「松山英樹の最新クラブセッティング、2024です。」ご好評をいただいている、松山英樹の最新クラブセッティングのお話、2024年版です。
2024年8月5日 第33回パリオリンピック競技大会での松山英樹の最新クラブセッティングです。これから先も変更があれば、追加して行きます。
とは言っても特にザ・ジェネシス招待 最終日(18日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)の時とほとんど変更はありませんでした。
松山英樹です!!おめでとうございます!。パリ五輪の男子ゴルフ競技は4日、フランスのル・ゴルフ・ナショナル(7,174ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われました。
松山英樹は通算17アンダーで銅。日本男子ゴルフ初となる五輪メダルを獲得しています。
この記事の内容です・・
■松山英樹 最新クラブセッティング2024(14本)
❐❐2024.08.29 ツアー選手権 初日 取材結果
米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 初日◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71)
❐ダンロップ スリクソンZXi LS ドライバー ロフト9.5°
(シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 80g/TX 45.25インチ)
大改修を終えたばかりのイーストレイクGC。事前練習の段階で「ティショットをフェアウェイに置かないと厳しい戦いにはなる」と硬いグリーンを警戒していたが、初日はその言葉通りのラウンドとなってしまいました。
スリクソン ZXi LS
なので、3つのバーディはフェアウェイキープに成功したホールで奪っています。逆にボギーを叩いた2ホールは第1打をいずれもラフに入れています。2500万ドル(約36億2310万円)のボーナス、年間王者の称号がかかるシリーズ最終戦です。
この試合で松山英樹は、開幕前からテストを重ねてきた「ZXi LS」とネーミングされた、ダンロップスリクソンの未発表1Wを握っています。
スリクソン「ZXi LS」は2022年11月に発売された「スリクソン ZXMkⅡ」シリーズの後継機種です。全部で4機種あるそうですが、スタンダード・LS・TRそれとMAXだそうです。
どちらかというとMAXがわたしらのような一般向けで、あとLSがロースピン、TRがツアー仕様のイメージです。
ヘッド全体が黒く仕上げられ、所々にシルバーやホワイトのラインが走っています。赤く縁取られたウエートがスタンダードモデルとTRにはトウとヒール側に、LSはヘッド後方とフェースよりに配置されています。松山英樹は当然LSです。
その六角形のカタチは前作「スリクソン ZXMkⅡ」に付いていたモノとは違います。
「良いところもあったんですけど、練習がそんなにできていない分、どういう感覚でやったらいいか分からないままだった」と手探りで回りながらも、打ち上げの16番では会心に近いショットで318ydをかっ飛ばしバーディに繋げています。
(2024年2月15日 ジェネシス招待のセッティングです)
❐❐2024.08.16 フェデックスセントジュード選手権 初日 取材結果
フェデックス・セントジュード招待 初日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>
米国男子ツアーは、年間王者を決める全3試合のプレーオフシリーズが開幕しました。そして、フェデックスランキング上位70人が出場する大会の第1ラウンドが終了しました。
ランキング8位の松山英樹は、初日を7バーディ・2ボギーの「65」、5アンダー・2位タイと順調に滑り出しています。
そんな松山英樹の取材をしている記者さんが、いつも気になっていることがあるそうです。それは、松山英樹のゴルフバッグには常に入っているのだが、なかなか試合では使ってもらえないパターがいる?そうです。
その名も「クラフツマン(Craftsman)」。名前を聞いてピンときた方は、よっぽどのスコッティキャメロン・マニアだそうです。(わたしらは・・知りません 笑)
そんなパター、「クラフツマン(Craftsman)」が今回、日の目を見て実戦使用されています。
パッと見はピン型パターだが、ヒールから湾曲していてトウ側がせり上がっているカタチです。フェースのミルド痕やヘッド上部の仕上げなどがとにかくカッコよくて、とても気になる存在です。
クラフツマンというパターを調べてみると、実は10年前ぐらいから存在するそうです。キャメロン氏による削り出しヘッドで、まさにその名の通り、「クラフトマン(職人)」が仕上げた完全オリジナルパターです。
スクエアバックとラウンドバックの2種がラインアップされ、さらにそれぞれマッスルバック形状とキャビティ形状があるらしいですが、いまはどれも非常に希少になっています。
日本にどれだけ入ってきているか定かではなく、ネット検索してみても情報は「コレだけ」です。ソールは重量調整や重量配分のために独特のカットが施されていて、「bullet sole」と呼ばれているとか。
「bullet(ブリト)」とは銃弾、弾丸という意味がある。つまり弾丸のような形をした削りということらしいです。
❐それ以外にも若干変化がありました。パター以外にはウェッジを2本をマイナーチェンジしています。
(1)ピッチングウエッジ(PW)をアイアンセットの住友ゴム工業 ダンロップ スリクソン Z-フォージド II(48度)へ変えています。
(2)60度のローウエッジ(LW)もチョット変えたようです。モデルは他のウェッジと同じ「RTX4 フォージド」だが、パリで握ったものとはサイズ、バウンスの形状(グラインド)が異なるようです。
6月の「全米オープン」の練習日にもテストし、プレーオフシリーズで実戦投入に至ったこのウェッジは、シーズンの最終局面での突飛な思い付きによる変更はなかったようです。なんと着想から2年以上の試行錯誤があったそうです。
「バミューダ芝に代表される、強い芝目への対策をずっと練ってきました。今回のウェッジは、バウンスをより効果的に生かせるようです」。・・と言う事だそうです。
❐❐2024.08.05 第33回パリオリンピック競技大会 取材結果
❐2024.02.15 ジェネシス招待 取材結果もほぼ同様です。
(1)ドライバー (DR)1番
❐ダンロップ スリクソンZX5MKⅡ LS ドライバー ロフト9.5°
(シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 80g/TX 45.25インチ)
クラブセッティングで特に今回ところでは新しくなったのは無いようです。ZXの後継モデルとして、すでに多く世間で取り上げている「ZX5 MKⅡ LS」です。ロフト角は9.5度。シャフトはお馴染みのツアーAD DIという組み合わせでした。
シャフトについては、東京オリンピックでは「ツアーAD UB」を使っていましたし、19年の試合では「ツアーAD GP」をテストしていたこともありました。松山英樹はその時の状況でいろいろ変えるようです。
2022年の「ZOZOチャンピオンシップ」もこのモデルで戦っていました。10月10日、11日の指定練習日からギャラリーが多数来場し、早くも会場はファンの熱気に包まれていました。
10月11日のこの日も、昨年覇者で連覇の期待がかかる松山英樹も練習ラウンドのため会場を訪れていました。
❐最新追加情報です!(2024/04/27)なんとこのドライバー「ZX5MKⅡ LS」のヘッドのネック部分を見ると、ロフト表示の横にT230とか、いろいろ書いてあるドライバーもあるそうです。
ちなみに4月4日~7日のバレロテキサスオープンのときは、このT230だったそうです。
そして確認のため、R&Aの適合ドライバーヘッドリストを見ると、確かに「ZX5 MkⅡ LS Driver T230」があり、ロフトは9.5度のみだったそうです。
また、リストには「ZX5 MkⅡ Driver T226」と同ヘッドの「T237」というモノもあったそうです。なので松山英樹は常にその中からコンディションやコースに合わせた最適な1本を選んで使っているようです。
"T"とはだぶんツアーの頭文字で、それぞれ微調整を加えたヘッドなのだろうと言われています。昨年10月のZOZOチャンピオンシップの時には、T230の文字がないZX5 MkⅡ LSだったそうです。
❐ちなみに・・R&A(ロイヤル・アンド・エージェント)はゴルフの世界的な統括機関で、ジ・オープンチャンピオンシップ(全英オープン)の主催者です。
その適合(コンフォーミング)ドライバーヘッドリストには、R&AおよびUSGA(全米ゴルフ協会)に審査のために提出され、2008年版のゴルフ規則に適合していると決定された1999年以降のすべてのドライバーヘッドが登録されているそうです。❐
シャフトは「グラファイトデザイン ツアーAD DI-8/TX 45.25インチ・フレックスはTX」を挿入しているということです。調子的には元調子だと言うことです。
シャフトの調子などのお話の寄り道は・・(^^)/
DI-8と言うことは、シャフトの重さが85g以上あってこのクラスでは一番重いクラスです。(プロですから・・)
この辺は前と一緒ですね・・
わたしらの使ってるドライバーは一般的にSシャフトでも50g~60g前後ですから、85g以上はかなり重量感あります。
(2)スプーン(3W)3番
❐テーラーメイド Qi10 ロフト15度
(シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD 90g/DI9 TX)
❐最新追加情報です!(2024/04/27)実際は4月4~7日のバレロテキサスオープン時の追加詳細情報です。
Qi10の3Wとコブラの5WもシャフトはツアーADのDIです。よくわたしらが見るクラブセッティングの写真ではウッドはオレンジのシャフトですが、実際の試合では黒いコスメのDIを使っているそうです。
Qi10を投入した際、構えた時にヘッドの見た目とシャフトのオレンジのコントラストが少し気になるとのことで、中身は一緒の黒バージョンに交換したそうです。
ジェネシスでの優勝も、テキサスOP、マスターズも3Wは黒バージョンシャフトです。
さらに(セット写真の)3本のウッドを見ると、シャフト先端に入る〝ACCURACY & DISTANCE〟のロゴ位置の高さがドライバーと3W・5Wでは明らかに違いがわかります。
これについて、「ドライバーはノーカット挿しですが、3Wは1.25インチのチップ(先端)カット、5Wは1.75インチのチップカットです。DIの9と10を普通に組むと構造上、しなりを大きく感じやすいのでフィーリングを揃えるための調整です。それがロゴの位置に表れています」。・・とのことだそうです。
ちなみにDIの黒バージョンはアメリカでのみで発売中だそうです。
テーラーメイドの新しい「Qi10」はこのジェネシス招待から使用するようになりました。ことしの初戦「ザ・セントリートーナメント」では「Qi10」より小ぶりなヘッドの「Qi10 ツアー」を使用していたが、その後は一時使い慣れた「SIM2」に戻していたようです。
実際「Qi10フェアウェイウッド」はネックが接着式なので、松山英樹が”カチャカチャ”ではないモデルを使うのは、実に4年ぶりと言う事です。
当初「Qi10フェアウェイウッド」のヘッド性能を「やさしくて球が簡単に上がってくれる」と気に入っていたものの、使い慣れたシャフト「ツアーAD DI」を装着したときの、シャフトのオレンジ色からくるネック周りの光具合でクラブヘッドの見え方に少し違和感があって、実戦での使用には至っていなかったようです。
そこで松山英樹からのリクエストで、グラファイトデザインが急遽ブラックカラーのプロトタイプ(塗装の違いだけで中身は全く同じ)を作製したそうです。
今回のジェネシス招待で、シャフトを付け替えて練習場で再びテストしたところ、一発目がナイスショットで即バッグインを決断したというお話があります。
結果、今週はその新しいスプーンが大活躍。狭いホールが多いリビエラCCのティショットでも多用し、パー5の2打目など長い距離のショットでも新しい「Qi10」の安定感がスコアに貢献していました。
(3)スプーン(5W)5番
❐コブラ キング RADSPEED ツアー ロフト17.5度→19度に調整
(シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 10 100gTX、40.5インチ)
5Wはコブラのラッドスピード ツアーです、シャフト先端1.75インチカットで組んでいるそうです。長さは40.5インチ。ロフトは17.5度だが、この撮影時はネック調整で+1.5度。
さらにシャフトの先端とグリップ側に鉛をひと巻きずつ。こうした微調整を積み上げて、振り心地と弾道を整えています。その松山英樹の細かい感覚がすばらしい、そして微調整がすっごいです。
わずか??ですが・・シャフトの重さがまた9TXから10TXに戻っています。と言う事はシャフトの重さが90gから100gに10グラム重くなったと言うことです。
一般的にシャフトが軽くなるとヘッドスピードが上がると言われますが、逆にスイングが不安定になるかもです。そこはしっかりした体幹で振りきってるんでしょうね!!。
RADSPEEDツアー 5番ウッドは、コンパクトなヘッド形状のツアーモデルです。シリーズ中では最小サイズのヘッド体積(148cc)で、ロフトバリエーションも17.5°(5番ウッド)のみしか用意されていません。不思議なフェアウェイウッドです。
- コンパクトなヘッドサイズ(148cc)。
- 低重心で浅めの重心設計で、低スピン&高初速を可能にしています。
- RADSPEEDフェアウェイウッドよりもスピン量を減少させて、高い操作性を生み出しています。
- ソールの2本レールが、抜けの良さを向上させてヘッドスピードの加速性を向上させています。
とにかくツアーの名に遜色の無い、操作性の高いそして飛距離が狙えるフェアウェイウッドです。
この辺りも2021年と同じで、まだ変わっていません!!。
(4)~(9)(10)アイアン( Iron)
❐スリクソンZ-フォージド Ⅱアイアン4番~9番 PW
(シャフト:True Temper ダイナミックゴールド ツアーイシュー S-400)
❐最新追加情報です!(2024/04/27)実際は4月4~7日のバレロテキサスオープン当時の追加詳細情報です。
松山英樹は生命線のアイアンセット(4番からPW)を3月7日からの「アーノルド・パーマー招待」前に総入れ替えしたそうです。
モデルは1年前から愛用する「ダンロップ スリクソン Z-フォージド II」のままですが、微細な調整がここにも加えられています。
重心の位置をわずかにトウ側に寄せ、なんとわずか1ミリ未満、重心距離を長くしています。ダンロップのツアー担当者によると、松山英樹とこのアイアンに関する構想は昨年秋にスタートしたそうです。
2023年のレギュラーシーズンを8月に終えた10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を控えた時期です。松山英樹から「アイアンに“しなり”が欲しいというニュアンスの要望がありました。当時はシャフトをやわらかくすることでしなりを出したんです」・・とのこと・・。
「ZOZOチャンピオンシップ」では初日、2日目にそのアレンジを加えたアイアンセットでプレー。ところが、実際には「しなりが強すぎた」こともあり、3日目は元のセットに戻しています。
それ以降いろいろ試行錯誤の末、実際フェースを眺めた限りでは違いはまったく分からない、そんなアイアンですが・・「以前のアイアンよりも、(ヘッドの動きに)良い遅れが生じて、インパクトゾーンと球がフェースに乗っている時間がより長いように見える。その結果、球が左右にブレない感じ」とツアー担当者は説明されています。
アーノルドパーマーの前、ジェネシス招待の優勝直後に総入れ替えしたのも、松山英樹がマスターズを見据えているからこそ。その頃から使わないと、手に馴染まないのだと考えているようです。
そこで新シーズンに向けてマイナーチェンジを施したのが今回のアイアンです。
松山英樹自身が・・
「細かい部分なので、なんとも言えず、それが本当に良いのかどうかも分かっていないけれど、いまのところアイアンには満足いっている」
・・と好印象を抱いています。
❐スリクソンZフォージドⅡ 【2023年4月発売】です。松山英樹は2023年モデルのZフォージドIIアイアンを3月のアーノルドパーマー招待から使っていました。
いままでのZフォージドアイアンとは違ってデザインが一新され、より操作性が高くなり上下の打点ブレに強くなっています。
フェースローテーションがしやすく非常にシャープな操作感があって、前作よりも操作性が上がっている感じだそうです。
マッスルバックは難しいイメージがありますが、ZフォージドIIアイアンは重心を深く低くすることでボールの上がりやすさや上下の打点ブレにも強い寛容性が備わっています。
左右の打点が大きくズレると多少の飛距離ダウンになりますが、少々のミスでは飛距離の差は出ない扱いやすさが感じられます。
また、バックフェースのセンター付近を厚肉化することで、分厚い手応えのある打感が感じられます。ボールを芯で捕えると突き抜けるようなフィーリングがあって、しっかりした感触が手に伝わります。
Vカットソールはボールを打ち込んだ時の抵抗感が少なくインパクト後にソールの厚い当たりを感じられます。ダウンブローに打てればなんとも言えない良い感じアイアンに仕上がっています。
(シャフトは、ダイナミックゴールド ツアーイシュー S-400)
そして2023年4月15日発売の最新「スリクソン ZフォージドII アイアン」。実は寛容性の高いマッスルバックタイプのこの2代目は、松山英樹自身の意見が多く反映された自信のモデルだそうです。
一番の特徴は、バックフェースのトウとヒール部分よりも、中央部が肉厚に作られているところです。
松山英樹曰く・・
「僕の中では、昔から良いとされるアイアンは、意外と真ん中に重心があるというか。自分が良さそう、カッコいいなと思うものが、そういうタイプが多かった」
という松山英樹の嗜好(しこう)にも合ったものだそうです。そして向上した打感にも納得しています。
「考え方としては(バックフェースがえぐれている)キャビティとは逆ですよね。好きな人は好きなんじゃないかな」。
そして、PWだけがノーメッキ仕上げになっています。
また・・ダンロップのサイトには・・
松山英樹選手コメント
ダンロップの方々と考えた新形状です。トウ・ヒールから取った肉厚が打点の真裏などに上手く配置されていて、キャビティのような安定感とマッスルに求められる操作性が両立できています。打感もいいですね。
・・と、コメントしています。
意外な情報としては・・今回、松山英樹が使用するプロトタイプには、市販モデルに搭載された『ツアーV.T.ソール』と呼ばれるV字型のソール形状を採用していない・・そうです。
意外にも、松山英樹がアイアンなど道具に関して常に大きな変化を好まないところが出ています。
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(11・12・13)ウェッジ(Wedge)
❐クリーブランド RTX4 48-10°
(シャフト:ダイナミックゴールド ツアーイシューS400/35.25インチ)
❐クリーブランド RTX4 52-10°●
(シャフト:ダイナミックゴールド ツアーイシューS400/35.25インチ)
❐クリーブランド RTX4 56-08°→ロフトを57.5に調整●
(シャフト:ダイナミックゴールド ツアーイシューX100/35.25インチ)
❐パリオリンピックでは、ツアーイシューX100がS400に変更されていたようです。
❐クリーブランド RTX4 60-08°→ロフトを62.0に調整●
(シャフト:ダイナミックゴールド ツアーイシューX100/35.0インチ)
ウェッジは2018年5月から、52°・56°・60°の3本セットになっています。
クリーブランド RTX4フォージドプロトタイプは52・56・60度の3本セットです。
「ソール後方のバウンスを落として、硬めのライでもフェースを開きやすくしています」とツアー担当者の方がお話しています。
下の画像では56度(中)と60度(左)のソールグラインド(ソールの削った後)が、52度(右)に比べて顕著に現れています。
今回もこの3本セットになっています。松山英樹は他のPGAツアーの選手と違ってアイアンのピッチング(PW)を使って、その代わりウェッジは3本セットになっています。
クリーブランドゴルフはRTX4ウェッジのコンセプトとして、よりプレーヤーの技術や様々なライに対応するにはバウンス角だけではなく、ソール形状にも注意を払うべきだと考えているそうです。
なので、この最新モデルの ”RTX4” に4種類の『FULL』『MID』『LOW』『XLOW』のソール形状を設定しています。
それぞれバンス角の大小だけではなく、ソールのグラインド(削り)の仕方にも工夫を凝らし、どんなライにも対応するソール形状を揃えています。わたしら素人には、なかなかウレシイ選択肢です。
それにも増して、当然松山英樹仕様ということで、いろいろなソールのカタチにソールを削っているそうです。
松山英樹はウェッジのフェイスを開いて使うタイプだそうです。なので、ソール面の形状がちょっと違うそうです。
ウェッジの48度が46度に変更されています。コレもトーナメント会場の状況によっていつもこのなわれる事らしいです。常に新陳代謝が行われています。
(14)パター(Putter)
❐スコッティキャメロン タイムレス ニューポート2GSS
パターはエースパターとまったく同じモデルですが、「ZOZOチャンピオンシップ」から使い始めた、スペア??らしいです。
打感が柔らかいジャーマンステンレス製でバックフェースに「3つの黒い丸」がついた松山モデルと言われるモノらしいです。
パターはスコッティキャメロンのニューポートⅡタイプのプロト。ソール全面には鉛が綺麗に貼られているそうです。
今回そのソールにキレイに鉛が貼られている画像がありました。
現在、パターグリップのスタンダードとなっているのは、いわゆる「ピストルグリップ」です。
ピストルグリップと言われるワケは、拳銃の握るところのように、パターのグリップエンド部分が若干手前側に曲がっている事から、ピストル(拳銃)のイメージで付けられたそうです。
反対にまったく曲がっていないタイプをカヌーで使用する櫂(かい・オール)、パドルタイプと言います。
右打ちならば、左手部に少しだけ傾斜がつくことによって、自然に左手首に角度がつかないようになるタイプです。
このグリップの原型はPINGオリジナルの「PP58」で、これはPINGのジョン・A・ソルハイム会長が、「このグリップこそPING最大の発明です。普通にグリップすることで、左手の不要なリストワークが抑えられストロークが安定するからです」と語っているほどの自信作だそうです。
今ではタイガー・ウッズを始め、メーカー契約、ヘッドタイプに関わらずこのグリップを長年愛用しているプレーヤーがたくさんいます。
そしてスコッティ・キャメロンもスタンダードグリップにこのタイプを採用しています。
ちなみに最近の2023年5月の全米プロゴルフ選手権では、パターヘッドが黒(ブラック)のタイプのパターを使ってるようです。
(スコッティ・キャメロンの黒いヘッドのパターです)
❐ちなみに・・いつものパター仕様です。
・右利き・素材Gss(ジャーマン・ステンレス・スチール)
・長さ 34インチ
・重量 350g(総重量 524.0g)・・グリップを変えると変わりますが・・
いつもはスコッティ・キャメロンのピン型のタイムレスGSS(ジャーマン・ステンレススチール・プロトタイプ)をエースとして使っています。
ちょっと前まではコレでしたが・・(^^)/
スコッティキャメロン タイムレスGSS(ジャーマン・ステンレススチール)プロトタイプ
松山英樹は、プロ入りしてからニューポート2のGSSモデルが長年のエースパターです。フェースには目の細かなミーリング加工が施されており、ややしっかり目の打感がお好みのようです。
アレコレと常に色々試しているようですが、結局ここに帰ってくるようで、信頼しているモデルのようですね。ドットカラーが黒で、サイドラインが赤なのがお気に入りのカラーリングです。
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■松山英樹 最新クラブセッティング2024 おまけです!!
❒❒(おまけです!!)
△ボール:NEWスリクソン Z-STAR XV(2023年モデル)
松山英樹のコメントとして、ドライバーの初速がとにかく速い!!、それでいてアプローチショットのスピン量も十分ということだそうです。
2023年モデルはより一層各部分の特徴がブラッシュアップされています。飛距離性能とアプローチのスピン性能とアイアンのスピン性能までも高いレベルで向上し、まとめられています。
松山英樹曰く、フィーリングや自分が重視しているパッティングの音もイメージ通りで信頼できるボールです。とにかくその、パッティングの音に今回こだわったみたいです。
松山英樹がアマチュアで初めてマスターズに行ったときに使ってたボールがすっごく硬いボールだったそうです。パターでパッティングの時にパチンと硬い音がするボールがすごく好きだったそうです。
そんなわけで、今回開発段階からパッティングの音にこだわり、2021年から実戦投入しています。結果、それまでのパッティングの不調が嘘のように、オーガスタでは効果を発揮しました。
△ウェア:スリクソン by デサント
2015年4月2日、ダンロップスポーツとデサントはダンロップスポーツの「スリクソン」ブランドのゴルフアパレルについて、2016年春夏モデルからデサントが商品開発や生産を行う業務提携を結んだと発表しました。
ダンロップスポーツが展開する「ゼクシオ」と「クリーブランド」ブランドのゴルフウェアは縮小し、「スリクソン by デサント」に一本化する方向で進めるそうです。
(2023ソニーオープンインハワイ・背中にデサントのロゴです)
2016年のシーズン途中から、松山英樹も新しいデザインのウェアに身を包むことになりました。
「松山英樹プロ・トーナメント着用モデル、MATUYAMA SELECT」スリクソンバイデサント公式サイトです。
△シューズ:アシックス
●アシックス ジェルエース レジェンドマスター2(TGN918)
以上ドライバーからパターまで14本を観てきましたが、いかがでしょうかぁ??今回もおまけもつけておきました。このあたりボール以外は、当分あまり変更は無いようです。
△キャディバッグ:スリクソン
アイキャッチ画像のキャディバッグは、ソニーオープン・イン・ハワイ開催時に撮影されたモノです。バッグの中身を重視して引用掲載しています。
(定番!?スリクソンキャディバッグです)
最後に松山英樹のクラブやバッグやボールやキャップのサプライヤーの「ダンロップスリクソン」のサイト情報です。楽しいですよ!!。いかがでしょうかぁ??。(^^)/
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■松山英樹あの時の動画です・・!!
❐【ゴルフ男子】日本男子初の快挙 銅メダル 松山英樹 メダルセレモニー|パリオリンピック™(Youtube動画)【1分02秒】
松山英樹です!!、ニッポン男子ゴルフ歴史に残る銅メダルです。おめでとうございます!!。(^^)/
❐【インタビュー】松山英樹「嬉しい反面、悔しい気持ち」|パリオリンピック 男子ゴルフ(Youtube動画)【55秒】
松山英樹です!!おめでとうございます!!。パリ五輪の男子ゴルフ競技は4日、フランスのル・ゴルフ・ナショナル(7,174ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われました。
松山英樹は通算17アンダーで銅。日本男子ゴルフ初となる五輪メダルを獲得しています。
中島啓太プロは2バーディ・3ボギー、1ダブルボギーの「74」と落とし、通算3オーバー49位タイとなっています。(^^)/
❐Hideki Matsuyama wins with historic comeback at Riviera | Round 4 | Genesis | 2024(YouTube動画)【5分34秒】
ジェネシス インビテーショナル 2024 の最終ラウンドで、松山英樹は 9 アンダー「62」 を記録し、72 ホールを終えて 通算17 アンダーに到達しました。
松山英樹は日曜日に入って6打差を克服し、リビエラ・カントリー・クラブで歴史的な形でPGAツアー9度目のタイトルを獲得しています。
ジェネシス インビテーショナル 2024ティーオフでは、リビエラ カントリー クラブが再び PGA ツアー最高の試合の舞台となりました。
ジェネシス インビテーショナルは、3 つのインビテーショナル 「アーノルド パーマー インビテーショナル」、「ジャック ニクラスのメモリアル トーナメント」 のうちの最初の1つだそうです。
❐「ジェネシス インビテーショナル 2024」 での松山英樹のテレビで放映されたすべてのショットです!!(YouTube動画)【17分21秒】
ジェネシス インビテーショナル 2024 で松山英樹は、 69-68-68-62 のラウンドで 見事通算17アンダーで終了しこの大会で初優勝しています。
結果PGA ツアーで 9 回目の優勝を果たしました。
■松山英樹 クラブセッティング2015~2023です!
松山英樹のクラブセッティングの記事を集めてみました。2019だけは、記事にするのを忘れました!!また、機会をみてやってみたいと思います。
とりあえず下記の8本です。よろしくお願い致します!!
❐2019だけありません・・m(_ _)m
■クラブセッティングのユーティリティーだけに注目すると・・
実は松山英樹のユーティリティーの歴史は2013年から始まって、今のところ2021年のマスターズ辺りで終わっています。
ほぼほぼ8年間です。
そんな松山英樹のクラブセッティングのユーティリティー(UT)だけに注目したお話です。いかがでしょうか??。
■クラブセッティングのアイアンだけに注目すると・・
松山英樹が2013年4月プロ転向を宣言してから、2021年マスターズ優勝まで8年・・いろいろありましたね。
それからまた2年、2023年今年もマスターズでリベンジできるかとかなり期待されていましたが、結果16位タイに終わっています。
そんな松山英樹の松山英樹の歴代アイアンに注目する・・そんなお話です。
松山英樹の歴代アイアンについて注目し、いろいろと松山英樹のクラブセッティングをまた違った方向から徹底調査してみました。
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■まとめです・・
松山英樹の最新クラブセッティング2024、いかがでしょうか?あくまで現在の時点のお話です。できるだけ早いうちに2024年のクラブセッティングについてもまとめておこうと、今回いろいろ徹底調査してみました。
今年もまたまた、松山英樹の事ですから、クラブセッティングも結構変わると思いますが、よろしくお願いします。なるべく情報を集め、変更を加えて行きたいと思います。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんなこんなイイながら、これからも徹底調査して、コツコツ情報を集め、松山英樹を応援します。PGAの賞金王になるまで!。これからもよろしくお願いいたします。
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