今回は、ゴルフでのアイアンのスイング軌道のお話です。実際のアイアンのスイング軌道はどうなのか?の話なのですが、もう知ってますよね?。
ボールに対してアウト・サイド・インに振るとスライスになって、イン・サイド・アウトにスイングするとフックになって、ボールが左に飛んで行きます。
結局一番知りたいのは、フックやスライスにならないアイアンクラブのスイングの方法ですよね!。今回は、ゴルフアイアンのスイング軌道のお話です。
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この記事の内容です・・
■基本的考え方です、アイアンのスイング軌道・・
ゴルフアイアンのスイング軌道から結果として出てくる打球の再確認です。原因と結果の再確認です。
実際はアイアンのスイング軌道とインパクト時のフェイスの向きによってボールの飛び方が変わってきます。ネットで検索するといろいろ詳しい解説が出てきますが、サラットカンタンに一覧表にしてみました。
❒3種類のスイング軌道と3種類のフェースの向きでできる9種類の弾道 一覧表
NO | アイアンスイングの軌道 | インパクト時のクラブフェイスの向き | ボールの飛び方 |
1 | アウト・サイド・イン | クローズ | 左に出て、そこからフック回転でもっと左に曲がって行きます |
2 | アウト・サイド・イン | スクエア | 左にまっすぐ飛び出して、そのまま真っ直ぐ飛んで行きます |
3 | アウト・サイド・イン | オープン | 左に出て、そこからスライス回転によって右に曲がって行きます |
4 | イン・サイド・イン・ストレート | クローズ | まっすぐ出て、ボールがフック回転して、左へ曲がって行きます |
5 | イン・サイド・イン・ストレート | スクエア | まっすぐ飛び出て、そのまま飛んで行きます。理想です。 |
6 | イン・サイド・イン・ストレート | オープン | まっすぐ出て、ボールがスライス回転して、右へ曲がって行きます |
7 | イン・サイド・アウト | クローズ | 右に出て、そこからフック回転でもっと左に曲がって行きます |
8 | イン・サイド・アウト | スクエア | 右にまっすぐ飛び出して、そのまま真っ直ぐ飛んで行きます |
9 | イン・サイド・アウト | オープン | 右に出て、そこからスライス回転によって右に曲がって行きます |
わたしらが日頃一番気になる・・ボールがとにかく真っ直ぐ思ったところに飛んで行かない事に関しては、アイアンのスイング軌道としては3種類考えられています。
イン・サイド・インが一番良いとされています。なお且つフェイスがスクエア、真っ直ぐなインパクトが理想です。ボールの飛び方から推測して、どんなスイング軌道になっているのか、原因を判断するために使います。
ちなみによく言われる「ドローボール」は、NO4の打球でも、適度なインサイドイン軌道で、緩やかなフック回転でやや右に飛び出してボールの落ち際で緩やかに左に戻ってくる打球です。
「フェードボール」は、NO6の打球でも適度なインサイドイン軌道で、緩やかなスライス回転でやや左に飛び出してボールの落ち際で緩やかに右に戻ってくる打球です。
どちらも適度にやれば、ストレートボールより使いやすい、あこがれのプロも使う実践的な打球です。いかがでしょうかぁ??
ただし、今までのインサイドインとかアウトサイドインというのは、あくまでもボールに対してのスイング軌道のお話です。
そして毎回のスイングで、アイアンスイングの軌道を意識してできる皆さんはそれでいいのですが、一般的に言われるわたしらも含めて初心者はなかなか大変です。
グリップ、アドレス、スタンスはスイングするための基本として大事ですが、それからのスイング方法についてはできるだけカンタンにイメージできないか?と思います。
ボールに当てるだけならまだしも、飛ばしたいとか、ちゃんとグリーンを狙いたいとか考えるとトップがどうのフォローがどうのいろいろ大変です。
アイアンスイングの軌道を毎回一定にするための注意点がとにかく多すぎます。
ヒトそれぞれスイングのカタチが違う。
考え方が違う。
イメージが違う。
見た目のイメージと実際のスイングしているヒトのイメージがそれぞれ違うんです。
そこでどうしたらいいのか?いろいろ徹底調査しました。
■アイアンのスイング軌道・・イメージです
想いに反して飛び出すスライスやフックなどの打球を出さないようにするためのスイングイメージです。
一般的によく言われる、見た目の話では無くて、実際スイングする立場での意識するポイントです。上手く意識できれば、結果的に見た目で一般的によく言われるスイングと見た感じはまったく変わりません。
一番カンタンなスイング軌道の考え方、イメージです。コレなら大丈夫!!わたしらもすでに練習してみて納得済みです。オススメです。いかがでしょうかぁ??
ズバリ!!縦振りです。
❐ゴルフアイアンのスイング軌道は、縦振りです。
実際にアイアンをスイングする、振るアナタ自身のスイングイメージです。
ええ??そんな、縦に振るだけやったらボールにヘッドが当たらへんやん!と、思いませんか?。ところが大丈夫なんです。
なぜクラブヘッドがちゃんとボールに当たるのか?そこのところを言い出すと、ながーい話になるんですが、カンタンに言ってしまうと最初にアドレスした前傾角度の感じを保っていれば、まったく問題ありません。
特にもっと言えば、目線、視線、目とボールの距離感を一定に保つ意識があれば、うまく行きます。
❒ゴルフアイアンのスイング軌道を縦振りにするやり方です。
(1)アドレスしたまま、右肩、右鎖骨、右尻をカラダの後ろに引くようにバックスイングします。
(2)トップの位置?とかは、特に気にせずグリップが右肩の高さにぐらいを目標にします。
(3)頭も目線もバックスイングに合わせて、飛球線後方に動いても大丈夫です。
(4)グリップがトップの位置に来ると、たぶん胸が飛球線後方に向いていると思います。解説書でよくある背中が目標方向を向いている状態です。
(5)ここからです。(4)の状態のまま、スイングの最下点を目指して、実際やってるアナタのイメージは手打ち感覚ですが、グリップを縦に振り下ろします。
(6)練習イメージでは、右足の前とか、スイングの最下点を目標に振り下ろします。体重は左足をあげれるくらい右足に残したままで、振り下ろします。
(このときに右足前を意識し過ぎて、ガンバリ過ぎると手にチカラが入って、ダフッたりします。カラダの回転する勢い、お腹を右もしくは左に振る勢いで振り下ろす?イメージです。)
左尻を後ろに引くイメージ、パワー、勢いで振り下ろしてもOKです。グリップのチカラが抜けて勝手に手が元のアドレスの位置に戻ってきます。
(バックスイングの状態のまま、左尻のパワーでカラダ(お腹)だけ先に回転する・・そんなイメージです)
(7)ボールをヒットしたら、後は遠心力でクラブが勝手に目標方向にフォローが出るそんなイメージです。あまりしっかりグリップしていると、カラダにチカラが入ってフォローが出ません(笑)。
(8)お腹を飛球線方向に向けるとか、右足太腿を左足太腿に付けるとか、イメージします。腕を飛球線方向に伸ばすでもOKです。上半身がよりフォロー方向に回ります。
(9)最後は左足1本、カカトで立ってフィニッシュです。
トップからボールまでの勝負です。縦振りの勢いでボールをヒットします。意外と右足から左足への体重移動のイメージはありません。
ゴルフボールが大きな3kgの重いメディシンボールだと思って、ぶっ叩きましょう!!。ぶっ叩くと思うと、トップからつい手が先に動きますが・・(笑)。失敗します。
❐ぶっ叩くお話はこちら・・
左尻を背中側に引くパワーで勝手に上半身の両腕がボールのところに戻ってきます。グリップのチカラが抜けていれば抜けているほど、上手く行きます。
ボールをヒットするまで右足体重のイメージです。いかがでしょうかぁ??
上半身、胸はボールを見て、下半身は左尻が背中側に動いてパワーを生み出しています。ボールをインパクトした後は、腕を飛球線方向に伸ばすイメージがあればOKです。
腕でボールを叩こうと思うと、腕にチカラが入って腕が伸びなくなります。下半身が左に回っていれば、ハンドファーストも自動的にできます。手首を返す??事も腕を伸ばすイメージがあれば自動的にできます。
ヒトそれぞれいろんな感覚があるので、見た目の動き、動作を真似するといろんなイメージが生まれます。たかが腕のチカラだけでは飛ばないと手打ちゴルフがダメ?だと思っているので「左尻を背中側に引くパワー」を使うお話が基本になっています。
下半身の大きなパワーを上手く使いましょう。そしていつも上手く、何回やっても上手く行くように練習しましょう。再現性を高めましょう。そのために器用な手は極力使わず鈍感なカラダを上手く使いましょう。
(右から2番目、上半身は後ろを向いたままのイメージです)
トップからボールまでの勝負なのですが、ボールに当てに行く気持ちは要りません。グリップを柔らかくしたまま上半身若干後ろを向いたイメージで、最下点目指してクラブを振り下ろす。
コレだけです。
スイングの最下点がどこか?アドレスの前傾そのままであれば、なにも気にせず振り下ろすだけでカンタンにボールをヒットできます。
クラブヘッドを上手くボールに当てようとかと考える必要もありません。勝手に遠心力でヘッドが返ってボールに当たります。
縦振りで、腕を振り下ろすように使うので横に体重移動するイメージが無くなります。
前傾角度をそのままに、右足でクッと体重を支えながら、縦振りで腕を振り下ろすと、腰のあたりを過ぎたところから勝手に遠心力でクラブヘッドがボールに向かって回ってきます。
ホントに最初は不思議ですが、スッゴイ打球が出ます。ちょっと慣れるまで自分の打球が見えません(笑)。
そして、右足前あたりで、意識してクッと右手でグリップを握るようにするともっとパワーが出ます。若干パワー出過ぎてダフるかも知れません。そんな場合は、ボールをトップ打ちする感覚でスイングすると上手く行きます。
ボール見たさにカラダを早く回すと、NO2の真っ直ぐな左に出るボールになって失敗します。あるとしたら、NO2もしくはNo8です。
一般的にいうスイング軌道のお話とちょっと違いますが、いかがでしょうかぁ??コレで実際ボールが曲がると言うことは意外とありません。
このコックを保ったまま・・と言うのも意識して保つのでは無く、トップでできたコックのまま右肘から両腕をそのまま真下に下ろすイメージです。
まわりから見たイメージだと、コックを保ってる意識があるように見えるのですが、縦振りのイメージができると勝手にコックが保てます。自分からボールを打ちに行くとコックは保てなくなります。
●前傾を早く起こしてボールを見ると、NO2左にまっすぐ飛び出して、そのまま真っ直ぐ飛んで行きます。
●逆に頭を残し過ぎるとNO8右にまっすぐ飛び出して、そのまま真っ直ぐ飛んで行きます。いかがでしょうかぁ??
やっかいで、想いに反して飛び出す、スライスやフックなどの打球を出さないようにするための「縦振りゴルフアイアンのスイング軌道」のスイングイメージです。
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■縦振りです??アイアンのスイング軌道・・
ゴルフのスイングは縦振りか?横振りか?とよくそんな記事を雑誌やネットなどで見ることがあります。
ヒトがスイングしているのをすぐ横で見ていると、当たり前に横振りのように見えます。
右打ちの場合、ボールに対してクラブヘッドが右から左に動きながらボールをヒットするわけですから・・、誰が見ても、クラブヘッドがゴルファーの視線から見ても横に動くのでそう思ってしまいます。
ゴルフクラブ、アイアンでボールを横から払い打っているイメージです。コレが実は、スライスやフックの一番の原因です。
(ボールを打ちに行く!と思うと、横振りに見える)
ボールを横から払い打っているイメージを持ってゴルフを始めると、どうしても右から左への体重移動とか、右足から左足への重心移動の勢いでボールを払い打とうと思ってしまいます。
すると、どうしてもカラダ自体が右から左に移動しながらボールを打つことになるので、クラブヘッドはアウト・サイド・インやイン・サイド・アウトにばらつく原因を作ります。
そこで、何度も言いますが・・縦振りのゴルフアイアンのスイング軌道のお話です。
実はこの「縦振りのゴルフアイアンのスイング軌道」、アイアンだけで無くて、ドライバーやフェアウエイウッド、ウェッジでも使えます。
クラブの長さが変わる分だけ縦振りのタイミング、速さが若干早くなったり遅くなったりするだけです。わたしらがそう思ってるだけかもしれませんが・・(笑)。
ドライバーの場合はグァーと振り下ろすイメージです。アイアンは、シュパッと振り下ろす感じわかりますかぁ??(笑)。
ゴルフのスイングは見た目で判断してはいけません。
この「縦振りのゴルフアイアンのスイング軌道」を意識しだすと、プロゴルファーのスイングすべてが縦振りに見えるから不思議なモノです。
「左尻を背中側に引くパワー」と同時に、腕の重さに任せて、トップかでグリップ止まってるところから腕のチカラを抜いて、グリップを右肘から真下に下ろすイメージです。
グリップのチカラが抜けているとクラブヘッドが背中側に落ちてインサイドからダウンスイングが始まります。全部「左尻を背中側に引くパワー」に任せて動きます。
上半身(腹筋を締めたお腹)はあくまでもボールの正面、下半身(左尻・骨盤)は全部「左尻を背中側に引くパワー」に任せて動きます。
右端が(上半身ボールの正面、下半身は全部「左尻を背中側に引くパワー」に任せた)画像です。
ゴルフは見た目と実際の本人意識が違います。そして、やってる本人もなかなか説明不足でその辺を言いません、説明しません。(爆笑)
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■動画で確認!アイアンのスイング軌道です
❒スイングを後方から見れば 腕は縦振り 松山英樹 R.マキロイ(YouTube動画)
アドレスでは、腕はほぼ垂直に垂らします。 腕を横に振ると遠心力でグリップが浮くから 腕は上から下に縦振りします。スイングを正面だけから見ると 体の回転で意図的に 腕を横に振っている様に見えます。
後方から見れば、よりシンプルにゴルファーの意思がよく見えます。 ただ高い所から低い所へ 重力を利用して腕を振り下ろせば(勝手に)正解です。
なぜプロはふらつかず、わたしらはグラつくのか? プロは横方向に大きな力を加えず、 上から下に腕を振るからブレません。 わたしらは腕を横に振り回すからカラダ もグリップも重心も浮いて 前後左右にグラつきます。
格言!!「素振りはふらつかず、空振りはふらついて転ける・・」
❒縦振りのためのドリル!!ゴルフアイアンのスイング軌道(YouTube動画)
縦振りのスイング軌道にするためのドリルです。「背面打ちドリル」です。やったことありますか?動画をみて、一度練習場でやって見て下さい。クラブを下ろす方向とチカラの入れる感覚がわかります。
上げるのも脚とか、下ろすのも脚とか・・実はスゴイこと言ってます。腕のチカラを抜いて下半身のパワーでクラブを縦に振る・・イメージです。
❒ゴルフの練習方法 背面ドリルでドライバーの飛距離アップ(YouTube動画)
ドライバーでの「背面打ちドリル」です。ゆっくりやっていただけるので、わかりやすいかも知れません。実際やって見ると、ゴルフでのドライバーでの説明ですが、同じようにアイアンのスイング軌道がわかります。
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■まとめです・・
ゴルフアイアンのスイング軌道のお話、当たり前のお話からとんでもない?縦振りの話になってしまいましたが、いかがでしょうかぁ??
百聞は一見にしかず・・やったもん勝ち!!。
どうしてもゴルフのスイング、動作、動きはヒトのを見て参考にしようと思っても、皆さんスイングイメージが違うのでなかなか難しいのです。
うまい先輩に「どうやって振ってるんですか?」と聞いても、なかなかそのイメージは伝わってきません。本人が教えたくないと思っているのかと、思うときもあるくらいです。
おまえに言ってもわからんやろうと・・バカにされているのか?と、思うときもあります。
レッスンプロなどと言われる皆さんも、ほぼ同じです。m(_ _)m
あーでもない、こーでもないとスイングの見た目のカタチは説明、解説していただけますが、なかなかその本質、本当のところは伝わってきません。
おまえに言ってわかってしまうと、今後の仕事が無くなる?と思われてるのかと、考えてしまうときもあります。
誰でもわかる、わかりやすい、自分のスイングの全体像のイメージができるような、そんな体験、レッスンができれば、そしてラウンドの時にそのイメージどおりできたら、最高に楽しいラウンドできると思うのですが、いかがでしょうかぁ~。
❐FaceBookもやってます。こちらです!!「ゴルフ通信!松山英樹応援ブログ 出張所」
❐Twitterも何とかやってます、よろしくお願い致します!!「山田佳男@ゴルフ!松山英樹」
さあ行くぞ!松山英樹。ちょっとここのところ変ですが・・・、応援・応援・応援!、焦らず・比べず・諦めず、そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。
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