松山英樹のお話です。「松山英樹のアイアンスイングとそのインパクトなどの【連続写真・後方と正面】」その素晴らしさを分析したいと思います。そりゃもう、わたしらにはマネのできない素晴らしく、正確な、さすがプロ!という感じです。
そんな松山英樹のアイアンスイングとインパクトなどの【連続写真・後方と正面】について、いろいろ何が、どう、凄いのか??徹底調査したいと思います。そして何か掴みましょう!!。
ネットや雑誌をいろいろチェックしてみると、なんやらかんやらいろいろな事が言われています。そのほとんどが、素人のわたしらが・・なるほど!と思うような事ばかりです。当たり前ですが、さすがプロゴルファー、松山英樹です。
【PR】
この記事の内容です・・
■【徹底調査】松山英樹のアイアンスイング連続写真です。
松山英樹のアイアンスイングを連続写真・後方と正面で見てみましょう、確認しましょう。
それぞれの部分のイメージを連続写真でつなげると、より全体を理解する事ができます。ゴルフでよく言われるのは、見た目と実際本人がスイングしているときのイメージの違いです。
バックスイングでよく言われるのは、左肩をあごの下に動かすイメージなのか、右肩(右尻)を背中側に引くイメージなのか?です。
左肩をあごの下に動かすイメージは、あくまでも見た目のお話です。実際スイングしているゴルファーは右肩や右腰(右尻)を背中側に引くイメージでスイングしています。
見た目と実際の違いに惑わされないようにしましょう。
❐アドレスからトップ、そしてインパクトまでの連続写真・・
❐バックスイングは右肩、右腰(右尻)を背中側に引くイメージでバックスイングを始めて、両手のグリップをカラダから離して、右肩の高さを目標に動かして行きます。
目線はできれば、右足前を見るくらい。アドレスで少し曲げた両膝はそのまま曲げたままを保ちます。意識的にはもうちょっと沈み込むイメージです。
全体の動きのイメージは両手グリップは飛球線後方にコックしながら動き(自分の胸の前)、右腰は背中側に引くイメージです。右肩も背中側に引くイメージですが、グリップが一緒に背中側について行かないように注意しましょう。
上の後ろからの連続写真を見ると、トップでグリップが松山英樹の頭より高く上がっているいるように見えますが、グリップが右肩の位置まで来れば、カラダが前傾しているのでこんな感じに見えます。(一番右側の写真でっす)
たぶん松山英樹の意識は「グリップが右肩」です。右肩より前か後ろかと言えば前です。
そして、グリップを握る力をアドレスの時の半分くらいに抜いてからダウンスイング始動です。
❐ダウンスイング後方のアイアン連続写真がなかなか見つからなかったのでこんなカタチになりました。実際は松山英樹のフェアウエイウッドです。
上から下まで連続でダウンスイングの連続写真です。左ヒザの位置をずーっと見ていくと左尻が背中側に引かれて、カラダが回転し、グリップの通り道がデキるのがわかります。
グリップはスイングの遠心力に負けずに、アゴの下、アドレスの位置を通過しています。
❐ダウンスイングの始動は、左腰(左尻)を背中側にイッキに引く動きで同時に左ヒザも伸びます。トップにあったグリップは、その勢いで勝手にインパクト・フォロー・フィニッシュまでスイングします。
唯一注意するポイント、意識できるポイントはグリップをできるだけカラダから離さない事です。右足に向かって下ろす?、グリップエンドをボールに向ける?、いろんな事が言われています。
❐カラダから離さないというイメージはダウンスイングの時にカラダの回転の遠心力の速さに負けてグリップがカラダから離れて飛球線方向に離れることを避ける事です。
そうするためには、トップでコックしているイメージそのままで、両手グリップをカラダの近くを通すというイメージが一番ウマく行きます。
❐反対にボールを打とう!というイメージでダウンスイングに入ると、カラダ(左尻)より手が先に動くので見事にカラダの回転の遠心力の速さに負けてグリップがカラダから離れて飛球線方向に離れます。
手首を返す事も無く(勝手に返ります・右手が左手を追い越して行きます)、むしろ意識しない方がグリップのチカラガ抜けてウマく追い越して行きます。軽いインパクト打感が手に伝わってきます。
アドレスで作った前傾をそのままに、右足先を見ながら、両手グリップをカラダの近くを通すというイメージが一番ウマく行きます。あっという間、一瞬の出来事スイングの遠心力に負けないようにしましょう。
そのためには何度も言いますが、左腰(左尻)を背中側にイッキに引く動きで同時に左ヒザも伸ばしながら、左腰を背中側に引く事でグリップ通り道がカラダの前にデキます。
左腰を背中側に引く事で勝手にトップにあるグリップをカラダの回転で引き下ろすイメージです。トップにあったグリップが、その勢いで勝手にインパクト・フォロー・フィニッシュまでスイングデキます。
❐フォローからフィニッシュまでの連続写真・・
フォローはできれば、ボールを低く押し出すイメージで右腕を伸ばしていきます。右腕の肘が伸びたところで、あとは左足カカトで回転しながらお腹を打球の飛んで行く方向に向けるイメージです。
左腕を伸ばすイメージでフォローをすると、必要以上に背中側に腕が回って引っかける?イメージになります。
左足カカトで回転しながらお腹を打球の飛んで行く方向に向けるイメージでフォローができれば、上半身も勝手に起き上がってきます。
右足を蹴ってという表現も良く言われますが、左足に右足の太腿を付けるイメージの方が最後しっかり左足1本で立つことができます。いかがでしょうかぁ??。
スイング全体のリズムは、アドレスで「1と2と」数えて、「ド・レ・ミ・ファ」と4つでトップまでバックスイングして「ソ~」(左腰を背中側にイッキに引く動き)で、イッキにフォローまでスイングするイメージです。
❐こんな記事もあります。「ド・レ・ミ・ファ」の意味がわかります。
■松山英樹のアイアンスイングとインパクトは、こうです!!
わたしら素人が・・おこがましい話ですが、おつき合い下さい。松山英樹のアイアンスイングとインパクトは、こうです!!。
もう一度松山英樹のアイアンスイングを、アドレス・バックスイング・トップ・ダウンスイング・インパクト・フォロー・フィニッシュと別々に見ていきたいと思います。
ネットで調査しても、雑誌、本等でチェックしてもとにかくスバラシイ!の一言です。何がそんなに凄いのか??再確認です。そして、使えるところを探しましょう。
「正確さ!!」
極論すると、コレに尽きるようです。とにかく、アイアンの精度がずば抜けているから、いつも、常に世界ランク上位に名前があります。
後でそんなデータも出てきますが、まずは松山英樹のアイアンスイングの特徴です。
松山英樹のアイアンスイングの一番わかりやすい特徴は、トップの位置で一旦静止するような感じで、しっかり間を取っている事です。このことで非常に安定した精度の高いショットが可能となっているようです。
(トップの位置で静止するような、松山英樹)
一般的には、トップの位置で一旦静止するような間を取ると、その後のスイングスピードが上がらず飛距離をロスするスイングになります。
しかし、松山英樹は日頃からカラダの柔軟性と体幹や下半身のトレーニング効果により、トップから瞬発力のある動きが可能となっています。
「正確さ!!」を生み出すポイントはコレです。
結果、ピンポイントを狙う精度、正確さ!と、飛距離を両立したアイアンが打てるということになります。
そして、その正確さを生み出す一番のポイントが松山英樹の前傾姿勢の維持能力です。テイクバックからフォロースルーまでフルスイングのなかで、常に角度が変わりません。
(この上体の傾き、前傾がそのまま保てますか?)
スイングなんて一瞬の事なので、前傾姿勢を維持する事は簡単そうに思えますが、意外とわたしら素人は難しいです。
特にインパクト以降、自分が振ってるクラブの遠心力に負けてカラダが起きてきます。「自分が振っている遠心力」ココがポイントです。
そもそも遠心力が出てしまうと言うことは、まさに「手打ち」です。スイングパワーは左尻を背中側に引く勢いで、グリップの通り道を作ると前傾姿勢も崩れず、勝手にダウンスイングもスタートします。
ココがプロとアマチュアの大きな違いかも知れませんね!!
松山英樹のスイング全体をそれそれ別々に見ていくことで、所々わたしらでも参考にできるところはあるのか?
実際はスイング自体一瞬の動きなので、あそこを真似よう、ココを参考にしようと思っても、そう簡単にできないので、あまり意味が無いと思いますが、あえて説明するとこんな感じです。
(1)アドレス
アドレスでは両腕がだらんと垂らしたような理想的な位置にあります。先ほどもお話しましたが、松山英樹はこのアドレス時の前傾姿勢がフォロースルーまでまったく変わりません。
(コレはまだ真似できます。両腕だらん・・です)
背中、背骨を軸のようにしてブレることなく強く回転運動をすることで、強烈なパワーをボールに伝えています。アドレス時の前傾姿勢が全く変わらない事が、ミスショットを限りなく少なくさせています。
全体的なカラダのブレの少なさが松山英樹のショット精度が抜群に高い理由だそうです。このアドレスの両腕の位置と前傾姿勢がまねできれば最高ですね!!。
腕のチカラとグリップのプレッシャーを極力抜けると最高です。もう握ってるかどうか自分でもわからないくらいユルユル??、左手の中指・薬指と小指がちょっと握ってる感あるくらいです。
(バックスイング、右肩・右腰始動と思って見て下さい)
(2)バックスイング
完璧な右尻始動ですね。右肩から始動して、その後右足でしっかりと捻転の力を受け止めています。この辺が意外と見た目のイメージと実際の動きの感覚が違うところです。
右尻始動するので、ムリにカラダをねじる事無く、自然に右足でしっかりと捻転の力を受け止める事ができます。
そして、右腰(右尻)を背中側に引くイメージでバックスイングします。じわーと両膝を曲げていきながら右腰を背中側に引いて行きます。自然に左肩があごの下に来たら限界(正解)です。
よく、左肩をアゴの下に持ってくる・・というレッスンがありますが、かなり上体が窮屈になります。結果として、あくまでも自然に左肩があごの下に来たら正解です。
結果アマチュアの多くはテイクバックでクラブヘッドや腕が先行したりしますが、正しいバックスイングは右腰(右尻)主導+グリップが飛球線後方へ伸ばす・・がカンタン確実です。
(3)トップ
トップの位置でも頭はほとんど動いていません。少し、最初のボール位置から右足先を見るような動きだけです。キャップのつばがチョットだけ右足方向向いています。
その方がダウンスイングからインパクト、フォローでビハインド・ザ・ボール(インパクト時に頭の位置がボールよりも後ろにある状態)を作りやすくなります。
(トップの頭の位置)
右肩(右尻)を後ろ背中側に引くイメージのバックスイングなので、腰の回転は約30度くらい、胸と肩が飛球線後方を向いて大きく回転しています。この下半身→腰→肩の捻転差が大きな力を生み出します。
(グリップは右肩の横あたりです)
トップでグリップがかなり高く上がっているように見えますが、上半身が前傾しているのでそう見えます。松山英樹自身のイメージはたぶんグリップが右肩の横あたりです。(しらんけど・・)
(アドレスの頭の位置)
右肩(右尻)を意識してバックスイングするので、自然と右脇も締まっています。コレが、ダウンスイングをインサイドから振り下ろすために欠かせないポイントになります。
そしてトップでは他のツアープロと比べても、一旦静止するような感じで、しっかり間を取っています。
(4)ダウンスイングからインパクト
トップでの手首の角度が比較的深くならず、結果カラダから手元が遠くなることで、浅い入射角でダウンスイングするのが松山英樹のアイアンスイングのポイントです。
(入射角の浅いダウンスイング、わかりずらい・・)
手首の角度が深くない、タメが無いとボールに対するクラブの入射角が浅くなります。浅く入ると言うことは、クラブフェイスの上下の打点もぶれが少なくなります。
これによってスピンのかかる量や弾道も一定にすることができ、正確なショットを打つことができるそうです。なかなかわたしらにはわかりません(>_<)。
(タメの無い、入射角の浅いダウンスイング)
結果、ヘッドの入射角が浅めなので、ターフがあまり多く取れないのも松山英樹の特徴だそうです。そのためインパクトゾーンが長く、打球の打ち出し方向の正確さ!!にも貢献しています。
意外とわからないのがダウンスイングのきっかけです。(1)左腰(左尻)を背中側に引くイメージで、(2)トップで少し曲げていた左ヒザを伸ばしながら、ダウンスイングを始めるとウマくできます。
その際に、トップにあるグリップはそのまま動かさず置いておくイメージです、両腕のチカラが抜けているとカラダの回転に引かれて勝手に降りてきます。
グリップのチカラが抜けているほど、スゴい勢いでインパクトからフォローへ両腕が振られてきます。お試しください。
(5)インパクト
インパクトの瞬間スイングの遠心力で背中が少し丸まって見えますが、これが正しいインパクトの形です。わたしら素人はインパクトの遠心力に体幹のチカラ、腕のチカラが負けて逆にカラダが伸び上がります。
この時腹筋を使って、遠心力に負けてカラダが伸び上がらないように頑張ります。また、イメージ的にはデキルだけカラダの近くをグリップが通って行くように意識します。
左尻(左腰)を背中側に引く勢いでダウンスイングが始動デキれば、カラダの前にグリップの通り道がデキて、前傾も保ちながらインパクト、フォローへスイングが繋がります。
勝手にインパクトします。目線はボール付近全体をゆるーく見ています。あまりボールだけを見過ぎるとカラダに余計なチカラが入ります。
(後方から見ると、背中が丸く見えます)
松山英樹のように、インパクトの瞬間というのは、背中が丸くなるそうです。わたしらはどうなっているのかわかりませんが、しかし体幹の軸は変わらず前傾を保って同じ角度になっています。
(6)フォロースルー
フォロースルーでもまだ顔は斜め下を向いています。これは顔がしっかり残った結果です。わたしら素人のほとんどはこの時点ですでにヘッドアップしたり上体が起き上がったりしています。
と言うよりも勝手にダウンスイングが始まるので、意識しないうちにフォロースルーになってしまいます。(たぶん・・)
よく右足の蹴りとか言いますが、実際は蹴るよりもまだこの時点では右足に体重を残して頭を支え、しっかり伸びた左足(カカト体重)を支えます。
(顔が斜め下を向く、フォロースルー)
(後方から見ても、頭を傾けて・・イメージ)
フォロースルーでも、後方から見てまだ頭を傾けておくイメージを意識するために、インパクト時の目線を右足先に保てるように練習すると、プロのような美しいスイングが可能になるらしいです。
右足は蹴るというイメージよりもこの後、右太腿を左足太腿に付けていくイメージです。
このあたりが、わたしらアマチュアゴルファーがもっとも出来ないポイントですか??いかがでしょうかぁ??
松山英樹はフォロースルーでも顔が斜めを向いています。頭を残し、さすがに上体が浮いたりヘッドアップすることはありません。
左尻を背中側に引く勢いでダウンスイングを始めるとこのフォロースルーでも顔が斜めを向いて、頭を残し、上体が浮いたりヘッドアップすることの無いカタチが取りやすくなります。
フォローで両腕がしっかり飛球線方向に伸ばせたら、そのままのイメージであとは、左足カカトを中心にカラダを左に回していきます。
お腹、おへそをボールの飛び出した方向に向けていくイメージです。両腕だけを左に振るようなイメージを持ちすぎると、カラダが止まって両腕だけが動いてボールがフックする原因になります。
(アドレス→フィニッシュ)
(7)フィニッシュ
松山英樹はフィニッシュもピッタシ安定しています。右足にかかっていた体重が左足(カカト体重)にしっかり移動し、左の太ももに右の太ももがくっついています。スムーズな体重移動ができるとフィニッシュがこのカタチになります。
(両足太腿が付いたフィニッシュ)
フィニッシュの時に両足太腿が離れている時は、体重移動が上手くできなかった証拠です。松山英樹も、プロゴルファーのフィニッシュはみんな最後このカタチになります。
両腕がフォローで伸びたら、そのまま左足カカトで左回転するイメージです。
練習場で実際わたしらがこのフィニッシュをやろうと頑張るとかなり大変です。でもちゃんとやっていると球筋が安定してきます。
スイング自体が安定してきます。ただ、メチャクチャ最初は体幹がいじめられます。
打ったボールが地面に落ちるまで動かないように、オシリをきゅっと締めて・・両足太腿(左足太腿に右足太腿を付けるイメージ)を付けてフィニッシュを頑張りましょう。
以上、松山英樹のアイアンスイングのイメージをわたしらなりに素人解説致しました。こんな感じで、いかがでしょうかぁ??
【PR】
■アイアンスイングの良さ、しつこく再確認です!!
松山英樹のアイアンスイングの、よさ!!良いところ!!もう先ほどからのお話で言ってしまったような気もしますが、しつこく再確認です。
(1)両腕がだらんとした、右肘の曲がった、リラックスしたアドレス
できるだけアドレスでは両腕をリラックスさせることがポイントです。どこかに力が入っていれば、フォローで両腕がうまく伸びません。アドレスでは右腕を曲げた状態で構え、右ヒジをカラダに付けて構えましょう。
(2)前傾姿勢を維持して、体幹軸で回転するスイング
松山英樹は、背中背骨を軸のようにしてブレることなく強く回転運動をすることで、強烈なパワーをボールに伝えています。スイング全体で、アドレス時の前傾姿勢が全く変わらない事が、ミスショットを少なくさせています。
(3)右肩(右尻)始動のバックスイング
完璧な右肩(右尻)始動です。右肩(右尻)から始動して、その後右股関節でしっかりと捻転の力を受け止めています。この辺が意外と見た目のイメージと実際の動きの感覚が違うところです。
右肩と右腰(右尻)を背中側に引くイメージです。
右肩(右尻)を背中側に引く始動をするので、ムリにカラダをねじる事無く、自然に右足でしっかりと捻転の力を受け止める事ができます。結果左肩がボールの前に出てきます、結果です。見た目と実際は違います。
(4)トップ
トップの位置で一旦静止するような感じで、しっかり間を取っています。このことで非常に安定した精度の高いショットが可能となっているようです。ただ、わたしら素人には非常に難しいです。体力勝負です。(捻ったからだで再度右尻を意識しながら少ししゃがみます。・・静止するようなトップです)
(5)ダウンスイング
松山英樹のダウンスイングのヘッド軌道は、強烈なタメを作らずシャフトのしなり戻りが少ないイメージです。他の男子プロのような強烈なダウンブロー軌道でありません。
フツーにターフはとれますが、緩やかな入射角です。その結果、フェースが長くボールを向いているスクエアな状態が、右腰あたりから比較的早く始まり、そして長く続きます。結果打球の方向性が安定します。
(長いインパクトゾーン)
(6)インパクト
右腕、右肘が曲がったままインパクトをすることで、インパクト以降に右腕を伸ばす事ができます。より長いインパクトゾーンを意識できます。
松山英樹のヘッド軌道の円弧は極めて緩やかで、長くフェースのスクエアな状態が続きます。
結果、インパクトゾーンが極めて長いため、サイドスピンが減りバックスピンが増えます。そして非常に弾道が安定しますし、距離感も合ってきます。
(右肩を目標方向へ押し込むイメージ)
(7)フォロー
松山英樹の前傾姿勢の維持能力の高さが、両肩を縦回転させて右肩を下げながら目標へ伸ばすことを可能にしています。右肩を目標方向へ押し込むイメージの動きを行うことで、フォローで両腕が伸びる動きが可能となります。
右肩を下げながら目標へ大きく伸ばすことで、飛距離アップと大きなフォローを作り出しています。アゴが右方向を向くほど頭を残すビハインド・ザ・ボールの形も大きなフォローを作る大切な要素です。
【PR】
■アイアンスイングの良さ、データ確認です!!
松山英樹のアイアンスイングの正確さを示す、こんなデータがあります。ショット貢献度(ストローク・ゲインド・ティートゥーグリーン)と、パーオン率です。
❒松山英樹の年度別、米国男子ショット貢献度ランキング一覧表
ショット貢献度(ストローク・ゲインド・ティートゥーグリーン)Strokes Gained Tee-to-Green とは・・
ゴルフ場の各コース、グリーン以外のあらゆる場所での各選手の各ショットが、全体ツアーの平均よりどれだけのスコアを稼いだか、1ラウンドあたりのスコアに対する「ショット貢献度」を評価するPGAツアーのランキングです。
基本的な考え方は、あるラウンドでのスコアを全選手の平均スコアから引いた数字(トータル・ストロークス・ゲインド)から、さらにパット貢献度(ストロークス・ゲインド・パッティング)を引いた値です。
NO | 年度 | 順位 | 貢献度 | 作成時期 |
1 | 2022-2023 | 16位 | 1.020 | 2023/08/27 |
2 | 2021-2022 | 19位 | 1.044 | 2022/08/28 |
3 | 2020-2021 | 14位 | 1.161 | 2021/08/30 |
4 | 2019-2020 | 2位 | 1.433 | 2020/09/08 |
5 | 2018-2019 | 3位 | 1.487 | 2019/08/26 |
6 | 2017-2018 | 18位 | 1.028 | 2018/10/01 |
7 | 2016-2017 | 5位 | 1.369 | 2017/09/25 |
8 | 2015-2016 | 6位 | 1.315 | 2016/09/26 |
9 | 2014-2015 | 8位 | 1.338 | 2015/10/12 |
いかがでしょうかぁ??上記一覧表を見れば明らかですが、 2017-2018年シーズンはケガ等あったのでさすがに18位です。ここ2~3年間は優勝もあり怪我もありでなかなか伸ばせていないのが実情です。
❒松山英樹の年度別、米国男子パーオン率ランキング一覧表
パーオン率とは・・・
パーオンとは、各ホールの規定打数(パー)より2打以上少ない打数でグリーンオンすることです。
つまり、パー3なら1オン、パー4なら2オン以下、パー5なら3オン以下になります。 1ラウンド18ホールで何パーセント、パーオンしたかを表す数字がパーオン率です。
NO | 年度 | 順位 | パーオン率(%) | 平均値 | 全体計測数 | 作成時期 |
1 | 2022-2023 | 106位 | 66.86 | 68.67 | ※ | 2023/11/20 |
2 | 2021-2022 | 36位 | 68.29 | 66.53 | ※ | 2022/08/30 |
3 | 2020-2021 | 59位 | 67.60 | 65.92 | 1,602 | 2021/08/30 |
4 | 2019-2020 | 53位 | 68.54 | 68.06 | 1,332 | 2020/09/08 |
5 | 2018-2019 | 20位タイ | 69.38 | 66.57 | 1,584 | 2019/08/26 |
6 | 2017-2018 | 30位 | 69.77 | 67.46 | 1,224 | 2018/10/01 |
7 | 2016-2017 | 16位 | 69.01 | 65.89 | 1,368 | 2017/09/25 |
8 | 2015-2016 | 35位 | 68.11 | 64.86 | 1,314 | 2016/09/26 |
9 | 2014-2015 | 21位 | 69.20 | 65.81 | 1,620 | 2015/10/12 |
コチラの数値も当然ですが、各年度とも松山英樹は平均値を上回っています。パーオン率が高い選手はアイアンの精度が高いと言われています。
300名近いPGAツアー参加選手のウチで、各年度ともこの順位です。ほぼ全体の上位10%前後というところです。なので、かなり上位だと言えるのでは無いでしょうか。いかがでしょうかぁ??
と言っていたのも一昨年まで・・、昨年はなかなか大変だった様です。ですが測定時期が11月にずれているため例年とちょっと比較デキていないのも事実です。
例年ならツアーチャンピオンシップが終わった8月末辺りのデータで比較するのがイイと思いますが、今年は忘れてました!!。m(_ _)m
■松山英樹アイアンスイング スーパースロー動画です!!
❒松山英樹プロのスイング分析-IRON-(Youtube動画)【3分37秒】
右肩を後ろ、自分の背中の方に引くイメージでバックスイングが始まります。
クラブを上げるイメージはまったく無くて、飛球線後方にクラブヘッドを低く引いたそのままのイメージを続けた結果、自動的にクラブが上がって行く!。
上半身グリップは飛球線後方へ結果左肩が顎の下に来ます、下半身右尻は背中側にしゃがみながら引く・・です。
トップの位置でグリップの力を抜くと、この上半身と下半身のねじれが、あとでスイングパワーになります。
外から見るイメージと、実際やってるイメージの違い、わかります??
❒松山英樹のスイング分析 3番アイアン230yショット正面(Youtube動画)【1分31秒】
アイアンスイングの正面動画ですが、先ほどの動画と同じイメージで見て下さい。
バックスイングは飛球線後方にクラブヘッドを低く引く動作の延長線で、右肩、右腰を背中の方に引くイメージです。勝手にグリップが上がって行きます。
下半身と上半身のねじれが最高のポイント、目線が右足先を見るぐらいが、自然なトップです。
❒松山英樹のアイアンスイング/超スーパースローですべての動きが見えます。(Youtube動画)【7分39秒】
アイアンスイングの後方動画ですが、先ほどの動画と同じイメージで見て下さい。バックスイングは飛球線後方にクラブヘッドを低く引く動作の延長線で、右肩、右腰を背中の方に引くイメージです。
勝手にグリップが上がって行きます。下半身と上半身のねじれが最高のポイント、目線が右足先を見るぐらいが、自然なトップです。
そこからは、飛球線前方にボールを押し込むイメージで、ボールは見ないで、ボールの手前(自分側)2cmくらいのところ(シャフトが通るところ)を振っていきます。勝手にヘッドがボールに当たります。
■松山英樹が自分のアイアンスイングについて語っています!!。
とは言っても2020年のお話です。2020年1月30日~2月2日のフェニックスオープンを終えた翌週に独占密着して動画が撮られています。
ちなみにこの時のフェニックスオープン2020の成績は・・ウェイストマネジメント フェニックスオープン 最終日(2日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
アウトスタートの第1組で最終日を回った松山英樹は5バーディ・2ボギーの3アンダー「68」。通算10アンダー16位タイと順位を上げてフィニッシュしています。
ですが獲り逃したホールも少なくなく、「悪くはなかったと思うけど…」と総括する口ぶりは重かったようです・・そんな日からの翌週です。
❐松山英樹 LA密着!初めて語る、進化したスイングのすべてトップで止まっていた理由 ダイジェスト版(YouTube動画)【4分07秒】
トップで止まっていた??2019年のスイングとは明らかに変化した2020年のスイング。その全貌を松山英樹自身が語る・・そんなお話です。
❐【松山英樹L.A.密着 第2弾】初めて語る進化したスイングのすべて(YouTube動画)【3分10秒】
松山英樹の強さの秘密に迫った密着ドキュメンタリー第2弾。いままで語られなかった松山英樹のスイング論の初公開です。
この公開映像は第2弾シリーズのダイジェスト版です。GOLF Net TVで【第2弾シリーズ】(9話~16話)を配信開始します。
❐「第2弾の本編はこちらです。」全16話あります。それぞれ16分程度あります。
■松山英樹、おすすめ記事です!!
松山英樹のクラブセッティング、その中でもアイアンとシャフトについて、重さなど徹底調査しました。そのアイアンとシャフトの重さ、硬さ、など特徴は何なのか、他との違いなど。
松山英樹はアイアンとシャフトのどんなところにこだわっているのか、わたしら初心者も少しはそのこだわりを理解して、な~んか、チョットでも、上達にあやかれるのかを考えて見ました。
「松山英樹の最新クラブセッティング、2023です。」ご好評をいただいている、松山英樹の最新クラブセッティングのお話、2023年版です。
2023年3月12日 ザ・プレイヤーズ選手権での松山英樹の最新クラブセッティングです。これから先も変更があれば、追加して行きます。
そして秋のPGA TOUR公式大会7試合のあと、そして2024年(令和6年)PGAツアーは、暦通り1月開幕に移行します。
【PR】
■まとめです・・
松山英樹のアイアンスイングとインパクトなどの連続写真!!って、どうですか??・・ということで、いろいろ徹底調査してみました。
松山英樹のアイアンの素晴らしさそれは、「正確さ!!」極論すると、コレに尽きます。とにかく、アイアンの精度がずば抜けています。
そんな「正確さ!!」を生み出す一番のポイントは、松山英樹の前傾姿勢の維持能力です。テイクバックからフォロースルーまでフルスイングのなかで、常に角度が変わりません。
連続写真で見るとアドレスからバックスイング・トップ・ダウンスイング・インパクトそしてフォローで右腕がまっすぐ伸びるまで頭の高さがほとんど変わりません。
この松山英樹の前傾姿勢の維持能力の高さが、フォローで両肩を縦回転させて右肩を下げながら目標へ伸ばすことを可能にしています。
結果、右肩を目標方向へ押し込むイメージの動きが、アイアンの正確さと飛距離アップを作り出しています。まさにコレが松山英樹のアイアンの素晴らしさです。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。今後ともよろしくお願いいたします。
【PR】