今回は、初心者さんのルーティーンとその効果と実際のやり方というお話しです。初心者の皆さんがゴルフでコースデビューをしたとき必ず絶対役立つ知識です。
ルーティーンと言えば、チョットと前まではあのラグビーの五郎丸さんをスグ思い浮かべますが、ゴルフに限らず、イチローがバッターボックスに入った時にする動作など、一つの動作を行うときに「ルーティーン」が非常に大切になります。
なぜルーティーンが大切かというと、一つの動作、一発勝負と言うときに失敗せずに、確実に成功させる。そのためには、キッチリとルーティーンを行い、いつもと同じイメージで動作を行う事が、成功させるカギとなるからです。
ゴルフの1回のスイングだけを取ったら、長くても10秒。
ルーティーンを入れても長くて1分弱。9ホール、ハーフラウンドして2時間30分。50回スイングした、打球を打ったとしても50分とすると、残り1時間40分は、移動か他のメンバーのショットを見ているかです。
なので、自分のショットの順番が来たときに、間違いなくいつもと同じようにスイングするために、ルーティーンが必要になります。
通常のラウンドでは、自分の順番が来るまでは、他のメンバーのショットを見たり、ボールの方向を確認したり、カートの運転をしたりと自分の事はなかなかできません。
そんな中でも、ゴルフになれた上手な皆さんは、風の流れ、自分のボールの状況、ピンの位置、グリーンの状況などを見ながら次はどんなショットを、どう打とうかと考えているわけです。
そして、わたしら初心者は自分のショットの順番が回ってきたときに、いかに「冷静に、いつも通りに、一発勝負ができるか」が大切なのです。
一発勝負というと、何かとてもギャンブルしているようなイメージを持ちますが、それまでの冷静な判断と正しいルーティーンができれば落ち着いた一発勝負ができるかも知れません。
初心者な時ほど、ラウンドの経験値が少なければ少ないほど、冷静な判断と正しいルーティーンの必要性がまず理解できません。練習場で何度も何度も、100球も200球も連続で打つ練習をしているとなかなか理解しづらいお話です。
弓道(きゅうどう)で、和弓を使い矢を射て、的にあてる一連の所作のようなルーティーン、ラグビーの五郎丸選手がトライ後に行われるプレースキックを行う時のような、一瞬の緊張した場面になればなるほど、ルーティーンが必要です。
わたしらも含めて、初心者の皆さんが打つショット1打1打、一瞬の緊張した場面になればなるほど、ルーティーンが必要です。
ところで・・松山英樹のPGAツアー賞金ランキングは2019年8月19日現在、23位というところです、賞金額はトータル、333万5,137ドル(約3億5,400万円)となっています。
ツアー選手権最終日 松山英樹は、6位で最終ラウンドをスタート!!3バーディ4ボギーの「71」でプレーし、通算5アンダーでツアー選手権を終えています。
結果9位タイで終えています。応援ありがとうございました!!m(_ _)m
今回の応援ブログは、初心者の皆さんがゴルフでラウンドをするときに必要な、ルーティーンとその効果と実際のやり方というお話しです。どんな流れで、何を意識して、どう決めれば自分に合った最適のルーティーンができるのか徹底調査しました。
ゴルフをしないアナタにも、ゴルフ初心者のアナタにも、な~んかチョットだれかに話したくなるような、ゴルフでラウンドをするときに必要な、ルーティーンとその効果と実際のやり方のお話ブログにしたいと思っています。
ゴルフも、ブログも、まだまだ初心者の私、山田といいます。よろしくお願いいたします。
この記事の内容です・・
■ルーティーンに対する考え方
わたしらも含めて初心者の皆さんがルーティーンをめんどくさがってやらない理由、ルーティーンなんてやっても結果ナイスショットができない、思った通りのショットが打てないと思っているからです。
そのとーりです。100%完璧なショットってできません。
できないけれども、一応こうしたいとか、ピンに向かって打ちたいとか、フェアウエイのあそこに打ちたいとか、何か考えて、思って打ってるはずです。
(あそこには打ちたくない・・・この考え、否定的な考え方はやめましょう!!メリットゼロです。)
その想いに少しでも近づけるために、100%は無理でも50%、30%、10%少しでも理想に近づけるための第一歩がルーティーンです。
練習場のイメージをそのままに打ちたいと思うなら、練習場と同じイメージ、同じ雰囲気、意識になる事が大事です。練習場でラウンドと同じイメージでショットしたことがありますか?。
練習場とラウンドを同じイメージ、意識にできるように、ルーティーンも含めて練習しましょう。いかがでしょうかぁ??
(方向を見定める、ルーティーン)
実際ゴルフ場でラウンドするときというのは、気分もハイテンションになってます。
自分が初心者なのでメンバーに気を使います。何もしていないのに、失敗したら恥ずかしいとか、時間がかかると迷惑をかけるとか気を使います。
そう思えば思うほどいつもと違う自分が出てきます。普段の自分なら考えもしないような事をしてしまいます。
ドライバーでティーショットを打つとチョロとかOBばっかりになってくると、どうしようも無くなって、それまで使ったことも無い3番ウッドや5番ウッドを持ち出して、余計失敗する。
カート道から遠いところばっかりに打球が飛んで、グリーンが近づいているのに5番アイアンやユーティリティで無理矢理ボールを打ったりする。
グリーン周りやバンカーにボールが入ったにも関わらず、クラブを交換に行くのが遠い、時間がかかると焦ってピッチングなので適当にやって余計時間をかける。
そんな感じで言い出したらキリが無いほどいろいろあります・・いかがでしょうかぁ??
しかしどうしても他のメンバーが先々にグリーンへ行ってしまうので焦る気持ちが出ます。そんな焦る気持ちを抑えるのもルーティーンです。
近頃はラグビーの五郎丸選手のルーティーンが有名になりましたが、ゴルフでも過去から当たり前のようにルーティーンを行います。
初心者だからこそ面倒だと言わず、練習場で練習しているときから自分のルーティーンを練習しましょう。
そして大事な事は、ルーティーンにかかる時間、秒数をカウントしておきましょう。
❒わたしらの場合でもゆっくりやって40秒です。一回のショットにかかる時間です。
①ボールの後ろで、打つ方向目標を決める
②その場で素振り2回
③ボールに近づいて飛球線にスタンスを平行に合わせる
④もう一回、本気の素振り、ボールの飛んで行く先をイメージして見る
⑤本番ショット(松山英樹の感じで・・)
⑥フォロースルーで打球の行き先確認。
①~⑥までで、40秒弱です。いかがでしょうかぁ?
そして、初心者のわたしらは、他のメンバーのルーティーンを黙ってカウントするんです。
他のメンバーがどれくらいショットに時間をかけているのか、その時間、秒数より大幅に遅くなければ焦る事はありません、落ち着いていつも通りのアナタのルーティーンを行ってショットを行えばいいのです。
グリーンにのせるのが最後になっても焦る必要はありません。ちゃんといつも通りのアナタのルーティーンを行えば、最後にグリーンに打球は乗ります。いかがでしょうかぁ?
■ショットのルーティーンのポイント
ドライバーだけではありませんが、スイングしてボールを打つ練習をする場合できるだけ、初心者だからと言わず自分のルーティーンを何度も繰り返してその流れでボールを打つ練習をしましょう。
まったくボールに当たらない時はまだまだルーティーンは無理ですが、それでも自分がボールを打って飛ばす方向、距離は別として、目標を決めて練習する事は絶対必要です。少し当たるようになってきたらやって見ましょう。
❒例えば・・・ルーティンの流れ
(1)ティアップしたボールの後方からボールとボールを飛ばす目標を直線で見て打つ方向を決める。
(2)方向が決まったら、ボールの飛球線、飛んでいく方向30cmくらい先の地面になにか目印を見つける。
(3)決めた目印とボールを結ぶ飛球線に対して直角に右手でドライバーを持って、クラブフェイスを合わせる。
(4)両肩、腰、両膝を飛球線に対して平行になるようにアドレスする。
(5)両足を広げスタンスをとって、リズム・タイミングをとってスイングする。
(6)ちゃんと構えたのだから、後は目を閉じていても振ったら当たる!ボールが飛んで行くと考える。
実際ゴルフ場でラウンドすると、毎回景色も変わる、地面の傾斜も変わる、目標も変わる、当たり前ですが何もかもまわりの環境が変わるので、ルーティーンさえやればいつも同じスイングができるように練習します。
実際のラウンドでは練習場のように、バンバン球を打てません、ほとんどが他の人のスイングや打球を見ているか、ボールを探しているか、移動しているかです。
なので、ルーティーンをすればいつも同じイメージで、落ち着いて、スイングができると信じられるようなるまで練習しましょう。自分のボールを飛ばすのは、打つのはあなたです。
❒ドライバーのスイングの方法については・・・この記事がオススメです。
「ゴルフ!ドライバー、初心者もわかりやすい、打ち方とコツ!」、ちょっとリニューアルしてます。お尻の秘密あります!。
■パッティングのルーティーンのポイント
パッティングも同じように自分の順番が来てから、しっかりルーティーンを行ってパッティングを行います。
自分の順番が来る前に、確認しておかなければいけない事は3つです。
①下りのパットなのか、上りのパットなのか
②スライスラインか、フックラインか
③カップを通る最大傾斜線はどこか(カップからボールを転がすと自然に転んで行く方向)
この3つを確認するために、自分のパッティングの順番が来るまでに、3カ所から確認します。
①自分のボールの位置後方からカップに向けてラインを見る。フック、スライス、上り下りの度合い。
②目標のカップの位置から自分のボールを見てラインを確認する。フック、スライス、上り下りの度合い。
③カップと自分のボールを結ぶラインを真横から見える位置で、上りか下りかを確認する。
最大傾斜線はカップの上流、上の方からカップの切り口を見て、切り口がグリーン面と水平に見える場所を探します。その位置が最大傾斜線になるので、最大傾斜線と自分のボール位置との関係でフック、スライスの度合いをイメージします。
この3つが自分のパッティングを行うまでに確認ができれば、あとは距離感のイメージだけです。上りは43cmオーバー下りは43cm手前に仮想カップをイメージするなどよく言われますが、目安としていかがでしょうかぁ?
いずれにしても、それぞれを確認するために時間をかけてしまって、他のメンバーに迷惑をかけては本末転倒ですので、十分注意しましょう。
自分が最後にグリーンオンして、最初にパッティングしなければいけないときはどうするのか、そんな確認する時間はあるのかというお話もありますが、最低でも上りか、下りか大きな傾斜はグリーンに近づく前に確認しておきましょう。
少しづつ少しづつ練習しましょう。そうなんだと・・いつも意識することで、だんだん自然に見えるように、確認できるようになってきます。知らなければいつまで経ってもできません。
純目、逆目のお話しもありますが、まだまだそこまでわたしらは考えられません。次の段階で考える事にしましょう。
ファーストパットで寄せて、セカンドパットで入れる。たとえ30cmのショートパットでもしっかり構えてパッティングするクセをつけましょう。
❒例えば・・・ルーティンの流れ
(1)パッティングラインの後ろから、スライスラインでもフックラインでもボールが曲がり出すポイントをイメージして決めて、目印を探す。
(2-1)下りのパットでボールが曲がり出すポイント、目印がパッティングラインの中間点よりボールよりにある場合ほど弱めにボールを打ち出す。
(2-2)上りのパットでボールが曲がり出すポイント、目印がパッティングラインの中間点よりカップよりにある場合ほど強めにボールを打ち出す。
(3)イメージしたボールを一度素振りして、パッティングラインをボールが転がってカップインするイメージを頭に描く。
(4)素振りしたときの感覚で、イメージしたボールが曲がり出すポイントに向かってまっすぐボールを打ち出す。
(5)イメージ通りの速さでボールがパッティングラインを転がって、カップインする。
そんなうまいこといくわけないやろう!!と思っている、アナタ。入るとイメージすることが一番大事です。ロングパットなら入らなくても、カップの周りに近づいて次のパットで必ずカップインするとイメージすることが大事です。
私も含めて、初心者さんが一番思うのは、3パット、4パットのカップ周りを行ったり来たりして、他のメンバーに迷惑をかけると考えてしまうと、必ずショートパットになります。
何度も言いますが・・
①下りのパットなのか、上りのパットなのか?
②スライスラインか、フックラインか?
③カップを通る最大傾斜線はどこか(カップからボールを転がすと自然に転んで行く方向)?
これさえわかれば、上りはカップオーバー、下りはカップ手前に仮想カップをイメージして、打って見ましょう。
日頃の自分のパッティングストロークを再現できる、思い出せるルーティーンを日頃から練習しましょう。
ちょっとルーティーンのお話から、パッティングのお話になってしまいましたが、最後にパッティング練習のヒントです。
❒こんな練習器具があります。パッティングの基本の基本、まっすぐ打ち出す練習をするための練習器具です。
![]() Dave Pelz’s Putting Tutorデーブぺルツパッティングチューターパター練習器具 ミケルソン |
❒内藤雄士プロ推奨!ちょっとお手頃価格です。
![]() ヤマニ カップインゲート 練習器具 YAMANI CUP IN GATE QMMGNT25 |
日頃のパッティングの練習方法は、10mくらいのロングパットができればいいのですが、なかなかそんな練習場所はありません、自宅の中でもできるだけ長い距離を練習すると、パッティングは格段にイイ感じになってきます。
廊下の端にペットボトルを置いて、当てずに近づける練習も効果あります。短い距離からだんだん離れていって同じように打てるように練習しましょう。メッチャ腰に来ますが、頑張りましょう(笑)。
❒パッティングに関しては、こんな記事も参考になります。ルーティーンとは違った観点から考えています。いかがでしょうかぁ??
「松山英樹のパターの長さ、グリップ方法と、初心者もできるパッティング徹底調査です。」、きっと参考になります。
❒36Golf 正しいアドレスの入り方(YouTube動画)
ルーティーンも落ち着くために大事ですが、それ以上に飛球線と自分の肩のラインが平行か・・確認すること、大事です。スグ右向いてしまいます。(笑)
❒アドレスで右を向いてしまう理由と対策(YouTube動画)
そんな事あるのか?と思いますが・・あるんです。右を向いてしまうといろいろ・・ややこしい事になります。
上の動画とはまた違ったルーティーン、セットアップの方法です。自分が飛球線にまず平行に立つ事から合わせます。
3:00くらいから・・必見です。
❒ゴルフコース内でも方向を正しくとる方法、GEN-TENゴルフコースレッスン(YouTube動画)
ティーショットでも使えます。必見!右向かないようにする方法です。
❒タイガー・ウッズ、10番ホール ルーティン&ティショット後方から(YouTube動画)
意外と当たり前のことしか言ってません・・残念!(笑)
■まず、PGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~
わたしらも含めて初心者の皆さんが、ゴルフでラウンドするときのルーティーンとその効果と実際のやり方というお話しでした。
初心者の時はとにかく同じ組のメンバーについて行くのが精一杯で、ルーティーンとか、その実際のやり方なんて考える余裕がありません。
とはいうものの、知っていると知らないとでは大きな違いが後になって出てきます。自分はできなくても、とにかく他のメンバーがどんなルーティーンをしているのか、それにどれくらい時間をかけているのか確認するだけでもスゴイ効果があります。
一緒にラウンドしたメンバーのなかでショットパットの上手い先輩のルーティーン時間を確認しましょう。今後皆さんがゴルフでコースラウンドをするときの必ず絶対役立つ知識になります。
いつも思うのですが、実際ラウンドしながら、一発の自分のスイングに集中しようと思ったら、毎回のルーティーンのやり方が大事になってきます。これさえやれば、このルーティーンをやればいつも通りにショットが打てると納得して、確信していないといないとやってられないと思います。
自分が納得した、確信したルーティーンそれがあってのスイングの話です。1発の気持ちのいいスイングをするために、気持ち良く振ったら普通に当たる。一瞬のスイングの世界にいろいろゴチャゴチャ考えない、実際考えられない。
そんな1発の気持ちのいいスイングをするために練習の時はルーティーンもやってしっかり考えて、ラウンドの時はスイングのことはあえて考えず感覚に任せた方がよいのか、そんなことを考えながらもゴルフは楽しく、明るく、元気にやりましょう!!ね。
さあ行くぞ松山英樹。そんなこんな言いながらコレからも松山英樹、まずはPGAツアー賞金王になるまで応援するでぇ~。乞うご期待。