今回は、日頃の打ちっぱなし練習場などのゴルフ練習で、打ちすぎている?というお話です。わたしらも含めてゴルフ大好きな皆さんが、日頃のゴルフ練習で実は打ちすぎている?。
一回の練習でどれだけ打ちますか?。100球、150球、200球・・それ以上ですか。フツーに毎回アドレスして1発打つのにどうでしょう、30秒としても休憩なしに1時間打てば120球打つことになります。
いろいろ徹底調査して何がどういけないのか、どうすればもっと効果的な練習ができるのか、徹底調査してみたいと思います。
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■打ちすぎない、本当に効果的な練習方法とは・・
打ちすぎない本当に効果の上がるゴルフ練習の方法とは、実はボールを打つ練習量を上げる事ではなく、具体的にはボールを打たないで「正しいスイングのカタチを覚えられる練習量」を上げる、増やすことです。
「ゴルフ練習=たくさんボールを打つこと」ではありません。
実際この練習はあまり楽しくはありません。実際のスイングが正しいのかそうでないのかを、すぐボールを打って確認しようとするところに、ゴルフ練習の失敗が潜んでいます。
ちなみに2トントラック一杯のゴルフボールは何個か計算してみました。ゴルフボール1個は平均45グラムなので、2トン=2,000,000グラム÷45グラム≒44,000個ですね。
およそ1日120球打って、1年で終わります。むかしよく言われた?トラック1杯の練習です。いかがでしょうかぁ?。
(打ちすぎてませんかぁ~)
❐一番簡単な打ちすぎない、本当に効果的な練習方法
(1)ゆっくりした、ハーフスイングの素振り
グリップの位置で言うと、グリップが腰から腰の位置でスイングするハーフスイングの素振りをゆっくりした動きで行ってみましょう。
グリップが腰の位置、よく言われる時計の文字盤に例えると9時から3時の幅でゆっくりスイングをします。
(9時~3時のハーフスイングです)
腕の反動を使わずに、上半身はアドレスの状態のままボールの方向に向けたまま、右肩を後ろに引くようにして9時の位置にグリップを動かします。
そこから、体幹とおなか、おへそを意識してグリップをもとの位置に戻す勢いでそのままフォローを3時の位置までスイングします。
最初にアドレスした時の上体の前傾をそのままに、起こさないように注意しながらゆっくり行いましょう。最初はゆっくり動作を確認しながら行いましょう。
(腰から腰のハーフスイングです)
日頃腕の反動を使ってスイングしていると、ハーフスイングはなかなか最初難しいものです。バックスイングを腰の位置にもっていってから、戻すきっかけがつかみにくいと思います。
最初は難しいですが、失敗しながらでも飛球線に沿って3時の位置までフォローが出せるように練習しましょう。
(2)4分の3(スリークォーター)のタオルの素振り
4分の3(スリークォーター)のタオルの素振りの練習も、ボールを打ちすぎないというよりは、ボールを打たない本当に効果的な練習方法です。
バックスイングをスリークォーターの位置、グリップを肩まで持ってくる方法とフォローのグリップ位置を肩の高さまで持っていく方法とがあります。
(スリークォーターのバックスイング)
先ほど(1)で行ったハーフスイングの素振りのイメージを、より大きくするイメージでスイングしてみましょう。タオルの素振りで行ってもいいですし、実際クラブをもって行ってもいいと思います。
自宅でできる素振り用のクラブを使うのもOKです。
ボールを打たない、本当に効果的な自宅練習するなら、上記2つの記事も参考にしてみてください。
(3)目標を決めて左右のブレを極力出さないようにするスイング練習
主に距離は100ヤードに決めて、左右のブレを10ヤードづつとか自分で決め、打球数も予め20球とかに設定して練習します。
打ちっぱなし練習場に行った時、時間を決めて1球1球スイングを確かめながらやってみると結構プレッシャーもあって真剣に集中練習できます。
最初の5球でまったく想定外な場合は、ボールを打つのをやめて、(1)のゆっくりした、ハーフスイングの素振りをやった方が練習効果が上がります。
「打ちっぱなし練習場に来る以前の問題や!!」と、むかし先輩諸氏にどやされたことがありました。いかがでしょうかぁ??一番簡単な打ちすぎない、本当に効果的な練習方法です。
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(4)目標を決めて前後のブレを極力出さないようにするスイング練習
これも主に距離は100ヤードに決めて、前後のブレを5ヤードづつとか自分で決め、打球数も予め20球とかに設定して、できれば2階の打席で練習します。その方がボールの着地点がよく見えます。
パー3のホールを想定し打ちっぱなし練習場で、ハーフスイングを意識して時間を決め1球1球スイングを確かめながらやってみると結構プレッシャーもあって真剣に集中した練習ができます。
(肩から肩のスリークォータースイング)
この場合も最初の5球程度でまったく想定外な場合は、ボールを打つのをやめて、(1)のゆっくりした、ハーフスイングの素振りをやった方が練習効果が上がります。
ハーフスイングの素振りをやってわかることは、ボールがなければヒトの意識は結構カラダの動きに集中できるので、スイングの意識に集中して動きの確認ができます。
打ちっぱなし練習場でこの素振り練習を淡々とできれば、上手くできた時に自然にゴムティーにクラブヘッドが当たるようなことが起こります。
わざわざ当てようと思わず、ハーフスイングで体幹を使ってスイングできれば、腕の力が自然に抜けて勝手に振ったクラブがボールに当たる・・そんな感じがわかってきます。
結構本気のハーフスイングは腕を振る反動が使えないので、体幹でスイングするという意味がしみじみわかる、逆に今までどれだけ腕の反動、余計な体重移動を使っていたのか反省することになります。
それができれば、アドレス、スタンスが決まれば後はスイングするだけ・・と言ったような感じになってきます。ゴルフはそもそもボールの飛び方を気にしだすところから、おおきな勘違いが始まります。
たまたまのスイングでも、ボールにクラブヘッドがインパクトの瞬間うまく当たればナイスショットが出ます。ここから大きな勘違いが始まります。
私らもゴルフ初めのころは、意外なナイスショットばっかりでめっちゃ楽しかったです。
この大きな勘違いでゴルフが楽しくなったのは間違いないですが(笑)、ずっとこのままではいけません。どっかで頑張らなければいけない時が来ます。
一番簡単な本当に効果的な練習方法、ゆっくりしたハーフスイングの素振りや、4分の3(スリークォーター)のタオルの素振りなどの地味な練習も意識してやってみましょう。
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■打ちすぎのデメリットとは・・
ゴルフ練習だけに限ったことではありませんが、ただただボールを打つだけの単純なゴルフ練習は、意外と上達とは程遠いものがあります。
ラウンドの体力を向上させたいのか、集中力を上げたいのか、スイングの技術・正確性を確かなものにしたいのか、いずれにしても練習の目的、目標が必ず必要になります。
ただ単に打ちっぱなし練習場でボールを打つ、1打1打に一喜一憂して時間が過ぎていくだけのゴルフ練習では、なぜか思っているほどの上達は望めません。
ゴルフ練習を何年、何十年やっても100が切れないなんて・・そんな皆さんがフツーにたくさんいるのは、一番の証拠です。そういうわたしらにとっても、耳の痛いお話しです。
ゴルフはどれだけ少ない打数で上がるか、終わるかを目標にするスポーツです。それなのに何も考えず、意識せず、目標設定もなくボールを打つだけの練習はその時楽しいだけの、ストレス解消で終わってしまいます。
❐打ちすぎのデメリット・・
(1)間違ったスイングでも、タイミングあえばナイスショットが出る。
ゴルフは間違ったスイングをしても、たまたまクラブのスイング軌道とインパクトの瞬間のフェイスの向きのタイミングが合うとナイスショットに近い打球が打てます。
打ちっぱなし練習場で、最初はうまく思ったような打球が打てなくても、何十球も打っているうちにカラダが慣れてナイスショットが打てるようになります。
一番多いゴルフ練習の勘違いです。
打ちすぎのデメリットは何十球も打ってるうちにナイスショットが出始めます。ところがゴルフのラウンドでは、続けて何十球も打てません。
なのでプロのような打球も出れば、ダフリもします。「あれだけ練習したのに・・」思ったときはもう遅い!!。打ちすぎのゴルフ練習はやめましょう。
(2)見た目の部分動作に意識集中してカラダの動きがわからなくなる。
見た目の部分?ゴルフ雑誌やゴルフの解説書に多い説明は、腕の動作とか腰(下半身)の動かし方、トップの位置とか、とにかく頭、手、下半身などカラダの部分動作に関する解説が多いです。
それと、日頃失敗の多いスイングやボールの飛び方を、正しい理想とするスイングや打球が打てるように修正する方法としてカラダの部分動作の解説が詳しくされています。
それらは決して間違いではありません。その部分そのことで日頃から悩んでいる皆さんが読んで参考にすれば、最高のヒントになって、ドンピシャで解消することも多々あると思います。
しかし日頃からそんな部分部分の個々の動作に意識を集中していると、本当の基本の動作、根幹になる動きがわからなくなってきます。打ちすぎのゴルフ練習はやめましょう。
基本は一つ、カラダの軸をブレさせずに腕を回すように振るという動きです。
カラダの上半身は正面を向けたまま、右肩(右尻)を後ろ(背面)に引く動きでグリップを飛球線後方に引く動作からバックスイングを始めて、あとはボールを飛ばす勢いに合わせて体幹のパワー(左尻を背中側に引く)でグリップとクラブをもとに戻すイメージです。
体幹軸(左尻を背中側にイッキに引く)のパワーが強ければ、自然にボールを打った後も反動でクラブと腕がフォロースルーに振れていきます。いかがでしょうかぁ??。
(3)フルショットで飛ばすことで、スイングの事を考えなくなる。
フルショットでボールを飛ばすことに意識を集中して、ボールの飛距離ばかりを気にしてゴルフ練習していると、最初は体幹軸で振れていても疲れてくると、無意識に手や腕も使うようになってきます。
そんな甘い誘惑に負けて何も考えず、手や腕を使ったスイングをして打球をカッと飛ばしてイイ気分になっていると、その日は良くても次のゴルフ練習時に痛い目に合います。
たまたま打てた、ナイスショットのイメージが頭とカラダに残っていて、大きな体重移動からウェッジでスライスとか?きっと変な打球が出ます。打ちすぎのゴルフ練習はやめましょう。
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(4)汗を流すことに意識集中、打数を増やすことが目標になってしまう。
これも同じようなイメージです。しっかり頑張ってナイスショットを続けようと100球200球と頑張ります。確かにカラダも十分温まって、腕も良く振れるようになります。
ゆったり、しっかり、ボールに自分のパワーが100%伝わったようなナイスショットが出るようになります。しかし実際のラウンド、ゴルフ場ではそんなに何回も続けてボールを打つことはできません。
しっかりウォーミングアップ、ストレッチ体操してから、ゴルフ練習するように心がけましょう。たくさん打つ練習は楽しい!!よくわかります。しかし疲れると戻せなくなりますよ、打ちすぎのゴルフ練習はやめましょう。
打ちすぎ?で起こる背中の痛みなど、起こさないための予防方法、ストレッチ方法などの記事です。いかがでしょうかぁ??。
(5)フツーに疲れ集中力が無くなる、飛距離も落ちて打てなくなる。
ゴルフ練習での打ちすぎは、フツーに疲れます。打ちっぱなし練習場で実際打ってる時は気分も上々やる気満々ですが、終わって自宅に帰って次の日、または2~3日してからが地獄です。
きっと首・肩・腰・太腿など日頃使っていない筋肉、カラダの部分に筋肉痛が襲ってきます。週1回のゴルフ練習ならなおさらです。日頃からウォーキングなどの運動を心がけましょう。
たぶん打ちっぱなし練習場でもやってるうちにカラダが硬くなってきたり、クラブが重く感じたり、集中力が無くなって来たり、飛距離が落ちたりしてくると思います。
そうなる前に意識して練習を終わりましょう。打ちすぎのゴルフ練習はやめましょう。
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■ゴルフ練習!ハーフスイング動画です・・
❒ハーフスイングの基本 ゴルフコーチ粕谷正美(YouTube動画)(4分14秒)
ハーフスイングの基本のやり方、ポイントをわかりやすく説明しています。このチェックポイントが大事です。
❒ハーフスイング練習法!必ずゴルフが上達する腕と身体の使い方をスギプロがレッスンします。(YouTube動画)(6分04秒)
スギプロ独自の地面反力を使った驚異の飛距離アップ法だそうです。キツい筋トレや練習を必要とせずに、誰でも飛距離を伸ばすことができる・・と言うお話です。いかがでしょうかぁ??
❒ハーフスイング、スリークオータースイングの意識(YouTube動画)(4分07秒)
ハーフスイング、スリークオータースイングの意識と言うか、スイングするときのイメージのお話です。ゴルフレッスン動画、坂本龍楠ティーチングプロです。
■まとめです・・
今回は、日頃の打ちっぱなし練習場などのゴルフ練習で、実は打ちすぎている?というお話でした。わたしらも含めてゴルフ大好きな皆さんが、日頃のゴルフ練習で実は打ちすぎている。
以前から、ただボールを打つだけの練習しすぎは下手を固めるだけたと、よく言われたもんです。ただ回数をこなしたからと言っても、1球1打に一喜一憂、ドキドキハラハラしているだけでは上達は望めません。
同じ練習時間を使うなら、より効果的に、より考えて、効率よく行いましょう。やっぱりゴルフはゴルフ場でラウンドするのが最終目標です。
わたしらも含めてゴルフ大好きな皆さんが、ゴルフ練習でいつも本当に効果のある、上達できるゴルフ練習をしようと思っている皆様に少しでも役立つお話だったでしょうか?。
ゴルフ練習と言えば、打ちっぱなしに練習場に行ってボールをただ打つだけではありません。そんなボールを打つ練習にちょっと!ひと工夫してみたら・・そんなお話です。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。
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