離感を覚える練習です!!
●レッスン・練習のポイントは、ボールの落とし場所を見て感じる距離感で振り幅を決めることです。
グリーン周りのアプローチショットで使うウェッジショットの練習では、それぞれの自分の距離を理解する事が大事です。その前に簡単なウェッジショットの復習です。
(1)構えたままのハンドファーストでスイング、体重は左足キープ、両足幅は基本握りこぶし1個の幅で構えましょう。
(2)バックスイング上げるスピードと下ろすスピードを一緒にする。(動きの速さ)
(3)バックスイングの最初30cmくらいは、飛球線後方にまっすぐクラブヘッドを引く。(結構忘れますよ!)
(4)バックスイングとフォローの振り幅を一緒にする。(振り幅)
(5)バンスを使ってボールの手前から滑らせる、ダフる。(バンスを意識する)
(6)グリップは優しく、脇を締めて体幹で振り回すイメージです。(おなかで振り回す)
【PR】
■各クラブの働き・用途・特徴など・・(付録)
ちょっと寄り道、ごくごくカンタンに各クラブの働き・用途・特徴などをまとめました。
(左端、一番下のPWはたぶんSWだと思いますm(_ _)m)
実際ラウンドで使えるクラブはルールでパターも含む14本と決められています。残る13本をどう組み合わせるか?と上手くなってくると状況に合わせて考えるようです。
ドライバーが230ヤード飛ぶとすると上の表のように、一般男性の平均に見るように3番ウッドで215ヤード、5番ウッドで195ヤードというように各クラブの飛距離の階段を考えてセッティングしていきます。
特にピンを狙うアイアンの範囲では10ヤード刻みの階段を作るか、15ヤード刻みの設定にするか上手くなればなるほどいろいろ考えるようです。
そして初心者のウチは、それぞれのウッド、アイアンの距離を正確に打てるように!・・が、レッスン目標になります。
1番ドライバーと7番アイアンとP(ピッチングウェッジ)
(1)各クラブには番号がついています。
1番ウッド(ドライバー)と呼ばれるクラブから、番号が大きくなるほどボールが上がりやすく、距離が出ない(ボールが飛ばない)特徴があります。
(2)ウッド系クラブ
ウッド系クラブの代表といえば、1番ウッド(ドライバー)です。実際には1番から13番までウッドもそれなりにそろっているようです。
どちらかと言えば飛距離を稼ぐクラブです。狙ったところに打てればなおスバラシイと思います。
(ウッド系の番手と飛距離目安)
一般的に販売されているのは、1番~11番は実際ゴルフショップで確認できました。1番がドライバーという別名があるように、それ以外をフェアウェイウッドとひとくくりに言う場合と、別に個々名称があります。
・1番(ドライバー)
・2番(ブラッシー)
・3番(スプーン)
・4番(バフィー)
・5番(クリーク)
・7番(ヘブン)と言うそうです。
9番11番はさすがに名前がありません、7番から11番をまとめてショートウッドと言う場合もあります。
男性よりは比較的チカラの無い女性がしっかり飛ばすために、7番・9番・11番ウッドをよくセットされています。名前はウッドといいますが、いまはの材質は金属でできています。
では、なぜ1番ウッドを(ドライバー)というのか?というこの疑問についてのお話は、またの機会ということにしましょう。
(アイアン系クラブいろいろ)
(3)アイアン系クラブ
アイアン系クラブも大きく分ければ、ロングアイアン・ミドルアイアン・ショートアイアンの3種類に分けることができます。
番手で区分すると、1番から9番までに分かれます。そんなアイアンにもウッド系のような各名称があるのですが、これもまたの機会ということにしましょう。
(アイアン系の番手と飛距離の目安)
アイアンというくらいなので、もちろん金属製です。ウッド系のクラブと比較してピンを狙うクラブとして考えられています。
飛ばすというよりは狙うイメージですが、近頃はアイアンのロフト(フェイスの傾き)が一般的な番手よりも垂直に近く立ったイメージでより飛距離も狙える傾向になってきています。
上記の表にある飛距離もあくまで目安です。アイアンは飛ばす事よりも狙ったところにピッタシ打球を運んでナンボのものと考えましょう。
一般的には左右のブレの許容範囲は20ヤードを目標に練習しましょう!!と言われています。グリーンを狙うアイアンとしては、一般的なグリーンの大きさを考えるとそんな答えになるのでしょうか。
(クラブのそれぞれの部分名称です)
(4)ウェッジ系クラブ
ウェッジというのはアイアンの一種で、9番アイアンよりもロフト(フェイスの傾斜)が大きなクラブです。
短い距離を高い打球でピッタリピンのそばに止める事を目的にしています。
(ウェッジ系の番手と飛距離の目安)
フルショットのスイングよりもハーフショットやクオーターショットで短い距離でボールを上げたり転がしたり、グリーン周りのアプローチショットや打球がバンカーに入った時のバンカーショットに使います。
むしろハーフショット、クウォーターショットなどフルショットする事が少ないクラブです。
一般的にサンドウェッジ(58°~60°)は特にバンカーからボールを出すために使う事から、サンド(砂)ウェッジの名前がつけられています。
(右端の58の数字があるのがサンドウェッジです)
アプローチウェッジ(56°~50°)はグリーン周りでボールを上げたり転がしたりアプローチに使う目的で作られています。
ちなみにピッチングウェッジは45°くらいのロフト(フェース面の角度)があります。
いろいろクラブの使い方に慣れてくれば、それぞれのクラブの特性にこだわらずスイングの振り幅を変えたり、スタンスを変化させてそれぞれのウェッジを上手く使えるように練習しましょう。
(ユティリティーとフェアウエイウッドの違い)
(5)ユーティリティー系クラブ
ウッド系クラブとアイアン系クラブの中間といったような感じのクラブです。
フェアウエイウッド(2番~5番)などウッド系のクラブが苦手な皆さんや、アイアン系でもロングアイアン(1番~3番)とミドルアイアン(4番・5番)が苦手な皆さんのために近頃いろいろなタイプが増えてきたクラブです。
アイアンの延長イメージで打てるクラブとウッド系のイメージで打てるクラブがあります。
(ウッド系ティリティーのお話です)
フェアウエイウッドの苦手な各番手よりは、短いシャフトで同じ効果を狙うイメージです。シャフトが短いのでスイングしやすいメリットがあります。
アイアンの苦手な各番手よりも、短いシャフトで同じ効果を狙うイメージです。シャフトが短いのでスイングしやすいメリットがあります。
【PR】
■まとめです・・
わたしらも含めて、日頃の打ちっぱなし練習場での成果がなかなか、実際のラウンドに活かせない、反映しないそんな皆様とわたしらのために、徹底調査して見ました。
打ちっぱなし練習場でスイングのレッスン・練習をするときはどんなクラブでレッスン、練習すれば上達が早いのか、そしてその練習成果を実際のラウンドで活かすためにはどうすれば良いのか。
得意クラブが1本あると実際ラウンドで困った時なんとか立て直せる、そんな得意クラブの作り方とか、ちょっと知っていると知らないでは実際のラウンドで少しづつですが大きな差が生まれます。
明るく楽しく元気よく、思い通りのラウンドをするために、打ちっぱなし練習場で練習するときからちょっと考えましょう。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。
【PR】