アイアンスイングの手首の返し方!後ろから見るとわかるコックのコツ

11928ゴルフのアイアンスイングで「手首のコックはどうやるの?」「手首の正しい返し方は?」と悩んでいませんか?。本や動画でいろいろな解説を見聞きするほど、難しく考えてしまいますよね。

実は、手首を器用に動かそうとするほどスイングは崩れてしまいます。

大切なのは、スイングを「後ろから見る」こと。飛球線後方からチェックすると、上手い人の腕の動きは驚くほどシンプルな「縦振り」だと分かります。

この記事では、アドレスからフィニッシュまでの手首の動きを徹底解説!。手首を意識しなくても、勝手にきれいなコックが維持できてダウンブローに打てる魔法のイメージをお届けします。

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1,アイアンスイングで手首の使い方とコックの基本ステップ

ちょっと長いお話になりますが、スイング全体の流れを意識しながら、(1)アドレスから順に、(7)フィニッシュまで、7つのステップを1つずつ進めていきましょう。

手首の「コック」についての大事なお話は、このあとのテークバックのところで詳しく解説していますので、まずはスタート地点となる「アドレス」からチェックしていきます!。

ちょっと細かいお話をすると、右肘をカラダ側に曲げることによって、両肩が飛球線と平行になります。右肩が左肩より右手グリップが下にある分、下がります・・

1-1 アドレス|理想の角度と正しいハンドファーストの形

アイアンのアドレス(構え方)において、絶対に外せない最重要ポイントといえば、そりゃもうコレですね。

「ハンドファースト」

アドレスした時に、目標方向(飛球線方向)に手が先行している形を取ることがとても大切になります。ちょうど左手が左股関節の前に来るようにセットしてみて下さい。

そうすると、アイアンのクラブヘッドの位置よりもグリップの位置が飛球線に沿って先にある、理想的な手首の位置(ハンドファースト)が自然と作れます。

❒ちょっと細かいお話をすると、右肘をカラダ側に曲げることによって、両肩が飛球線と平行になります。右肩が左肩より右手グリップが下にある分、下がります。❒❒

ここで一つ、大切な基本を押さえておきましょう。ゴルフでは両腕を自然に伸ばして、左上腕(二の腕)を左胸の上に乗せるように構えます。これをゴルフ用語で「左脇を締める」と言います。(ほんまは胸に乗せるでええやん・・と、最初思いました)

画像1 ハンドファースト正解(中央)

 

画像2 ハンドファーストの正解

 

画像3 左側ハンドファーストの良い例、右側間違いです・・

まずはこのベースを作って下さいね。そして、今回のテーマである「手首の使い方」をマスターする上で、絶対に良く覚えておいてほしいのが、飛球線後方(後ろ)から見たときのアドレスの形です。

構えたときに、クラブシャフトとグリップ、そして手首が作るこの角度。一般的には「約120度」が理想この理想の角度をキープするための、両手の指の使い方のコツがこちらです。

画像4 飛球線後方からの、手首とシャフトの角度「120度」です

右手:中指と薬指の2本で、シャフトを下から支えるようにします。
左手:中指と薬指の2本で、シャフトを上から押さえるようにします。
両手共通:両手の親指の付け根(母指丘)を軽くピッタリと付けて、角度を保ちます。

❒グリップ?で悩んだときは「ゴルフグリップについて、右手・左手・親指などの握り方」この記事が役に立ちます。❒❒

アドレスしたときは、この後ろから見た形を若干意識しながら、肩から腕をだらんと垂らして、その位置でグリップするのが正解です。(※実際スイングしているときは、角度が本当に保たれているかどうか自分では分かりませんけどね!基本です。笑)

ここで、後ろから見たときに絶対にやってはいけない悪い例を2つご紹介します。

●ハンドダウン(手元が下がりすぎている形):クラブヘッドの先(トウ)が浮いてしまいます。このまま打つと、打球はフックしやすくなります。

●ハンドアップ(手元が上がりすぎている形):クラブヘッドの先(トウ)が下がり、ヒールが浮いてしまいます。このまま打つと、打球はスライスしやすくなります。

画像5 左側ハンドダウン、右側ハンドアップです・・

 

実際のスイングで極端に手先だけに頼り、思いっきりグリップをギューッと握りしめてスイングしてしまうと、こうした極端なハンドアップやハンドダウンのミスになりがちです。

画像6 左正解です、ヒザを軽く曲げる、腕のチカラを抜いて垂らす・・

グリップは優しく握りましょう。思いっきりの力を「10」だとしたら、「3〜2」くらいの、生卵を割らない程度の優しさで十分です。

ひざを軽く曲げて、肩の力を抜いて、腕をだらんと自然に垂らして構える。この正しいアドレスを手首の角度(約120度)と一緒に作ることが、綺麗なスイングへの第一歩になります。

1-2 テークバック|ハーフウェイバックから自然にコックを入れる方法

アドレスが決まったら、いよいよテークバックに入ります。ここでまず意識してほしいのが、途中でクラブシャフトが地面と平行になるところ。いわゆる「ハーフウェイバック」と言われる位置です。

この位置を飛球線後方(後ろ)から見たとき、クラブシャフトが飛球線とぴったり平行になっていて、さらに後ろから見たときにクラブヘッドと両手が完全に重なって見えること。

これが正しいテークバックの基準になります(画像7、8)。

画像7 ハーフウェイバック・・正面画像です

画像8 ハーフウェイバック・・飛球線後方画像です

アイアンスイングでの手首の使い方というお話だけをすると、「ハーフウェイバックは直接関係ないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、スイング全体の美しい流れを作るためには、バックスイングでも、そしてこの後のダウンスイングでも、グリップと手首が必ずこの位置を正しく通過することが極めて大切になります。

そして、このハーフウェイバックを通過した直後から、いよいよ手首の「コック」が入ってきます(画像9、10)。

画像9 右端がコックした状態です。左腕が水平で、右肩の横あたりにグリップが来ます(正面から見た目・・)

❒コックとは・・、バックスイングの流れの中で、クラブを握る両手首を心地よく曲げて角度をつける動きのことです。ここで重要なのは、手首を曲げる「方向」と「タイミング」です。

では、どうすれば自然で理想的なコックを作れるのでしょうか?その具体的なやり方をご紹介します。まずクラブを両手で優しくグリップしたら、左腕の肘をまっすぐ伸ばした状態をキープします。

そこから、右手の中指と薬指を支点として支えるように意識しながら、体幹を中心軸として右肩(右肩甲骨)を背中の方へとグッと回していってみてください。

どうでしょうか?これだけで、手先を器用にこね回さなくても、回るカラダに引っ張られるようにして自然と手首にコックが入りませんか?このとき、左手はシャフトを上から軽く押す感じ、右手は支点として下から支える感じになります。

そして、手に感じるシャフトの重さが「一番軽く感じる方向(クラブが立つカタチ)」を探してみて下さい。これがあなたにとってのベストなコックの方向です。

クラブヘッドが体幹の回転軸に対してちょうど直角になると、嘘のようにシャフトがフッと軽く感じられます。

このまま、左手の親指でクラブシャフトをしっかりと支えるような感覚を意識しながらトップまで上げていくと・・、

左手首が甲側や手のひら側に無駄に折れてしまうのを防ぎ、スクエアで綺麗なコックを維持したままトップへ向かうことができます。

画像9 右端がコックした状態です。左腕水平の位置です

画像10 非常によくできたが画像です。わかりやすい!!・・

これもまた、正面から見るより「後ろから(飛球線後方から)見たとき」に、正しいプレーンに乗っているかどうかが一番よく分かりますよ。

1-3 トップ|左手の親指でシャフトの重さを感じてスクエアに

トップの形を、松山英樹の正面と後方の写真で比較してみて下さい(画像11、12)。

松山英樹はクラブシャフトが地面と水平になるまで深く上がっていますが、わたしらはそこまでいかなくても全然OKです!。イメージとしては、「グリップが肩の高さ」と思っているくらいでちょうどいいトップになります。

バックスイングの反動や勢いがあるため、そのイメージでも実際には勝手にちょうどいい高さまで上がります。

画像11 コックはそのまま、松山英樹正面トップ画像です。(正面から見て高くグリップを上げているように見えますが、これはカラダが前傾しているからです)

画像12 同じ画像を後ろから見た、飛球線後方トップ画像です(カラダを水平にしたとすると、グリップの位置は肩の高さです)

後方から見ると、前傾した体幹軸に対して、ほぼ直角に左腕が回転しながらトップに向かっているのがわかります。

ここで一番大切なのは、飛球線後方から見たときに左手首が折れていないこと(まっすぐな状態)です(画像13、14)。

画像13 左手首が真っすぐ・・のイメージです

もし左手首が甲側や手のひら側に折れてしまうと、ダウンスイングでシャフトの動きが変わってしまいます。

その結果、インパクトでクラブヘッドが外から入ったり(アウトサイドイン)、内から抜けすぎたり(インサイドアウト)して、スライスやフックの原因になってしまうのです。

ここで、めっちゃ簡単に手首が折れないトップにする方法があります!ゴチャゴチャ言わず、「左手の親指にクラブシャフトの重さを感じる事」。

コレだけです!後ろから見ると本当によくわかりますが、グリップはあくまでも優しく握り、左手の親指でしっかりとシャフトの重さを支える。これだけで手首はきれいにまっすぐ(スクエア)になります。

「ボールを打ちに行こう!」「もっと飛ばしてやろう!」と力むと失敗します。

体幹軸を意識して、右肩を背中の方向に引くイメージでバックスイングをすると、なーんか勝手にスクエアなトップになりませんか?

画像14 左端、スクエアが正解です。手首が真っすぐのイメージです(手首に力を入れて真っすぐにするのではなくて、親指でシャフトの重さを感じるようにするとうまくいきます)

 

画像15 手首ではないのですが、右肘の位置を見てください!!。下の画像が正解です・・

また、手首のお話ではないのですが、右肘の位置がまっすぐ地面の方向を向いているようにすることも、脇を軽く締めるイメージにつながり、トップがより正確になります(画像15)。

体幹軸を意識して右尻を背中側に引くイメージでバックスイングを上げると問題ないと思うのですが、右肘をカラダに付けるのではなくて、脇を軽く締める(付ける)感じでやるとイメージがより正確になります。

1-4 ダウンスイング|コックを保ってグリップを右足前へ下ろす

トップの位置からハーフウェイバックを通り、インパクトへと向かうダウンスイング。ここで一番大切になってくるのが、手首のコックをギリギリまで保つことです(画像16)。

アイアンスイングは「ダウンブロー」でインパクトするとよく言われますが、このダウンブローで捉えるためにも、手首のコックを維持することが最重要になります。

画像16 トップ→ ハーフウェイバック→ インパクトの流れです(真ん中の画像までコックしたグリップを真下におろすイメージです)

インパクトの瞬間に、アドレスで作った最初のハンドファーストの形をしっかり保っておきたいわけです。では、どうすればコックを維持したまま下ろしてこられるのでしょうか?。

飛球線後方(後ろ)からスイングしたときの流れを見てみましょう(画像17)。

画像17 後方から見るとこの流れです、手首を下してくる感じです

この後ろからの画像を見て、あなたはどう思いますか?「手首(グリップ)をまっすぐ下に下ろしている」ように見えませんか?そうなんです。

ボールを打とうとか、手首のコックを無理に維持しようとか難しく考える必要はありません。ただただ、トップにあるグリップを右足前のあたりに向かって勢いよく真下に下ろす。

ゴルフスイングを正面から見ると、どうしてもクラブが左から右へ動くので、グリップを自分のチカラで振らなくては??と思ってしまいます。

クラブが左から右へ動くのはカラダ(左腰・左尻)が左回転しているために引っ張られていると思ってください。

左尻が先に背中側に動いた勢いで勝手に、トップのグリップが右足先めがけて降りて、そのまま回転の勢いで元のアドレスの位置を通り過ぎていく・・

左尻がうまく背中側に引けると、前傾も保ったまま、グリップの通り道ができます。

そんなダウンスイングだと思って「画像17」を見ると、本当にそう見えてくるはずです。

すべては、あなたの意識次第です!ここで、下半身リードが自然と身につくおすすめの素振り練習法(YouTube動画)をご紹介します。

❒「下半身リードが身につく、1日3分○○素振り練習法」です(Youtube動画)【8分14秒】

ダウンスイングの切り返しで、左のお尻を背中側に回転させながら、骨盤を左に回してみてください。

すると、その下半身の勢いに引っ張られるようにして、上半身のグリップや両腕が、胸の前を通ってボールの方向へ勝手に、イッキに降りてくるようになります。

この下半身のリードが、手首のコックを勝手にキープしてくれる最大のコツです。

アイアンスイング全体の詳しい仕組みや、スイングのコツをもっと深く知りたい方は、ぜひこちらの過去記事も合わせて参考にしてみてくださいね!。

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1-5 インパクト|ダウンブローを生む!ボールを押し込むイメージ

インパクトの瞬間でも、アドレスで作った最初のハンドファーストの形を維持し、手首のコックをぎりぎりまで保つことが大切です。

先ほどもお話ししたように、アイアンスイングは「ダウンブロー」にインパクトすることが鉄則です。このダウンブローで捉えるための、意識のイメージの「コツ」をいくつかご紹介しますね。

(1)まず、ただボールを打つというイメージよりも、ボールの先(飛球線方向)に直径20cmくらいの小さい穴が口を開けていて、その穴に向かってボールを押し込んで打ち込むようなイメージでスイングをすること。これが大きなコツです。(上げる意識ゼロです)

(2)もう一つの方法として、「今あるボールの1個分先」に仮想のボールをイメージして打ちに行くのも非常におすすめです。(ゴロを打つ感じです)

1個分先のボールを打とうとすると、ちょうど今ある本物のボールの赤道(真ん中)のちょっと下をきれいにヒットすることになり、自然と理想的なダウンブローの形になります。

(3)また、インパクトの瞬間に上半身を爆発的なスピードで回転させるために、飛球線方向よりも若干10度前後、右方向を狙って打ち込むというのも有効です。

左腰を後ろに引くタイミングに合わせて、上半身を体幹軸でクルッと回転させると、今までと全く違う速さで上半身が回るようになります。(思ってるより速く回る)

その結果、少し右を狙うくらいのイメージで、ちょうど真っ直ぐ飛球線方向を向いてくれるようになりますよ。(時計の文字盤で言えば、1時から2時方向です)

ただし、1個先のボールを打とうとするあまり、目線と一緒に頭まで前に動いてしまうと、カラダが突っ込んでハンドファーストが崩れてしまいます。これではダウンブローにならなくなってしまいますので注意してくださいね。

アドレスのときから、左腕を左胸の上にしっかり乗せておくことを忘れずに、グリップの力(グリッププレッシャー)は最小限にしておきましょう(画像18、19)。

画像18 アドレスとインパクトの違い、分かりますかぁ??

画像19 インパクトの手首のコック、イメージです。(コックしたまま、 振り下すと、コックが勝手にほどけて、ハンドファーストのインパクトになる)と思ってください

❒とりあえず振り下ろすと、勝手にボールに当たる・・そこまでを部分的に練習するのもありです。インパクトバッグを使った練習もあります。❒

ゴルフ練習で使うサンドバッグ?中身?って、知ってますかぁ??

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ボールを無理に打ちに行くのではなく、左のお尻を背中側に引く勢いにつられて、結果的にグリップが勢いよく下りてきてコックが維持されている。

そんなハンドファーストの美しいインパクトの感覚をぜひ体感してみてください。

1-6 フォロースルー|左お尻のエンジンで左腕が真っ直ぐ伸びる

フォロースルーでは、飛球線後方(後ろ)から見たときに、グリップエンドがしっかり見えて、クラブヘッドがカラダで隠れて見えない状態が理想的なフォームです(画像20)。

画像20 グリップエンドが見えて、ヘッドがカラダでカラダで隠れて見えないフォローです(左尻を背中側に引くので、クラブの通り道ができています)

そして、アイアンのクラブヘッドの先(トウ)が真上を向くように意識してみましょう(画像21)。

画像21 アイアンのクラブヘッドの先、トゥが上を向くフォローです

これを意識するだけで、手首が自然と返った正しいグリップの形が作れます。「手首が返る」というのは、ボールを打つインパクトまでは右手が左手の下(地面に近い方)にありますが、インパクトを過ぎたフォロースルーでは右手が左手よりも上に入れ替わる、ということです。

ここで、先ほどインパクトのコツでお話しした「ボールの先にある直径20cmの穴に打ち込むイメージ」が、ここでも大活躍します!。

あの穴に向かって押し込むようにスイングをすると、一瞬ではありますが、左腕が目標方向へ真っ直ぐ気持ちよく伸びた形が自然と作られるようになります(画像22)。

画像22 左腕が真っすぐ伸びています、と言うことですが、あくまでも見た目です。(実際はインパクトの反動、ボールを押し込んだ後の形です)

よく「腰をしっかり回しなさい」と言われますが、実際にその形を作ろうとするときは、左のお尻を後ろに引く(左ポケットをお尻側に回し引く)イメージを持ってください。

実際のところ、ダウンスイングからフィニッシュまでクラブを力強く振るための主役(エンジン)は、この「左お尻」のパワーだとわたしらは思っています!。

左お尻を後ろに動かすパワーに引っ張られて、トップにあるグリップが勝手に引きずり下ろされ、鋭いフォロースルーへと繋がっていくのです。

ただし、注意点もあります。ご紹介した画像のような「左腕が真っ直ぐ伸びている形」を意識しすぎてしまうと、そこで腕やスイングの動きがピタッと止まってしまいます。(要注意!!)

これらの形はあくまでスイング全体の一瞬を切り取ったもの。

両手の力を抜いてグリップを柔らかく保ち、前傾角度をキープしたまま、お尻のエンジンを使って元の位置にグリップが戻ってくる感覚を、根気よく練習して身につけていきましょう!。

1-7 フィニッシュ|リキみを抜いてお腹の回転でイッキに振り切る

理想のフィニッシュは、フォロースルーの勢いをしっかりと保ったまま、体幹の回転軸を意識して、コンパクトな位置へとグリップを収めていきます。

きれいなフィニッシュの姿勢を作るために、意識するポイントは次の3つです。

●右足体重でのインパクトから、そのまま一気にフォロースルーへ持っていくこと

●ボールを打った後も、ボールがあった付近に視線をしばらく保つこと(ヘッドアップの防止)

●手首を無理に返すのではなく、クラブヘッドの先(トウ)が上を向くフォローをイメージすること

最後、フィニッシュの姿勢を作るまで気持ちよく回転するイメージは人それぞれですが、わたしら個人的な実感としては「お腹で回る(お腹を目標に向ける)」、あるいは「左肘を左肩の横まで回してくる」というイメージが一番しっくりきます(画像23〜25)。

画像23 左足カカトに体重が乗って、右太腿が左太腿にくっつくフィニッシュ!!

左尻をしっかり引くパワーで回ると、上体の前傾姿勢をキープしたままの綺麗なフィニッシュが作りやすくなりますよ!!。

画像24 左尻を引くと前傾を保ったままのフィニッシュが作りやすい・・

そして何より、グリップの力がだんだんと抜けてくると、腕の力も、肩の力も自然と抜けていきます。

そうなれば、インパクトの勢いを殺すことなく、一気にフィニッシュまでビュン!と振り切ることができるようになります。

画像25 左肘を左肩の横に持ってくるイメージで胸、お腹をまわす・・

よくレッスン動画などで「手首が綺麗に返ったフィニッシュの画像」を見かけますよね。でもそれは、トップからの切り返しで左脇を締め、ダウンスイングに入ったところから一気に振り切った「結果」に過ぎません。

よく話題になる、手首の返った振り切った画像イメージ・・

よく言われる「インパクトはスイングの通過点(一部)」という感覚は、まさにこのことです。

「ボールを綺麗に打ちに行こう!」と構えるのではなく、「気持ちよくスイングして振り切ったら、その途中で勝手にクラブヘッドがボールに当たった」。

そんな感覚でクラブを振れるようになると、ゴルフはもっとシンプルで楽しくなります。

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2,手首を返す意識は不要?「トウが上を向くフォロー」が正解の理由

ゴルフのレッスン動画や雑誌を見ていると、よく「手首の返し方」や「正しいアームローテーション」といった言葉が出てきますよね。でも、これらを意識して練習して、上手くいったことはありますか?

2-1 無理に手首を返そうとするとフックやスライスの原因に

実は、「手首を返そう、返そう」と頭で考えながらスイングすると、多くの場合、カラダの回転(体幹軸での回転)が途中でピタッと止まってしまいます。

カラダが止まった状態で手首だけを無理に返すと、極端にフェースが閉じてしまい、左に低く曲がる強烈なフックボール(チーピン)が出てしまいます。

逆に、それを嫌がって手首が返らなくなると、今度は右へのスライスが止まらなくなります。

手首の返し方を意識的にコントロールしようとするのは、アマチュアにとって非常に難しく、スイングをバラバラにする原因になってしまうのです。

手首の返し方を意識するよりも、もっとシンプルで簡単な方法があります。それが、フォロースルーで「アイアンのクラブヘッドの先(トウ)が真上を向くこと」だけを意識することです。

(とは言っても、私らの経験上最初は「アイアンのクラブヘッドの先(トウ)が真上を向くこと」を意識すると、手がこの位置で止まってしまいます(笑)。

手首の形をどうこうするのではなく、ただ「トウを上に向ける」というゴールの形だけを意識して振り抜いてみて下さい。これだけで、余計なことを考えなくても、結果的に手首は美しく、自然に返ってくれます。

2-2 プロのきれいな手首の返しは「体幹の回転」が生み出した結果

プロゴルファーのスイング動画をスローモーションで見ると、インパクトの後に腕が真っ直ぐ飛球線方向に伸びて、手首が見事に返っていますよね。

「あんな風に手首を強く返せば飛ぶんだ!」と思って真似したくなりますが、実はここに大きな落とし穴があります。

あのプロの美しい手首の返りは、本人が意識して手首をパチンと返しているわけではありません。

これまでにお話ししてきたように、「左お尻のパワー」をエンジンにして体幹軸で鋭く回転し、飛球線前方にクラブヘッドを力強く押し込んだ結果として、勝手に手首が返っているだけなのです。

もし疑わしいと思ったら、一度実験してみて下さい。意識的に手首を返してスイングすると、カラダの回転が止まるか、フックボールが出るか、あるいはフィニッシュまで振り切れずに途中でスイングが詰まってしまうはずです。

もし、体幹軸が回る超高速の回転スピードに合わせて、腕、肘、グリップ、そして手首の返す瞬間をミリ秒単位で完璧にコントロールできれば、さらにヘッドスピードが上がって素晴らしい打球が打てるかもしれません。

しかし、そんな高度な神業はプロでもやっているかどうか怪しいものです。私らが目指すべきなのは、手首を細かく動かすことではなく、左お尻のエンジンで体幹を回し、トウを上に向けるだけのシンプルなスイングです。

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3,スイングを後ろから見れば「縦振り」!松山英樹に学ぶイメージ動画

ここまで、ちまちまとお話ししてきたアイアンスイングでの手首の使い方ですが、「後ろから見るとわかりやすい」と言い続けてきた理由は、まさにここにあります。

3-1 なぜ正面から見ると「横振り」に勘違いしてしまうのか?

スイングを正面から見ていると、どうしてもクラブヘッドが右から左へダイナミックに動くため、私たちは「ゴルフは横に振るものだ」と勘違いしがちです。

けれど、本当にゴルフが上手い人、プロゴルファーの面々は、実は頭の中で横にスイングしているイメージを全く持っていません。

スイングを後ろから(飛球線後方から)見れば一目瞭然なのですが、腕の動きは完全に「縦振り」なのです。

上手い人の頭の中にあるのは、トップから右足前に向かってグリップを真っ直ぐ「振り下ろすイメージ」だけです。それだけで、ゴルフクラブというものは勝手にボールに当たるようにできています。

❒スイングを後ろから見れば腕は縦振り、松山英樹・R.マキロイ(YouTube動画)【2分50秒】

3-2 トップから右足前に振り下ろすだけでダフリもトップも消える

「本当に右足前に下ろすだけでいいの?」と最初は信じられないかもしれません。

何とか自分の目でインパクトを確かめようと頭の隅で思っていると、腕やグリップ、首などに無駄な力が入ってしまい、カラダの回転が止まってしまいます。

その結果、手を使ってボールを強引に打ちに行ったり、ダフりそうになって上体が起き上がったりと、あらゆるエラーが起こるのです。

意識を「後ろから見た縦振り」に変えるだけで、驚くほどスイングがシンプルになります。具体的なイメージのポイントは以下の3つです。

1,左お尻のパワーをエンジンにする:トップにあるグリップを、そのまま右足前に振り下ろすイメージを持ちます。このとき、左お尻を背中側にグッと引くことで左腰が回転し、カラダの正面にグリップが通る道が勝手にできあがります。

2,目線を右足先に止める:目線を右足先あたりに止めておき、上体の前傾が遠心力に負けないように保てれば、振り下ろす勢いだけでヘッドが勝手に元の位置に戻り、理想的なインパクトからフォロースルーへと向かいます。

3,右肩が前に出なくなる:横に振ろうとしないため、右肩が前に突っ込む動きが消え、アマチュア特有のダフリやトップのミスが激減します。

❒ここで、スイング全体のイメージ作りに最適な松山英樹のスイング分析動画(YouTube)をじっくり確認してみましょう。

トップから手首の形をそのまま保ったまま、右足前のあたりへ真下にダウンスイングしているように見えませんか?。

前傾を保ったまま右足前を狙ってダウンスイングをするだけで、クラブヘッドが勝手にボールを押し込み、綺麗な縦振りが完成しているのがよく分かるはずです。

後は、あなたのスイングイメージを「後ろからの視点」に変えるだけです!。

❒松山英樹のアイアンスイング分析(Youtube動画)【3分37秒】

❒2016PGA 松山英樹の最新スイング!スローモーションで解説(Youtube動画)【5分41秒】

スローで見ると、もっとわかります!!。ダウンスイングからインパクトまでが勝負です!!

 

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4,まとめ:手首を気にせず「後ろからのイメージ」でゴルフを楽しもう!

ゴルフ初心者の皆さんや、わたしらでもそうですが、ゴルフのスイングというのは、ただゴルフクラブを両手で持って振る、ボールを飛ばすことだけと言えばそれまでです。

ですが、ゴルフクラブの上げ方、バックスイングの方向、両腕の使い方、ダウンスイングのタイミング、その方向と目標、カラダの力の入れ具合の変化など、一瞬のスイングの世界にあれこれと考え出すと本当に大変ですよね。

そこへ来て、「手首の角度がどうの」と言い出すと、ゴルフはめちゃくちゃ難しくなってしまいます。

手首の返し方を細かく意識する前に、まずは以下のシンプルなポイントだけを意識してみて下さい。

・体幹軸を意識して上半身の前傾をキープする
・左お尻を後ろに引くパワー(エンジン)を使う
・グリップは優しく緩く握る
・トップから右足前に向かって真っ直ぐダウンスイングする

これだけで、後ろから見たプロのような美しい縦振りが再現でき、自然と手首は返って、フォロースルーからフィニッシュまで一気にスイングが完成します!。

練習の時はしっかり頭で考えて取り組み、いざラウンド(本番)の時はスイングのことはあえて考えず、自分の感覚に任せてみる。

そんな風にメリハリをつけながら、ゴルフは楽しく、明るく、元気にやっていきましょうね!。

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松山英樹スケジュール試合予定確認表2026

松山英樹スケジュール試合予定確認表2026【10/12更新】最新版

2026.10.11

さあ行くぞ松山英樹。そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。

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