今回は、稲見萌寧プロの最新クラブセッティングとそのポイントについて徹底調査してみました。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの稲見萌寧プロ。そんな稲見萌寧プロの最新クラブセッティングのお話です。
稲見萌寧プロは、2015年「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で10位に入ってベストアマチュア賞。2018年のプロテストを合格ラインギリギリの20位で突破。
2021年東京オリンピックではリディア・コーとのプレーオフを1ホール目で制し、銀メダルを獲得しました。そして、9月「日本女子プロ選手権大会」でメジャー初優勝と2021年はメジャーも含めて8勝しています。そのクラブセッティングの特徴は何なのか徹底調査しました。
【PR】
この記事の内容です・・
■稲見萌寧プロの最新クラブセッティング2023
❐2023.11.06 TOTOジャパンクラシック 最終日(太平洋クラブ美野里コース・茨城県)◇6598yd(パー72)◇晴れ(観衆3528人)
稲見萌寧プロが1打差3位からのスタートで、逆転の米女子ツアー初優勝を飾っています。4バーディ・1ボギーの「69」で回り、通算22アンダーと言うところです。
2020-21年シーズンに9勝を挙げた年間女王も22年8月「ニトリレディス」以来となる勝利に涙がこぼれました。
(1)ドライバー テーラーメイド ステルス2プラス(10.5度)
(テーラーメイド ステルス2プラス)
「テーラーメイド ステルス2 PLUS」最大の特長は、ソールに配置された15gのスライドウェイトで、スイングスタイルや打ちたいショットに応じて性能をカスタマイズすることが可能だそうです。
シリーズ中で最も低スピンを意識した設計ながら、新しい特殊強化カーボンコンポジットリングやカーボン使用量の増加、および15gの後部ウェイトが卓越した寛容性の高さを作っています。
❐シャフトもまたまた変化しています!!。「USTマミヤ The ATTAS V2」です。(長さ45インチ・重さ50g台・硬さS)
The ATTAS最大の特徴である「クセのないしなり感」を今回も継承しつつ、よりニュートラルな剛性分布に再設計されています。プロ・アマ問わずクセがなくタイミングが取りやすい、進化した究極の中調子タイプです。
特に先端部に、4軸カーボンシートと、高弾性・高強度の「トレカ®M40X」をダブルで採用することで、先端部の挙動を抑えつつ心地よい打感を実現しています。
高めの先端剛性により、慣性モーメントの大きいヘッドでは当たり負けを防ぎ、操作性の高いヘッドでは操作性を損なわず、結果プレイヤーの意思をダイレクトにボールに伝えます。
とりあえずドライバーのお話です。このあとフェアウエイウッド・ユーティリティー・アイアンも今回新しく変わっています。
と言う事でここまでお話したのですが、いろいろ今回変更点が多いので、新しく記事を書き直しました。
「稲見萌寧プロの最新クラブセッティング2023!その違いとは??【2023/11/14更新】」ですよろしくお願い致します。
【PR】
❐2023.3.17 Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント(17日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6419yd(パー72)最新情報です!!。
稲見萌寧プロが初日、7バーディ「65」でプレー。2020-21年シーズン賞金女王が、昨年7月「楽天スーパーレディース」以来、20試合ぶりの首位発進を決めています!!。
その20試合ぶりの首位発進の原動力は??、今回から投入している新しいドライバーです。
キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバーです。
(キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー)
今週から2月発売のキャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド ドライバー(9度)を投入し「安定しているし、ちょっとやさしくなった感じがする」。なんと!!フェアウェイキープ率は71%(11/14)を記録しています。
❐シャフトもちょっと進化?しています。「NSプロ レジオ フォーミュラ M+」(重さ50g台、硬さS)です。
全体的にしなりが少なく、特に手元側に硬さがあるとのこと。
手元と先のズレが少なく、粘り系でもないし走り系とも違う、全てを集約し大きな特徴はなく、タイプを選ばないモデルだそうです。
グリップ下の手元部分のハリというか、剛性感はややあるものの、しっかりシャフトに負荷をかけられる人には、その後のしなり戻りが非常に扱いやすいモデルになっています。
先端がすごくねじれたり、剛性さがありすぎるわけではなく、すごく手元と先端のズレというか、タイムラグを感じにくいシャフト・・と言う事は、ハッキリ言ってクセが無いシャフトですね。
【PR】
■稲見萌寧プロの最新クラブセッティング2022
❐❐2022.8.28 ニトリレディスゴルフトーナメント 取材結果です。
ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(28日)◇小樽CC (北海道)◇6655yd(パー72)
首位に2打差の2位で出た稲見萌寧プロが3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算9アンダーとして逆転で混戦を制し、優勝しています。
6月「リシャール・ミル ヨネックスレディス」に続く今季2勝目で、ツアー通算12勝目です。
今回ちょこっとチェックすると、6月「リシャール・ミル ヨネックスレディス」と比較して、特に変わったところは有りませんでした。
(1)ドライバー(Dr) 1番
❐キャロウェイ「マーベリック サブゼロ ドライバー(ロフト角:10.5度)」
(シャフト: NSプロ レジオ フォーミュラ M+TYPE55 【重さ50g台、硬さS、45.25インチ】)
シャフトが変わってました。「■N.S.PRO Regio Formula M +TYPE55」 です。
どんなシャフトなのか??・・シャフトの強烈な弾きでスピンを抑え、より高く強い弾道で飛距離を伸ばす傾向のシャフトです。新材料・新設計思想を注入して加速の効いた飛びを実現しています。
先端は打感を良くするためのCSR(コアシェルラバー)とゴム系素材のCNT(カーボンナノチューブ)の組み合わせで暴れを防いでソリッドなインパクト感に仕上げています。
シャフト全長に超高弾性80tシート(外力に対する物質の変形し難さを表し数字が大きいほど変形しづらい)、更に中間部にはもう一層を設けることで、強い弾き感を確保しています。
高初速・強弾道が出せるよう、また手元は7軸プリプレグ(7方向にカーボンシート繊維を配備して、均一性と軽量化を実現)を搭載し、手元のつぶれを抑えて、しっかりと、タイミングのずれを抑制し、より一体感の増したシャフトの強烈な弾きが異次元の飛びを可能にします。
とにかく、なんか凄いらしいですが・・いかがでしょうかぁ??。
(2)スプーン(3W) 3番
❐テーラーメイド「ステルス フェアウェイウッド(3番16.5度)」
(シャフト:フジクラ SPEEDER NX(スピーダーNX)(S))
2022年3月6日「ダイキンオーキッド・レディス」で2022年シーズンが開幕。西郷真央プロがうれしい初優勝を挙げています。
その大会では、昨シーズンの賞金女王で東京五輪の銀メダリストでもある稲見萌寧プロがウッド系のシャフトを変更していました。
コロナ禍で2020年と21年が統合された昨シーズンに9勝を挙げた稲見萌寧プロが使っていたのはUSTマミヤの「the ATTAS」(ジ・アッタス)でした。
それが「ダイキンオーキッド」からはフジクラの最新作「SPEEDER NX」に替わっています。ちなみに「the ATTAS」は最新作からみると3代前の製品。それを使い続けていたことは、いかに信頼を寄せていたのか理解できます。
ですが今回、なぜ替えるという選択をしたのか。ちなみにフジクラは、2020〜21年シーズンの全てのトーナメントでドライバーに挿しているシャフトの使用率が1位となっています。
平均では45.6%で、7大会では50%を超えるなど、ツアーに出場している選手の約半分が使用していたことになります。そして勝利数は開催された52大会の、こちらも半分に迫る「23」。
「SPEEDER NX」に発売開始された2021年昨秋以降の時期で見ると、11大会で8勝と驚異的な勝率となっています。
今年になっても「ダイキンオーキッド」で優勝した西郷真央プロをはじめ、2位の黄アルムプロ。3位の西村優菜プロまでがフジクラのシャフトを使っていたそうです。(モデルは西郷が「VENTUS BLUE」。黄と西村がSPEEDER NX」)だそうです。
稲見萌寧プロもそれに追従したのかも知れません。これからの結果、活躍が楽しみになります。
(5)ウェッジ (Wedge) 52度
❐タイトリスト「ボーケイ・デザイン SM9(52度ー08F)」
(シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH(R))
以上ドライバーのシャフト、スプーン3番ウッド、ウェッジの52度が今回変更されています。
❐❐2021.8.29 ニトリレディス 取材結果です。
ニトリレディス・ゴルフトーナメント 最終日(29日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd(パー72)
最終日に、3打差4位から出た東京五輪銀メダリストの稲見萌寧プロが、5バーディ「67」で回り、通算16アンダーで3打差逆転しました。
2021年5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」に続くツアー8勝目を挙げています。2020年-21年シーズンなんと7勝目です。
結果この年、コロナ禍で52試合に及ぶ長期シーズンとなった2020-21年の女子プロゴルフツアー。シーズン9勝を挙げた稲見萌寧(いなみ もね)プロが初の賞金女王に輝いています。
ツアー最終戦となったJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎県)を賞金ランキング1位で迎えた稲見萌寧プロ。
スコア的には、最終日9位タイに終わりました。獲得賞金は2億5519万2049円。大会3位タイだった古江彩佳プロは1020万円を加算したが、計2億4674万3575円で約844万円及ばなかった。
そんな稲見萌寧プロの7勝目、最新クラブセッティングです。
(1)ドライバー(Dr) 1番
❐キャロウェイ「マーベリック サブゼロ ドライバー(ロフト角:10.5度)」
(シャフト: USTマミヤ ジ・アッタス 5 【重さ50g台、硬さS、45.25インチ】)
稲見萌寧プロは、ヘッドの構えやすさにこだわりを持っているプロだそうです。ドライバーに関しては、ソールの据わりがよくて、フェースがストレートに見えるモデルでないと使わないそうです。
今回のキャロウエイも、前回2020年5月頃の「ブリジストン・TOURーB」も、実際にそういうクラブでないと、まっすぐに飛ばせないそうです。
稲見萌寧プロが今もっともしっくりきているのが「マーベリック サブゼロドライバー」です。低スピンの性能なので、持ち球のフェードで飛ばせるところが一番のお気に入りだそうです。
2020年10月のスタンレーレディースくらいからこのドライバーです。
実際は2月発売ですから、もっと前からテストしてたと思いますが・・、「初速が速く、変な話何処に当たっても、飛距離がそんなに変わらない」とは、稲見萌寧プロの生コメントです。
そして、「USTマミヤ ジ・アッタス 5(S)」このシャフトについても、余計な事をしないシャフトと言うことで稲見萌寧プロ絶賛です。
そしてそのほか最新モデルも試していますが、このモデルの満足度が高すぎて、今のところ替えられない?そんなお話です。
(2)スプーン(3W) 3番
❐ダンロップ「スリクソン ZX フェアウェイウッド(3番16.5度)」
(シャフト: USTマミヤ アッタス 11 5(S))
この「スリクソンZX フェアウェイウッド」は、2020年終盤から使い始めています。
稲見萌寧プロのスイングが少し変わった事もあって、以前から使っていたモデル(ツアーB JGR フェアウェイウッド・3番15度・5番18度)だと、スピン量が多くて打球が前に飛ばなく、引っ掛けのミスも出るようになってしまったようです。
そこで、奥嶋 誠昭(おくしま・ともあき)コーチが以前試打して好感触だった「スリクソン ZX フェアウェイウッド」を薦めたところ、バッチリだったそうです。
そして3番ウッドだけは、とにかく強い球で飛距離を稼ぎたいので、シャフトのチップ側を0.5インチ(1.27cm)カットして装着してあるそうです。
しっかり打ち抜き安くなる??のでしょうかぁ??(しらんけど・・)。いかがでしょうかぁ??。
奥嶋誠昭コーチのお話はコチラです・・
(3)ユーティリティー (UT)3番・4番・5番
❐ダンロップ「スリクソン ZX ハイブリッド(3番19度、4番22度、5番25度)」
(シャフト: USTマミヤ アッタス MB-HY65(S))
オリンピックの開幕直前、7月頃?から使い始めたのが、「スリクソン ZX ハイブリッド」です。稲見プロのクラブセッティングのなかでは、いちばん新しいクラブだそうです。
これまで使っていたモデル(ツアーB JGR HY・4番22度・5番26度)だと、打球がフケるようになり、5番アイアンとの飛距離差が出づらくなっていたので変えたようです。
❐ちなみに「打球がフケる」とは、スイングしたときに芯を外してボールを打ってしまい、右利きならば右方向にフラフラっと吹き上がった、力の無い球筋の事だそうです。
勢い良く飛びだすプッシュアウトとは違う弾道で、「ふける」という言葉に、逃げる 逸脱するという意味があり、通常の弾道からそれているので、そんな使い方をするそうです。ゴルフあるあるです。いかがでしょうかぁ??。❐
結果フェアウェイウッドと同様に、狙った距離を飛ばせるようになり、引っ掛けのミスが出なくなったそうです。日々のコンディションに合わせて、いろいろと、やっぱりテストやってるんですね。
(4)アイアン (Iron) 5番~PW
❐テーラーメイド「P770 アイアン(5番〜PW)」
(シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(R))
アイアンショットは稲見萌寧プロの生命線なので、アイアンのモデル選びには特に強いこだわりが満載だそうです。稲見萌寧プロのクラブセッティングの核です。
一時期は異なるメーカー(ツアーB X-CB アイアン・6番―PW)のアイアンを使っていましたが、2020年4月頃からは以前に使っていた「テーラーメイド・P770 アイアン」に戻っています。
性能的には、適度な寛容性を備えながらも操作しやすいモデル。稲見萌寧プロは、このアイアンのコントロールのしやすさが気に入っているそうです。
スチールシャフトは、打球が拾いやすくて弾道の高さを出しやすい「NSプロ 950GH neo・レギュラーシャフト」が装着されています。
稲見萌寧プロ曰く・・「アイアンは私のクラブの核です。昨年使っていたのも悪くなかったんですが、少し顔が大きかったのと、つかまりが少し良すぎた感じで。それでその前に4年間使っていたテーラーメイドに戻しました。
クラブセッティングの核とまで言わせる稲見萌寧プロのアイアンです。
2021年10月4日現在の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の記録を確認すると、メルセデスランキング・年間獲得賞金・平均ストローク・年間トップ10回数・パーオン率・平均ストローク・平均バーディー数・パーセーブ率など全部1位です。ショットメーカーと言われる実績です。
思いどおりの球が打てない理由は、もちろん自分のスウィングが原因だったりするんですが、やっぱり安心感や感覚なんかも大事なんだと今回は改めて感じました」・・と言うことだそうです。
特に、とにかく、アイアンは顔、打感、スピン量などすべての要素が揃うことがクラブを新調する第一歩だという稲見萌寧プロ。
アイアンの顔に関しては小ぶりなものが好みで、操作性が高く、ある程度スピン量が入るものが条件だそうです。なかなかわたしらでは、わかりません!!。
稲見萌寧プロのショットのお話です。その素晴らしさと、スゴさがよくわかります!!。
(5)ウェッジ (Wedge) 52度・58度
❐タイトリスト「ボーケイ・デザイン SM8(52度ー08F、58度ー08M)」
(シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH(R))
ウェッジは、タイトリストの「SM8」をロフト違いで2本使用しています。58度は、フェースを開いても使いやすく、操作性のいいバウンス角8度のMグラインド。
奥嶋 誠昭(おくしま・ともあき)コーチ曰く、バウンスの当たり方やソールの抜け具合も稲見萌寧プロの打ち方に合っているそうです。
シャフトは、アイアンとは異なる「NSプロ 950GH・スチールシャフト」が装着されています。
ウェッジに関してはスピンよりもボールの飛び方にこだわりがあり、フェースに乗る感覚ではなく、ポンと上に上がってくれるものが好みだそうです。
フェースに乗りすぎずポンと上がってくれるものが好みで、「SM8」を試したときに、その良い感じがあったそうです。感覚の鋭さ!!でクラブセッティングしているところが良くわかります。
なかなか鋭い、プロ感覚ですね!!。
❐ドライバーやフェアウェイウッド、アイアンのグリップは??
❐ちなみにドライバーやフェアウェイウッド、アイアンのグリップは「PALMAX(パルマックス)」というメーカーを使ってるようです。
このグリップは素材へのこだわりから、衝撃吸収性に優れたABラバー素材を使用し、しっとりとした高い密着性と、しっかりとしたグリップ力を生み出しています。
厳選した高純度ラバーはグローブの摩擦によるクオリティの低下を極限まで抑える事ができるそうです。独自に開発されたグリップの溝構造は雨や汗で滑りやすい環境下でも高いホールド感で安定したスイングを可能にしています。
あくまでもメイド・イン・ジャパンのこだわり、国内製造工場で材料・ゴム練り作業・成形・色つけ・研磨まですべての工程を職人による丁寧な手作業にこだわり、グリップ1本1本誤差の少ない安定した完成度を誇っています。
その品質は過酷な条件下で戦う多くのツアープロに認められ、プロゴルファーの意図を無駄なくクラブに伝えるグリップです。
(6)パター (Putter)
❐テーラーメイド「トラス TB1 トラスヒールパター」34インチ
(グリップ:ラムキン「ディープエッジパドル コード」)
ヘッドの見た目は完全なブレードタイプですが、トラス構造によってストローク中にヘッドを安定して動かしやすいのが特徴です。稲見萌寧プロは、構えやすさ、安定性、打感、すべてが気に入っているようです。
実は、2020年の9月13日、日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯(JFE瀬戸内海GC・岡山県)で優勝した永峰咲希プロが「テーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パター」を使っていたことがきっかけで、稲見萌寧プロも同じパターを使おうと思ったそうです。
この時稲見萌寧プロは予選落ち、予選2日間で2オーバーでした。
一方、永峰咲希プロは優勝!!、ペアリングは予選2日間一緒にはなっていませんが、やっぱり決勝ラウンドとか、見ていてなーんかあったんでしょうね!!。転けてもタダでは起きない稲見萌寧プロです。
❐パターグリップはラムキン「ディープエッジ・パドル コード」です
ちなみに、パターグリップはラムキン「ディープエッジ・パドル コード」です。松山英樹がコード入り、稲見萌寧プロはコードなしとそんな違いもあります。
ディープエッジシリーズのグリップはグリップの形状に特徴があります。一般的にパターグリップは握ったときに親指が触れる部分が平らになっています。
ディープエッジシリーズはその左手部分(上側)が細く、右手部分(下側)は広く設計されています。なので手になじみやすく、方向性を出しやすく設計されています。
ですが、稲見萌寧プロはクロスハンドでグリップしています。アドレスしたときのボールの見え方が気になって、右手が下だと右肩が下がるので、逆にクロスハンドにしている?そうです。
もうひとつの特徴は、「重い」ということだそうです。以前に比べてパターヘッドは、近年重くなってきているため、重めのグリップを装着することでバランスをとることができるようになっています。「ディープエッジシリーズ」は80グラムと通常のグリップより重めになっています。
ちなみにパターグリップの重さは、軽いものは50グラム台、重たいものは110グラム以上と非常に幅があり、太さがそこそこ同じでも50グラムも違うモデルもあります。
グリップが軽いほどストローク中にヘッドを感じやすくなるので、ショルダーストロークにあっています。
グリップが重いほど手元に重心が寄ってくるのでヘッドに細かい操作が伝わりやすくなるため、タップ式の打ち方に比較的合うようです。
コード入りか無しかで分かれるがこれはフィーリングの違いにあるようで「コード入りは硬いので打感や打音も硬く、その感覚がより手に伝わります。
硬い打感が好きならコードあり、柔らかい打感が好きという場合はコードなしのほうを試してみるといいらしいですよ。
そんな稲見萌寧プロの「トラス TB1 トラスヒールパター」のもっと面白いお話は・・
【PR】
■稲見萌寧プロの最新クラブセッティング (おまけです!!)
(7)ボール (Ball) 【2022年モデル】
❐ボール:ブリヂストン「ツアー B XS」(2022年2月発売)
もともと「ツアーB」には XとXSの2種類があって、実際に打感、ボールの飛び方などを確認して、XSにしたそうです。
もともと稲見萌寧プロが打つ球質は、スピンが少なめの強い弾道だそうです。
なので、アイアンショットでは逆にできるだけスピンを入れて弾道の高さを出したいので、ソフトなフィーリングでグリーンに球を止めやすい「ツアー B XS」を選んでいるそうです。
グリーン周りからのアプローチでのスピン性能もバツグンだそうです。ピンそばでボールをピタッと止めたいアマチュアの方にもオススメ!?と言われていますが、どうでしょう??。
(8)シューズ (Shoes)
❐シューズ:ニューバランス 「UG2500」
(9)グローブ (Gloves)
❐グローブ:BRIDGESTONE GOLF 「GLG12C」
いろいろ徹底調査していると、稲見萌寧プロは、ボールとキャディバッグ・グローブとキャップ・バイザーはブリジストン ゴルフと契約されているようです。
なので、グローブもブリジストン「GLG12C」を使用しています。いろんなカラーがあるのでその時々で変えてるみたいですね。
【PR】
■そのまんま、こんな動画もありました!!
❐【稲見萌寧プロの最新クラブセッティングを奥嶋コーチが解説】 〜 銀メダル獲得の直前に使用クラブを変更していました 〜 (YouTube動画)【12分30秒】
稲見萌寧プロがオリンピックの女子ゴルフ競技で2位に入り、銀メダル獲得!!。
その コーチであり、クラブ性能にも詳しい奥嶋コーチに、稲見萌寧プロの最新クラブセッティングについて語っていただきました。
以前のクラブセッティングについては、稲見萌寧プロ自身が次の動画で解説しています。
❐パーオン率ナンバーワン! ★ 稲見萌寧プロ ★ 【クラブセッティングのこだわり】 Vol.01(YouTube動画)【11分47秒】
稲見萌寧プロは、2019年の女子ツアー公式戦「センチュリー21 レディス」で初優勝を果たし、同年には女子ツアー全体で “パーオン率 第1位” に輝いた屈指のショットメーカーです。
そんな稲見萌寧プロはどんなクラブを使っているのか、どんな理由でそのクラブをチョイスしたのかいろいろ語っています。
今回、2020/05/15の動画ですが、使用ボール・ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティを紹介しています。
❐アイアン選びは生命線! ★ 稲見萌寧プロ ★ 【クラブセッティングのこだわり】 Vol.02(YouTube動画)【13分13秒】
女子ツアー全体で “パーオン率 第1位” に輝いた屈指のショットメーカー、稲見萌寧プロが、ひとかたならぬこだわりを持っているのがアイアン選びだそうです。
理想とするのは、スピンが適度に入ってくれて、自分のイメージどおりにピタリとグリーンに止められるアイアン。
数年ぶりにチェンジしたというアイアンなどのお話ですが、コレも2020年5月頃のお話です。
このあと2021年4月のフジサンケイレディースで優勝したときには、ドライバーもアイアンもパターもかなり変わって今のセッティングに近くなっています。
【PR】
■まとめです・・
今回は、稲見萌寧プロの最新クラブセッティングとそのポイントについて、なんやかんや徹底調査してみました。
稲見萌寧プロの最新クラブセッティング
(ダイキンオーキッドレディス・2022年3月7日に撮影したそうです)
ドライバーからフェアウェイウッド、アイアン・ウェッジ・パターとまあいろいろ徹底調査すると、ついいつもの癖で、グリップまで気になってしまい徹底調査になりました。
ボール・シューズ・グローブまで調べて見ましたが、いかがでしょうか??。稲見萌寧プロもそうですが、プロゴルファーはそれぞれ使う道具別に契約先がいろいろあります。
そんなところもまた機会あればそれぞれ契約先、スポンサーを徹底調査してみたいと思います。ちなみにボール・シューズ・グローブ・キャディバッグはブリジストンゴルフとなっています。
ウェアとシューズがニューバランスです。
意外とドライバーからパターまでクラブは特定のスポンサー契約は無いようです。松山英樹がスリクソン・・見たいな感じがありません。面白いですね!!。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんな、こんな言いながらこれからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで、これからも応援するでぇ~。次回乞うご期待。
【PR】