今回は松山英樹のドライバーシャフトはGP!!って、何のこと??。ホンマに何のことでしょう?そのドライバーシャフトの特徴は何なのか、松山英樹はなぜそのシャフトを選んだのか?などの徹底調査です。
このドライバーシャフトは、正しくはツアーAD-GPという名称で、2016年3月10日発売GP4シリーズ・グラファイトデザインというメーカーのドライバーシャフトです。
とにかく豪快な松山英樹のドライバー。なかなか今まで変えなかったドライバーシャフトをなぜ、いま変えたのか?そこにどんな考え方があったのか、など少しでもわかればと徹底調査してみました。
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この記事の内容です・・
■松山英樹のドライバーシャフトはGP!!って、何のこと??
❐ツアーAD-GP、メーカーはグラファイトデザインです
このドライバーシャフトは、正しくはツアーAD-GPという名称で、2016年3月10日発売GP4シリーズ・グラファイトデザインというメーカーのドライバーシャフトです。
(ロケット・モーゲージ・クラシック13位タイの松山英樹、青いシャフトです。)
なぜ、いま、この話に注目するかといえば、松山英樹の今年のドライビングディスタンスが昨年の49位から19位へと30ランクも一気にアップしているからです。
いま、まさに、そこに注目が集まっています。
日頃からドライバーを常にテストしている松山英樹。昨年は3メーカー5種類のドライバーをいろいろ試したようです。
2019年の今年になってからは、初めに「エピック・フラッシュ」を使用しました。松山英樹が通常モデルのエピックフラッシュを使用すると、さすがに平均ドライバーの飛距離が310ヤードを超えることもあって、飛距離面ではかなり成果を上げたようです。
3月7日からのアーノルド・パーマー招待では2日間「エピックフラッシュ・サブゼロ」を使用。そして1週間後3月14日からのプレーヤーズ選手権からは、テーラーメイドの「M5」を使っているようです。
一般的には「M5」は操作性もあって、タイガーウッズを筆頭に多くのPGAのプロゴルファーが使用しています。ハードヒッターには扱いやすいドライバーだそうです。
ただ、ボールのつかまりという点では、「エピック・フラッシュ」や「エピックフラッシュ・サブゼロ」の方がいいというのが一般的な評価だそうです。
なので、2019年5月2日からのウエルズファーゴ選手権からはドライバーのシャフトが変わっているようなのです。
それが、最初にお話した、2016年3月10日発売GP4シリーズ・グラファイトデザインというメーカーの「ツアーAD-GP」というドライバーシャフトだと言われています。
直接聞いた話ではないので詳細はわからないものの、シャフトの色がそれらしい??というお話です。まあ、いろいろと皆さん情報収集するんですね!。
❐それまではグラファイトデザイン「Tour AD-DI」の80gTXフレックス
ちなみに松山英樹が今まで長年使用してきたドライバーシャフトはグラファイトデザインの「Tour AD-DI」の80gTXフレックスだそうです。
シャフトのイメージは「重く」「硬い」ということだそうです。TXというフレックスはXのまだ上です。
80gという重さは、一般的に言われているヘッドスピード52m/s以上の方が使用するだろう70g±5gのシャフトよりも重いということです。
こんな「重く」「硬い」シャフトに「M5」を付けると、意外とボールのつかまりという点では、「M5」自体がつかまりのいいヘッドではないので、つかまり重視とすると厳しいスペックになるようです。
そんなことから、今回のシャフト変更という事態になったようです。
その結果が、松山英樹の今年のドライビングディスタンスがを49位から19位へと30ランクも一気にアップさせたといっても過言ではないようです。
松山英樹の2019年今年のドライビングディスタンスは、306.1ヤードでツアー19位です。昨年の49位からすると、何度も言いますが30ランクアップしています。
ドライバーの飛距離という点で見れば、今回のシャフト変更とヘッド変更は十分に成果が出ています。これであと、アイアンショットとパッティングが決まれば怖いもの無しですね。
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■松山英樹のドライバーシャフトは、なぜ変わったのか??
❐なぜ?「DI」から「GP」へ・・
先ほどもお話にありました、実は2019年5月2日からのウエルズファーゴ選手権からドライバーシャフトが変わったようです。
グラファイトデザイン「ツアーAD GP-8TX」ですね。このカラーリングを見れば、「GP」ということもシャフトにちょっと詳しいアナタならすぐわかりますよね!。
松山英樹はドライバーのヘッドについては、いろいろと数多く替えてきました。けれど、エースシャフトの「DI」だけはアマ時代から不変と言っていいほどの変えていなかったそうです。
なので、これまで、松山英樹といえば「DI」というぐらい、「DI」だけを使用し続けてきたため、本当にGPなのか!?と、いま世間は騒いでいるようです。
そこで、グラファイトデザインのツアー担当、高橋雅也さんに、今回の経緯を聞いてみたそうです。
すると・・
「松山英樹プロのシャフト? 見た目のまんま「GP」で8のTXですよ!!
(WGCデルテクノロジー)マッチプレーの時に練習日に提案のようなことをして、今の状態で打ってみたらどうかな?と話したら、フィーリングが悪くなかったんです。
この前、日本に帰った時にも打ってもらって、感じが悪くなかったので、投入してみることになりました。
『GP』は、もともと『DI』と『BB』の次のような感じなので、そんなに嫌いじゃないはずなんです。実際、過去に『GP』が出た当時も打ってる。
その時はスリクソンのヘッドで、自分のスイングのタイミングなどを理由に替えなかったけど、あの頃に比べて、いまは体も強くなっているし、『DI』に比べて、先も手元もしっかりしたシャフトなので合うと思ったんです。
練習のテンションよりも試合のテンションを考えると、そのくらいが振りやすいのかなって。いい意味でリキんでも、たわみ過ぎない。
テーラーメイドのヘッドとの組み合わせで芯に当たりやすいと言ってますね。右のすっぽ抜けがないみたい。『DI』ではシャフトがしなっていたみたい。8で重さもあるし。そんなところですかね」
・・ということです。解決しましたね!!
松山英樹の試合時の状態、カラダの出力アップを考慮して、松山本人が信頼し続けてきた「DI」卒業!!という大胆な提案を行っていたようです。
❐変わったら・・どうなったのか??
さあ、これからどうなるのか??、ちなみに2019ウェールズファーゴ・チャンピオンシップからの成績は以下の通りです。
❐ 05/02-05/05 ウェールズファーゴ・チャンピオンシップ(31位タイ)
❐05/09-05/12AT&Tパイロン・ネルソンチャンピオンシップ(23位タイ)
❐05/16-05/19全米プロゴルフ選手権(16位タイ)
❐05/30-06/02メモリアル・トーナメント(6位)
❐06/13-06/16全米オープンゴルフ(21位タイ)
❐06/27-06/30ロケット・モーゲージ・クラシック(13位タイ)
❐07/04-07/073Mオープン(7位タイ)
❐07/18-07/21全英オープン“The Open Championship”(予選落ち)
この前の全英オープンを除いては予選落ちは、無しですから素晴らしいと思います。そのうちトップ10が2回です。
松山英樹の今年のドライビングディスタンスが昨年の49位から19位へと30ランクも一気にアップしていることに加えて、ドライバーも決まれば、これからのさらなる活躍に期待できそうです。
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■ドライバーがあのZX5に変わってもツアーAD GP-8です!
❐❐2020.8.27 BMW選手権 取材結果です。
1,ドライバー(DR)1番:ダンロップ スリクソンZX5 ドライバー ロフト9.5°
(シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD GP-8/XXX 45.00インチ)
8月末「BMW選手権」でこの「ダンロップ スリクソンZX5 ドライバー」に替えて、優勝争いを演じて結果3位となっています。
「ティショット自体がメチャクチャ悪い時期。(ZXは)飛距離も出るかもしれない期待もあった。どうせ悪いなら替えちゃえと思ったら・・3位からスタートした」と笑顔でコメントしました。
この「ZX5」数値的にはすでに納得いくものが完成して、今年の中盤には実戦投入する可能性もあったが、ツアー日程が著しく変わったことで、結果2019―20年シーズンの終盤になったそうです。
結果、10月開幕の新シーズンでも「ZX5」は変わることなく、2020年11月15日、年内最後の試合となった「マスターズ」を終えています。
こんな記事もあります!!「松山英樹の使用ドライバー遍歴 4年ぶりにスリクソン回帰の理由(GDOニュース)」、記念にとっておきます
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■ツアーAD-GPって、どんなシャフト?、ドライバーシャフトの話
グラファイトデザインのツアーADシリーズ最新作「ツアーADーGP」は、ターコイズブルーを基調とした色使いが鮮やかなシャフトです。
グラファイトデザインの主力ブランドであるツアーADシリーズ。その最新作となるのが「ツアーADーGP」です。
これまでのツアーADシリーズと同様、手元側には横縞模様。カラーリングはメタリックな輝きを放つターコイズブルーがベースで、手元側はホワイト。このシャフトにも横縞模様がくっきりと入っています。
重量帯のラインアップは50g台、60g台、70g台、そして80g台まで揃っています。
シャフト先端部分が高剛性化されたことが特徴で、操作性とコントロール性に優れた粘り系シャフトだそうです。
シャフト挙動の安定感を追求した開発コンセプトが貫かれており、ミート率を向上させ、ボール初速を上げることで飛距離性能を高めています。
「ツアーADーGP」の設計コンセプトは「高初速」「強弾道」で大きな飛距離を実現するということだそうです。
グリップ部分の剛性を上げることにより振り遅れを防ぎ、グリップ下から中間部分にかけてのしなりを感じることでシャフトの挙動が安定し、パワーがダイレクトにボールが伝わることをアピールしています。
ここからは、シャフト試打の記事をネットで見つけてきました。いかがでしょうかぁ・・・(^^)/
今回のシャフト試打で使うヘッドは、テーラーメイド グローレF ドライバー。体積は460cc。ロフト角は表示10度。シャフトの種類は60g台のSフレックス。長さは45.5インチです。
実際に打ってみると、切り返し直後にシャフトの手元側がクイッとしなり、ダウンスイング後半からインパクトにかけてはシャフト全体がややスピーディーにしなり戻る。
切り返しでしなりを感じるポイントは、手元側と中間部分のほぼ間。手元調子と中調子のちょうど中間くらいの感じだそうです。
インパクトゾーンでは、シャフト先端側の挙動は控えめで、ヘッドがことさらアッパー軌道で動く感じではないのでミートしやすい。
特性として、ボールを高く打ち出すというより、インパクトの高い再現性を備えるシャフトだそうです。
シャフトの挙動としては中調子だが、手元調子にも近い感じに仕上がっている。しなり戻りのスピードは極端に速くないので、タイミングが取りやすいということです。
【適正ヘッドスピード】
ツアーAD GP-6(S):44~48m/sシャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、しなり幅(たわみ幅)が少なく、先端側のしなりは控えめだ。ツアーADシリーズの中では、ツアーAD BBとツアーAD DIの中間くらいに位置するシャフトである。
【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ツアーAD GP-6(S)
長さ45.5インチ/重さ315.1g/バランスD1.5/振動数265cpm/センターフレックス値4.31
(※ヘッド:テーラーメイド グローレF ドライバー)
ちなみにこのシャフトがオススメのアナタは・・
(1)手元側がしなるシャフトが好きな人
(2)直進性が高い弾道を打ちたい人
(3)シャフトでミート率を上げたい人
(4)適正ヘッドスピード、44~48m/sが出せる人(私らは無理デス 笑 )
こんな感じです。いかがでしょうかぁ・・・(^^)/
❐「グラファイトデザインTour AD GP」のサイトです。もっと詳しいお話はこちらから!!
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■初心者でもわかる!ピッタシ最適なドライバーシャフトの選び方!
こんな簡単な方法でアナタに一番最適なドライバーシャフトが選べます!!
いかがでしょうかぁ・・・(^^)/
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■まとめです・・
松山英樹のドライバーシャフトはGP!!って、何のこと??。そんなことやったんかぁ!!でしたね。
ホンマに何のことでしょう?そのドライバーシャフトの特徴は何なのか、松山英樹はなぜそのシャフトを選んだのか?などの徹底調査でした。
このツアーAD-GPというドライバーシャフト、なかなかわたしらには今回調べたイメージでは、大変そうなシャフトです。
とにかく、適正ヘッドスピード44~48m/sが出せる人ではないので、最初から使ってみようと思えません。ドライバーもアイアンもシャフト選びは自分の体力との相談で決めましょう。
ラウンドした時に最後までおんなじイメージで振れるシャフト!!そんな選び方をしています。たぶん疲れてくると振れないシャフトは難しいです。勝手なわたしらの考え方ですが・・笑。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんな、こんな言いながらこれからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまでに応援するでぇ~。次回乞うご期待。これからもよろしくお願いいたします。
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