今回は、初心者さんのルーティーンとその効果と実際のやり方というお話です。初心者の皆さんがゴルフでコースデビューをしたとき必ず絶対役立つ知識です。
なぜルーティーンが大切かというと、一つの動作、一発勝負と言うときに失敗せずに、確実に成功させる。そのためには、キッチリとルーティーンを行い、いつもと同じイメージで動作を行う事が、成功させるカギとなるからです。
なので、自分のショットの順番が来たときに、間違いなくいつもと同じようにスイングするために、ルーティーンが必要になります。
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この記事の内容です・・
■ルーティーンに対する考え方
なぜルーティーンが大切かというと、一つの動作、一発勝負と言うときに失敗せずに、確実に成功させる。そのためには、キッチリとルーティーンを行い、いつもと同じイメージで動作を行う事が、成功させるカギとなるからです。
ゴルフの1回のスイングだけを取ったら、長くても10秒。
ルーティーンを入れても長くて1分弱。9ホール、ハーフラウンドして2時間30分。50回スイングした、打球を打ったとしても50分とすると、残り1時間40分は、移動か他のメンバーのショットを見ているかです。
なので、自分のショットの順番が来たときに、間違いなくいつもと同じようにスイングするために、ルーティーンが必要になります。
❐初心者さんがルーティーンをやらない理由
わたしらも含めて初心者の皆さんがルーティーンをめんどくさがってやらない理由、ルーティーンなんてやっても結果ナイスショットができない、思った通りのショットが打てないと思っているからです。
そのとーりです。100%完璧なショットってできません。
できないけれども、一応こうしたいとか、ピンに向かって打ちたいとか、フェアウエイのあそこに打ちたいとか、何か考えて、思って打ってるはずです。
(あそこには打ちたくない・・・この考え、否定的な考え方はやめましょう!!メリットゼロです。)
その想いに少しでも近づけるために、100%は無理でも50%、30%、10%少しでも理想に近づけるための第一歩がルーティーンです。
練習場のイメージをそのままに打ちたいと思うなら、練習場と同じイメージ、同じ雰囲気、意識になる事が大事です。練習場でラウンドと同じイメージでショットしたことがありますか?。
練習場とラウンドを同じイメージ、意識にできるように、ルーティーンも含めて練習しましょう。いかがでしょうかぁ??
(方向を見定める、ルーティーン)
実際ゴルフ場でラウンドするときというのは、気分もハイテンションになってます。
自分が初心者なのでメンバーに気を使います。何もしていないのに、失敗したら恥ずかしいとか、時間がかかると迷惑をかけるとか気を使います。
そう思えば思うほどいつもと違う自分が出てきます。普段の自分なら考えもしないような事をしてしまいます。
(1)ドライバーでティーショットを打つとチョロとかOBばっかりになってくると、どうしようも無くなって、それまで使ったことも無い3番ウッドや5番ウッドを持ち出して、余計失敗する。
(2)カート道から遠いところばっかりに打球が飛んで、グリーンが近づいているのに5番アイアンやユーティリティで無理矢理ボールを打ったりする。
(3)グリーン周りやバンカーにボールが入ったにも関わらず、クラブを交換に行くのが遠い、時間がかかると焦ってピッチングなので適当にやって余計時間をかける。
そんな感じで言い出したらキリが無いほどいろいろあります・・いかがでしょうかぁ??
しかしどうしても他のメンバーが先々にグリーンへ行ってしまうので焦る気持ちが出ます。そんな焦る気持ちを抑えるのもルーティーンです。
近頃はラグビーの五郎丸選手のルーティーンが有名になりましたが、ゴルフでも過去から当たり前のようにルーティーンを行います。
初心者だからこそ面倒だと言わず、練習場で練習しているときから自分のルーティーンを練習しましょう。
❐自分のルーティーンにかかる秒数をカウントして覚えましょう
そして大事な事は、ルーティーンにかかる時間、秒数をカウントしておきましょう。
❒わたしらの場合でもゆっくりやって40秒です。一回のショットにかかる時間です。
(1)ボールの後ろで、打つ方向目標を決める
(2)その場で素振り2回
(3)ボールに近づいて飛球線にスタンスを平行に合わせる
(4)もう一回、本気の素振り、ボールの飛んで行く先をイメージして見る
(5)本番ショット(松山英樹の感じで・・)
(6)フォロースルーで打球の行き先確認。
(1)~(6)までで、40秒弱です。いかがでしょうかぁ?
そして、初心者のわたしらは、他のメンバーのルーティーンを黙ってカウントするんです。
他のメンバーがどれくらいショットに時間をかけているのか、その時間、秒数より大幅に遅くなければ焦る事はありません、落ち着いていつも通りのアナタのルーティーンを行ってショットを行えばいいのです。
グリーンにのせるのが最後になっても焦る必要はありません。ちゃんといつも通りのアナタのルーティーンを行えば、最後にグリーンに打球は乗ります。いかがでしょうかぁ?
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■ショットのルーティーンのポイント
ドライバーだけではありませんが、スイングしてボールを打つ練習をする場合できるだけ、初心者だからと言わず自分のルーティーンを何度も繰り返してその流れでボールを打つ練習をしましょう。
まったくボールに当たらない時はまだまだルーティーンは無理ですが、それでも自分がボールを打って飛ばす方向、距離は別として、目標を決めて練習する事は絶対必要です。少し当たるようになってきたらやって見ましょう。
❐ショットのルーティンの流れ・・
❒例えば・・・ルーティンの流れ
(1)ティアップしたボールの後方からボールとボールを飛ばす目標を直線で見て打つ方向を決める。
(2)方向が決まったら、ボールの飛球線、飛んでいく方向30cmくらい先の地面になにか目印を見つける。
(3)決めた目印とボールを結ぶ飛球線に対して直角に右手でドライバーを持って、クラブフェイスを合わせる。
(4)両肩、腰、両膝を飛球線に対して平行になるようにアドレスする。
(5)両足を広げスタンスをとって、リズム・タイミングをとってスイングする。
(6)ちゃんと構えたのだから、後は目を閉じていても振ったら当たる!ボールが飛んで行くと考える。
実際ゴルフ場でラウンドすると、毎回景色も変わる、地面の傾斜も変わる、目標も変わる、当たり前ですが何もかもまわりの環境が変わるので、ルーティーンさえやればいつも同じスイングができるように練習します。
できると信じています。
❐打ち放し練習場と実際のラウンドをつなぐキーワード!!それは・・。ラウンドでも練習場と同じように打てるようになるためのお話です。
実際のラウンドでは練習場のように、バンバン球を打てません、ほとんどが他の人のスイングや打球を見ているか、ボールを探しているか、移動しているかです。
なので、ルーティーンをすればいつも同じイメージで、落ち着いて、スイングができると信じられるようなるまで練習しましょう。自分のボールを飛ばすのは、打つのはあなたです。
❒ドライバーのスイングの方法については・・・この記事がオススメです。
ちょっとリニューアルしてます。お尻の秘密あります!。
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■パッティングのルーティーンのポイント
パッティングも同じように自分の順番が来てから、しっかりルーティーンを行ってパッティングを行います。
❐自分の順番が来る前に、確認しておかなければいけない事は3つです。
(1)下りのパットなのか、上りのパットなのか
(2)スライスラインか、フックラインか
(3)カップを通る最大傾斜線はどこか(カップからボールを転がすと自然に転んで行く方向)
この3つを確認するために、自分のパッティングの順番が来るまでに、3カ所から確認します。
(1)自分のボールの位置後方からカップに向けてラインを見る。フック、スライス、上り下りの度合い。
(2)目標のカップの位置から自分のボールを見てラインを確認する。フック、スライス、上り下りの度合い。
(3)カップと自分のボールを結ぶラインを真横から見える位置で、上りか下りかを確認する。
最大傾斜線はカップの上流、上の方からカップの切り口を見て、切り口がグリーン面と水平に見える場所を探します。その位置が最大傾斜線になるので、最大傾斜線と自分のボール位置との関係でフック、スライスの度合いをイメージします。
この3つが自分のパッティングを行うまでに確認ができれば、あとは距離感のイメージだけです。上りは43cmオーバー下りは43cm手前に仮想カップをイメージするなどよく言われますが、目安としていかがでしょうかぁ?
いずれにしても、それぞれを確認するために時間をかけてしまって、他のメンバーに迷惑をかけては本末転倒ですので、十分注意しましょう。
自分が最後にグリーンオンして、最初にパッティングしなければいけないときはどうするのか、そんな確認する時間はあるのかというお話もありますが、最低でも上りか、下りか大きな傾斜はグリーンに近づく前に確認しておきましょう。
少しづつ少しづつ練習しましょう。そうなんだと・・いつも意識することで、だんだん自然に見えるように、確認できるようになってきます。知らなければいつまで経ってもできません。
純目、逆目のお話しもありますが、まだまだそこまでわたしらは考えられません。次の段階で考える事にしましょう。
ファーストパットで寄せて、セカンドパットで入れる。たとえ30cmのショートパットでもしっかり構えてパッティングするクセをつけましょう。
❐パットのルーティンの流れ・・
❒例えば・・・ルーティンの流れ
(1)パッティングラインの後ろから、スライスラインでもフックラインでもボールが曲がり出すポイントをイメージして決めて、目印を探す。
(2-1)下りのパットでボールが曲がり出すポイント、目印がパッティングラインの中間点よりボールよりにある場合ほど弱めにボールを打ち出す。
(2-2)上りのパットでボールが曲がり出すポイント、目印がパッティングラインの中間点よりカップよりにある場合ほど強めにボールを打ち出す。
(3)イメージしたボールを一度素振りして、パッティングラインをボールが転がってカップインするイメージを頭に描く。
(4)素振りしたときの感覚で、イメージしたボールが曲がり出すポイントに向かってまっすぐボールを打ち出す。
(5)イメージ通りの速さでボールがパッティングラインを転がって、カップインする。
そんなうまいこといくわけないやろう!!と思っている、アナタ。入るとイメージすることが一番大事です。ロングパットなら入らなくても、カップの周りに近づいて次のパットで必ずカップインするとイメージすることが大事です。
私も含めて、初心者さんが一番思うのは、3パット、4パットのカップ周りを行ったり来たりして、他のメンバーに迷惑をかけると考えてしまうと、必ずショートパットになります。
何度も言いますが・・
(1)下りのパットなのか、上りのパットなのか?
(2)スライスラインか、フックラインか?
(3)カップを通る最大傾斜線はどこか(カップからボールを転がすと自然に転んで行く方向)?
これさえわかれば、上りはカップオーバー、下りはカップ手前に仮想カップをイメージして、打って見ましょう。
日頃の自分のパッティングストロークを再現できる、思い出せるルーティーンを日頃から練習しましょう。
❐ルーティーンの話から、パッティングの話へ・・
ちょっとルーティーンのお話から、パッティングのお話になってしまいましたが、最後にパッティング練習のヒントです。
❒こんな練習器具があります。パッティングの基本の基本、まっすぐ打ち出す練習をするための練習器具です。
❒内藤雄士プロ推奨!ちょっとお手頃価格です。
日頃のパッティングの練習方法は、10mくらいのロングパットができればいいのですが、なかなかそんな練習場所はありません、自宅の中でもできるだけ長い距離を練習すると、パッティングは格段にイイ感じになってきます。
廊下の端にペットボトルを置いて、当てずに近づける練習も効果あります。短い距離からだんだん離れていって同じように打てるように練習しましょう。メッチャ腰に来ますが、頑張りましょう(笑)。
❒パッティングに関しては、こんな記事も参考になります。ルーティーンとは違った観点から考えています。いかがでしょうかぁ??
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■正しいアドレスの構え方わかりやすい動画です!!
❒36Golf 正しいアドレスの入り方(YouTube動画)【2分37秒】
ルーティーンも落ち着くために大事ですが、それ以上に飛球線と自分の肩のラインが平行か・・確認すること、大事です。スグ右向いてしまいます。(笑)
❒アドレスで右を向いてしまう理由と対策(YouTube動画)【4分49秒】
そんな事あるのか?と思いますが・・あるんです。右を向いてしまうといろいろ・・ややこしい事になります。
上の動画とはまた違ったルーティーン、セットアップの方法です。右足のセット方法が決め手です。
❒ゴルフコース内でも方向を正しくとる方法、正しい方向に構える方法|中井学ゴルフレッスン(YouTube動画)【5分21秒】
ティーショットでも使えます。必見!右向かないようにする方法です。
❒タイガー・ウッズ、10番ホール ルーティン&ティショット後方から(YouTube動画)【4分49秒】
意外と当たり前のことしか言ってません・・残念!(笑)
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■まとめです・・
わたしらも含めて初心者の皆さんが、ゴルフでラウンドするときのルーティーンとその効果と実際のやり方というお話しでした。
初心者の時はとにかく同じ組のメンバーについて行くのが精一杯で、ルーティーンとか、その実際のやり方なんて考える余裕がありません。
とはいうものの、知っていると知らないとでは大きな違いが後になって出てきます。
自分はできなくても、とにかく他のメンバーがどんなルーティーンをしているのか、それにどれくらい時間をかけているのか確認するだけでもスゴイ効果があります。
構えてから打つまで、何秒かかるのか??、それがわかりだけでも自分と比較できます。
一緒にラウンドしたメンバーのなかでショットパットの上手い先輩のルーティーン時間を確認しましょう。今後皆さんがゴルフでコースラウンドをするときの必ず絶対役立つ知識になります。
いつも思うのですが、実際ラウンドしながら、一発の自分のスイングに集中しようと思ったら、毎回のルーティーンのやり方が大事になってきます。これさえやれば、このルーティーンをやればいつも通りにショットが打てると納得して、確信していないといないとやってられないと思います。
自分が納得した、確信したルーティーンそれがあってのスイングの話です。
そんな1発の気持ちのいいスイングをするために練習の時はルーティーンもやってしっかり考えて、ラウンドの時はスイングのことはあえて考えず感覚に任せた方がよいのか、そんなことを考えながらもゴルフは楽しく、明るく、元気にやりましょう!!ね。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
さあ行くぞ松山英樹。そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。
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